E資格のおすすめ認定プログラム6選!各講座の特徴や価格、受講スタイルを解説

AI技術が急速に進む中、重要性を増している資格がE資格です。キャリア形成や就職活動の際に有利に働くケースも多いので、「E資格を取得したい」と思っている人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、人気のE資格について、E資格の認定プログラムを受講できる講座と共にご紹介します。

E資格とは

E資格とは、AIエンジニアとしての知識や技術を保有していることを証明する資格です。具体的には、機械学習の手法の一つ・ディープラーニング(深層学習)の理論を理解しているか、実装する技術があるか、また実装の際に適切な手法を選択できるかなどの能力が問われます。

試験は、全国各地の指定会場で1年間に2回開催され、試験時間は120分です。受験費用は一般が33,000円、学生は22,000円となっています。また、E資格を受験する際には、試験日からさかのぼって2年以内にJDLA認定プログラムを修了していなければいけません。国内におけるAI関連の資格では最も認知度が高く、かつ高難易度な資格でもあります。

ちなみに、E資格と似た資格にはG検定があります。G検定の場合は、事前にJDLA認定プログラムを修了しておく必要はなく、受験も自宅で実施するオンライン形式です。試験回数は年間5回でE資格より難易度も低いので、事前にG検定に合格してからE資格取得を目指すケースも多く見られます。

E資格のJDLA認定プログラムとは

E資格のJDLA認定プログラムとは、E資格を主催するJDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)が定めた学習プログラムです。具体的には、Pythonによる実装演習、JDLAが定める最新のシラバスの内容を学習します。

JDLAの理事長は、日本ディープラーニング協会の理事長であり、国内のAI研究の第一人者でもある東京大学教授の松尾豊氏です。E資格を受験するためには、先述したように過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了しておかなければいけません。

E資格のJDLA認定プログラムに対応した講座6

今からは、E資格のJDLA認定プログラムに対応した講座を6選、おすすめ順に紹介していきます。講座ごとの特徴や価格、受講スタイルに着目して解説するので、「講座の選び方が分からない」という人は参考にしてください。

AI研究所のE資格対策ディープラーニング短期集中講座

当講座は、JDLA認定プログラムの修了率99.2%で、E資格合格率は83.3%超を誇る人気の講座です。特別顧問として東京大学の松原仁教授と慶応義塾大学の栗原聡教授を迎え、最新の試験範囲を網羅したカリキュラムを組んでいます。高等数学やPythonを用いたプログラミングなど基礎からスタートするので、AIに関する事前学習をする必要はありません。

受講スタイルは、対面で学ぶ会場受講、Zoomを使ったライブウェビナー、繰り返し動画視聴できるeラーニングの3種類から選べます。会場受講とライブウェビナーの開催期間は4日間で、価格はどちらも138,600円です。eラーニングの価格は76,780円で、申し込み後1年間視聴することができます。

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AIジョブカレのディープラーニング講座

AIに特化したプログラミングスクール・AIジョブカレが提供しているディープラーニング講座は、ハンズオン演習を用いた実践的なカリキュラムが特徴です。当講座は、プログラミング経験がある、もしく高等数学の知識がある人など、ある程度の事前知識がある人を対象としています。受講スタイルはオンライン講義で、価格は123,024円です。講座期間は、JDLA認定プログラムからE資格受験まで含めて3ヶ月となっています。模擬試験を受けたい場合は、追加の申し込みが必要です。

株式会社 zero to oneJDLAE資格」向け認定プログラム講座

当講座は、JDLA認定プログラムを修了した後にE資格合格を目指す人を対象としています。ディープラーニングの理論や実装手法について動画で学んでいき、各項目が終了したら自分で問題を解いていくという学習スタイルを採用しています。約5分の動画が200本以上あるので、「スキマ時間を有効活用したい」、「自分のペースで学習を進めたい」という人にピッタリです。学習目安時間は、約60100時間で(動画視聴、演習課題の修了を含む)、価格は165,000円、模擬試験には対応していません。

AidemyE資格対策講座

Python特化型プログラミングスクールのAidemyが提供するE資格対策講座も、JDLA認定プログラムに対応しています。AI未経験者でもE資格所得を目指せるように、チューターへの質問は無制限で対応。また、スクールが定めた条件に該当すれば、2度目のE資格受験まで継続してサポートする「合格保証制度」を適用しています。受講スタイルはオンラインで、学習目安時間は約100時間、講座期間は最長で最長11ヶ月です。価格は298,000円で、模擬試験は行っていません。

Study-AI株式会社の3ヶ月で現場で潰しが効くディープラーニング講座

当講座は、JDLA認定プログラムの認定からE資格受験まで対応しています。E資格の合格率は5期連続で85%を超え、累計受験者数は800名を突破しました。カリキュラムは、実践的手法を中心としているので、現場ですぐにスキルを活用したい人にもおすすめです。学習目安期間は3カ月で、受講形式はeラーニングとなっています。価格は495,000円です。

株式会社AVILENの全人類がわかるE資格講座

当講座は、JDLA認定プログラム修了後にE資格受験を目指す人を対象とした講座です。E資格の合格率は90%以上で、100社を超える大手企業が研修として活用しています。学習スタイルは動画視聴で学習するeラーニングで、テストやサポートはすべてオンラインで実施。コミュニティでは質問にも随時対応しています。試験対策問題が受け放題なので、「試験本番に弱い」という人にもおすすめです。動画視聴期間は1年間、教材閲覧は6ヶ月、価格は88,000円となっています。

JDLA認定プログラムに対応した講座選びのポイント

JDLA認定プログラムに対応した講座を選ぶ時には、まず「E資格取得に特化していないか」をチェックしましょう。多くのE資格取得講座はJDLA認定プログラムにも対応していますが、全ての講座が必ず対応しているわけではありません。中には、JDLA認定プログラムのみを実施している講座もあるので、まずは自分の目的に合致した講座であるかを確認しておいてください。

学習時のサポートやフォローアップが充実している講座を選ぶこともポイントです。JDLA認定プログラムは修了時に試験があるわけではないので、受講すれば誰でも認定されるシステムとなっています。しかし、JDLA認定プログラムを受ける人は、E資格受験も目指している人がほとんどです。E資格の基礎的学習という役割も含んでいるので、学習時に疑問点が出た場合はすぐ対応してくれる講座を選ぶことが大切です

JDLA認定プログラムに対応している講座を選ぶ時には、各講座のレビューや口コミを見ておくこともポイントです。レビューや口コミを参考にすると、公式サイトには記載されていない貴重な情報を得られる可能性があります。また、実際に利用した人の口コミは講座を利用するメリットやデメリットを知るためにも役立つので、忘れずにチェックしておいてください。

自分の目的に合ったJDLA認定プログラムを選ぼう

E資格の受験をしたい場合は、あらかじめJDLA認定プログラムを修了していなければいけません。しかし、JDLA認定プログラムに対応している講座は数多くあるので、事前に学習スタイルや価格など、自分の希望を明確にしておくことが大切です。

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