IT 【2025】LMSシステム&会社おすすめ17選!種類や機能・選ぶポイントも紹介

【2026】LMSシステム&会社おすすめ17選!種類や機能・選ぶポイントも紹介

AI技術の進化、3DCGやCADソフトを活用したデジタル化が加速する中、「DX化に即した資格やスキルを取得させたい」と考える企業の担当者様も多いのではないでしょうか。

このような、法人向けの人材育成やナレッジ管理の課題を解決するのがLMSです。

この記事では、LMSの機能や種類、利用するメリット、おすすめのLMSシステムと提供会社を17選ご紹介します。LMSを選ぶポイントもお伝えするので、教育や人事担当者様は、ぜひ本記事を参考に、貴社に最適なシステムを見つけてください。

LMSシステムとは?

LMSとは、Learning Management System(学習管理システム)の略称で、企業や教育機関がeラーニングやオンライン研修を実施するためのシステムです。

LMSの魅力は、受講者の学習状況や教材を一元管理し、研修・教育の業務負担を削減できることです。同時に、質の高い教育の安定供給を実現できるため、企業の教育DXに有効なツールとして注目されています。

機能

LMSには、学習者・講師・管理者それぞれの立場に合わせた機能が搭載されており、大きく4つの機能群に分けられます。

機能 主な内容
受講者機能 受講、動画・資料閲覧、テスト・レポート提出、成績確認、質問機能
管理機能 受講者登録、履修コースの割り当て、学習期間の設定、進捗のモニタリング
指導機能(講師用) 受講履歴の確認、レポート採点、質問対応、フィードバック提供
教材管理機能 コース作成・編集、学習素材のアップロード・配信、教材の更新・割り当て

これらが連携することで、学ぶ人・教える人・管理する人のすべてに使いやすい学習環境を実現しています。

種類

LMSの種類は「導入形態」と「機能範囲」の2つで分類できます。

導入形態による分類

種類 運用方法 メリット デメリット
オンプレミス型 自社サーバー 高セキュリティ、カスタマイズ可 導入コスト・運用負担が大きい
クラウド型 クラウド環境 低コスト、短期間導入、自動更新 カスタマイズ性がやや限定的

機能範囲による分類

種類 主な特徴
特化型LMS 特定業種や教育手法に最適化。シンプルで低コストだが、拡張性は限定的
統合型LMS 多様な研修に対応可能。eラーニングから集合研修まで幅広く管理できる
拡充型LMS LMSシステムに付与する教育コンテンツ。多彩な学習内容が特徴

LMSのメリット

LMSは、受講者・講師・管理者それぞれにメリットがあります。

立場 主なメリット
受講者 どこでも学習でき、進捗や成績をすぐ確認可能。学習の可視化でモチベーション維持
講師 教材配信・更新が簡単。自動採点で負担軽減。データ分析で個別指導がしやすい
管理者 システム構築不要でコスト削減。全体の学習履歴を一元管理し、人材育成を戦略的に実施

例えば、講師が教材を更新すれば即座に全受講者へ反映され、管理者は進捗をグラフで把握できます。こういった「見える教育」を実現できるのが、LMSの大きな魅力です。

LMSの活用シーン

企業では、LMSを様々なシーンで活用しています。

項目 内容
研修の自動化 新入社員・中途採用者への初期教育を自動配信→担当者の工数削減
学習進捗の可視化 進捗率やテスト結果を数値で管理→リマインドやフォローを効率化
人材のスキル把握・育成 学習データをもとに、スキルマップやキャリア設計を最適化
学習方法の一括管理 eラーニング・集合研修・外部講習を一括管理

これにより、社員一人ひとりのスキルアップを継続的に支援でき、近年注目されているリスキリング(再教育)やキャリア形成にも活用されています。

リスキリングの必要性や進め方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

【2025】リスキリングとは?導入する際の5つのステップとポイントを解説

LMSは、継続的な学習をサポートするリカレント教育でも活用できます。近年企業においても必要性が高まっていますので、ぜひこちらも合わせてご一読ください。

【2025】企業はリカレント教育を導入すべき?導入方法や効果、ポイントを解説

LMSシステム&会社おすすめ17選!

LMSシステム&会社おすすめ17選!

