E資格の黒本とは?利用するメリットと人気の黒本を紹介

E資格の黒本というものをご存知でしょうか。E資格の取得にあたり、質の高い問題集として多くの受験生から利用されているもので、独学で勉強をしている人には必要不可欠の存在です。こちらでは、E資格の黒本を利用するメリット等についてご紹介していきます。

E資格の黒本とは?

E資格、いわゆるディープラーニングに関して学ぶうえで、多くの受験生から支持されている書籍の通称に赤本と黒本があります。赤本というのは「ゼロから作るDeep Learning」、黒本は「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集」のことであり、いずれも表紙が赤系統、黒系統でまとめられていることからこの呼び名が広がっています。そして、赤本は通称ぜろつくシリーズと呼ばれていて複数種類の出版がされていますが、黒本は徹底攻略シリーズとして、E視覚以外にも様々なIT資格の攻略本として定評を得ているシリーズです。

赤本が参考資料としてテキスト代わりにも使えるのに対し、黒本はいわゆる問題集です。AI初心者やエンジニアの知識、経験がない人からすれば需要がそれほど内容に思われるでしょう。しかし、実際には難易度の高いE資格を取得するためには、黒本の活用は欠かせません。

そもそも、E資格を取得するためには、受験資格としてJDLA認定プログラムという講座を受講する必要があります。ここで基本的な学習ができるため、容易に資格取得ができるだろうと考える人は少なくありませんが、JDLA認定プログラムの受講だけでは、E資格の取得ができるレベルの知識やスキルを身につけることは困難です。実際、講義で学んだこと以外に資格試験で問題が出されることもありますので、確実に資格を取得するためには独学で不足している知識やスキルを補う必要があります。

元々エンジニアとしての経験や知識がある人ならばともかく、初心者がE資格に合格したいのならば、黒本や赤本を使った学習は必要不可欠と言えるでしょう。

では、黒本がどのように役立つのでしょうか。独学でE資格を目指す場合、まずはJDLA認定プログラムで入手したテキストに加え、赤本を使って必要な知識を保管していくことになります。しかし、知識が身についたとしても、実際の資格試験がどのようなものなのかを理解していなければ、受験対策として十分とは言えないでしょう。

その点、赤本は初心者が知らない専門用語などについて詳しく説明しているため、無理なくより高度な学習を進めることが可能です。一方、黒本は問題のクオリティが高く、解説が丁寧なので、問題を解きながら応用力が身につくという利点があります。実際の資格試験に近い問題が出されていますし、解答解説ページでは答えだけでなく問題の解き方や必要な知識について詳しく書かれていますので、問題を解きながら合格に必要な能力を身につけられるでしょう。

E資格の黒本3

E資格の取得を目指すにあたり、どの黒本を用意したらよいのでしょうか。受験生に人気のある黒本を見ていきましょう。

徹底攻略ディープラーニング E資格エンジニア問題集 第2

E資格対策として唯一の問題集となっているこちらの黒本は、2021年に改訂が行われ、より現在の受験内容に合致する問題集になっています。初版と比べても誤りが少なくなり、受験内容に即した問題と詳細で正確な解説が用意されていますので、模擬試験代わりに利用しても良いでしょう。実際の試験と同様に、多岐選択形式の問題構成でさまざまな分野から出題されていますので、受験前にこちらを一通りこなしておくと、かなり自信がつく内容となっています。模擬試験の問題もあるので、時間配分を検討しながら解いていく練習にもなりますし、出題範囲を網羅しているため、苦手な場所を見つけるのにも役立ちます。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2

E資格に関する知識を身につけるために、こちらの黒本を活用するのもおすすめです。2021年に公開された最新のシラバスに従って人工知能と法律·契約及び動向を追加し、知財や発明、AI創作物の著作権、国や自治体の活用方針などディープラーニングに関して知っておきたい知識を保管するのに役立つ参考書になっています。

徹底攻略データサイエンティスト検定問題集[リテラシーレベル]対応

2021年から始まったデータサイエンティスト検定のリテラシーレベル試験に対応した問題集です。データサイエンス、データエンジニア、ビジネスに関する知識を問われる内容で、E資格を取得した後、独立や転職する上でも知っておくと便利な内容について出題されています。資格取得にとどまらず、今後ビジネスとして資格を役立てるならば一通り挑戦しておいた方が良いでしょう。

黒本を読んだ人の口コミ

黒本を読んだ人の口コミは、どのようになっているのでしょうか。

基本的には、黒本を利用してよかったと好意的に評価する口コミが多く見られます。例えば、「ディープラーニングの復習や理解につながった、なぜこのような答えになるのかという解説が分かりやすく、理解力を深められた」といった意見が少なくありません。赤本と一緒に購入し、独学でE資格取得に至ったという意見も多く見られます。中には、プログラムでは学ぶことがなかった知識に触れることができ、資格取得につながったという口コミまで見られます。

一方で、範囲をカバーできていなかったという口コミもあります。シラバスが変更になり、出題範囲をすべて網羅していなかったため、ぎりぎりの合格になったというレビューや、誤植が多く他の書籍とあわせて確認しなければならなかったという口コミがあることから、最新のシラバスを確認した上で不足している部分は他のテキストを活用するといった勉強方法を考える必要があるでしょう。

しかし、総じて書籍自体に対する評価は高く、購入してよかったという意見が多く見られます。

E資格で黒本を使用するメリット

E資格の勉強をする際、黒本を使用するメリットは何でしょうか。

初心者にとって、学習することと試験問題を解くことは全く別物と言っても差し支えありません。テキストを読んで理解したつもりになっていても、応用問題に向き合ったとき、その知識を十分に活用できずに解凍できなかったというケースは少なくないのです。そのため、E資格初心者が資格試験の勉強をするときも、分かりやすいテキストを読み進めていくだけでなく、受験の練習として問題を解いていく必要があります。

しかし、E資格の過去問は公開されていないため、過去問を解いて実力をつけていくことができません。その点、黒本は実際にE資格に合格した人が作成しているため、高品質で受験の練習に対応できるような問題が多く用意されています。問題を解いていくことで、自分の弱い部分や不足している部分を再確認し、試験に備えることができる点が大きなメリットと言えるでしょう。

E資格の黒本は受験勉強に役立つ重要な資料

このように、E資格を取得するにあたり、黒本は実際の受験問題への対策としても、問題の傾向を掴むための資料としても非常に重要な役割を担っています。これからE資格の取得を目指すのであれば、ぜひ活用しましょう。

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