では、17のLMSシステムと提供会社をご紹介しましょう。LMSの選定を効率的に行うため、サービス形態と導入形態を基に、全17製品・サービスを以下の3つのカテゴリーに分類しました。

  1. 拡充型
  2. クラウド型(SaaS)
  3. オンプレミス型

まずは、各LMSシステムの特徴をまとめた一覧からご確認ください。

区分 LMSシステム名/提供会社 主な特徴
拡充型 ジェネラル教育セミナー講習 月額制で126講座見放題・コスパ抜群
Schoo for Business|Schoo 9,000本以上の動画コンテンツに対応
クラウド型 学習管理システム(LMS)|カオナビ 4,000社導入実績・シンプルな料金設定
manebi eラーニング|株式会社manebi 3,500社導入実績・AI搭載・8,000教材
CAREERSHIP|株式会社ライトワークス 売上No.1シェア・充実のサポート
学び~と|エスエイティーティー株式会社 駿台100年の教育ノウハウ・月額制
Cloud Campus|株式会社サイバー大学 月額固定制・ユーザーは無制限OK
Open LMS|コレオス株式会社 Moodleを基盤としたクラウドサービス
LearningWare|プロシーズ 月間利用者100万人・1,000レッスン超
Cornerstone LMS|Cornerstone 7,000社超導入・コンプライアンス確保
Multiverse|ネットラーニング 生成AIのサポートでシステム内製化可能
Coursebase|コースベース株式会社 1,000社以上の企業が採用・高安定性
Learn365|Zensai Microsoft 365と統合・2,000社導入
Leaf Lightning|インソース 研修のプロフェッショナル企業のLMS
オンプレミス型 KnowledgeDeliver|デジタルナレッジ 3機能標準搭載、3000社以上の実績
iStudyLMS|ODKソリューションズ エンタープライズ系のLMS
Generalist/LM|東芝デジタルソリューションズ 東芝10万人の実績システム

①拡充型

拡充型とは、LMSと連携して教材を拡充するためのeラーニングコンテンツです。幅広い講座が展開されているため、総合的なスキルアップに活用できます。

ジェネラル教育セミナー講習

GETT Proskill ジェネラル教育セミナー講習「ジェネラル教育セミナー講習」は、DXやマネジメント、ロジカルシンキング、PDCAサイクル、コミュニケーション講座など、ビジネススキルを幅広くカバーする126講座が見放題、社員の基礎力を総合的かつ柔軟に習得できるeラーニングです。

月額制の動画視聴形式&リーズナブルな価格設定は、「手軽に研修コンテンツを拡充したい」「コストパフォーマンスを重視したい」という企業様に最適です。

セミナー名ジェネラル教育セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)2,200円/月 → キャンペーン価格: 550円/月(税込)
受講形式eラーニング

Schoo for Business|Schoo

「Schoo for Business」は、国内最大級9,000本以上の動画コンテンツで、研修から主体的なキャリア形成まで体系的に支援する学習コンテンツサービスです。

導入形態は、月額制のオンライン配信形式で、専任のカスタマーサクセスチームがLMS利用時の定着を徹底サポートします。「汎用スキルから専門スキルまでカバーしたい」という場合におすすめです。

②クラウド型(SaaS)

クラウド型(SaaS)は、現在LMSの主流となっている導入形態です。
システムがインターネット経由で提供されるため、中小企業から大企業まで対応できる柔軟さと、サーバー管理が不要なことによる高い安定性を確保したサービスが望めます。

学習管理システム(LMS)|カオナビ

「学習管理システム(LMS)」は、職種・役職別研修を標準搭載したLMSシステムです。利用企業社数は約4,000社にのぼり、研修やeラーニングによる社員の成長状況を可視化します。

このシステムは、利用人数に応じた初期費用と月額費用で、短期間での導入が可能です。なお、詳しい料金設定は要問合せとなっています。

manebi eラーニング|株式会社manebi

「manebi eラーニング」は、約8,000教材のコンテンツとAI搭載機能で効率的な学習を実現するLMSです。導入社数3,500社、サービス継続率99%以上の実績を誇り、テーマ別・階層別・職種別など多様な研修に対応します。

このLMSは、AIによるコースマップ提案や自動字幕機能があり、導入形態は、ID数を変更できるシンプルなクラウド型サービスのため、無駄なく柔軟に利用したい方におすすめです。

CAREERSHIP|株式会社ライトワークス

「CAREERSHIP」は、LMS市場で売上No.1を獲得したLMSシステムです。複雑な組織にフィットする柔軟な配信・権限管理機能と、パーソナライズ化されたスキル管理を実現します。

「まなびプレミアム」との連携による1,000本を超えたeラーニング学び放題も特徴です。導入形態は、企業の要望や規模に応じた多様なプラン(1,000名以下向けなど)から選べます。

学び~と|エスエイティーティー株式会社

「学び~と」は、駿台100年の教育ノウハウと最新技術を結集したLMSシステムです。企業内研修や授業補助として幅広く利用され、スマートフォン・タブレットでの学習、多言語切り替えにも標準対応しています。

クラウド形式サービスのため、低コストで導入でき、人気の「プラン50」は月額15,000円から利用できます(プラン 500:100,000円、プラン 2000:240,000円)。

Cloud Campus|株式会社サイバー大学

ソフトバンクグループが運営するサイバー大学の「Cloud Campus」は、100教材以上と自社教材の作成機能を備え、ユーザー登録無制限で利用できるLMSです。

コスト管理が容易な月額固定制のクラウドサービスで、プランはEntry(月額7万円)からStandard(月額20万円)、Pro(月額36万円)まで、目的と規模に応じて選べます。

Open LMS|コレオス株式会社

「Open LMS」は、世界で最も利用されているMoodleを基盤としたLMSです。小規模から大規模まで安定稼働し、直感的なUI設計と豊富な機能で教育成果を高めていきます。

導入形態は、AWS環境で提供されるSaaS(完全クラウド)型であるため、サーバー管理やバージョンアップ対応が不要です。独自の「個人用学習デザイナ(PLD)」機能により、カスタマイズされた教育プランを自動適用できます。

LearningWare|プロシーズ

「LearningWare」は、20年以上にわたり2,800社以上に導入されてきたLMSです。3つの料金プラン(月額2万円〜、4万円〜、5.2万円〜)から選べます。

プランに応じてeラーニング受け放題(27講座または39講座)が付帯し、大規模運用にも対応可能です。使いやすさを追求した多機能と充実したサポートも魅力です。

Cornerstone LMS|Cornerstone

「Cornerstone LMS」は、世界中で7,000社以上の組織に利用されているLMSシステムです。コンプライアンス確保や高度な分析・レポート作成に強みがあります。

このシステムは、大学・専門学校、金融、小売など、多彩な業界に合わせた学習パスの作成が可能です。導入形態や料金は要問合せで、事前の無料デモに対応しています。

Multiverse|ネットラーニング

「Multiverse」は、中小企業から大企業まで対応可能なLMSシステムです。生成AIが設問作成をサポートしてノーコードでの内製化ツールを作成することもでき、教育コンテンツの提供から制作、研修運用まで幅広くカバーします。

自律的な学び(リスキリング)やデジタル人材の育成、スキル人材の可視化を実現したい企業に最適なシステムです。

Coursebase|コースベース株式会社

「Coursebase」は、直感的な操作性と最先端のAIで学習成果を最大化するLMSです。利用企業は1,000社以上にのぼり、大手上場企業から政府系機関まで幅広く採用されています。

ストレージ容量やアクセス量などの制限がないのが特長で、導入時は、プラットフォーム利用料のみで全機能を標準搭載して提供されます。

Learn365|Zensai

「Learn365」は、「Microsoft 365」と完全に統合されたLMSシステムです。世界中で利用企業数2,000社以上、グローバルユーザー数約100万人の実績があり、組織内のeラーニング、Webセミナー、研修の実施・追跡をサポートします。

導入形態は、Microsoft 365のアドインとして、SharePoint OnlineやTeams上で動作するクラウドサービスであり、新たなサーバーは不要です。

Leaf Lightning|インソース

研修のプロ、インソースが作った「Leaf Lightning」は、LMS機能数が日本No.1、アクティブユーザー数500万名以上の実績を持つLMSです。eラーニング、Web研修、集合研修などあらゆる教育を統合管理できます。

176の機能を搭載しながらシンプルな操作性を実現し、システムはLMS「Leaf」をベースに構築したものです。導入形態は、ID数に応じた月額利用料(96,250円~)で提供されます。

③オンプレミス型

オンプレミス型は、クラウド型とともに提供しているケースが多く見られます。

KnowledgeDeliver|デジタルナレッジ

「KnowledgeDeliver」は、教材作成・学習・運用管理の3機能を標準搭載したLMSです。2000年以降3,000以上の導入実績があり、企業・官公庁など幅広く利用されています。

こちらは、Web会議連携、オープンバッジ対応など最新ニーズに応え、大規模運用、多言語対応も可能です。導入形態はASP、オンプレミス、クラウドに対応しています。

iStudyLMS|ODKソリューションズ

「iStudyLMS」は、あらゆる組織に対応できるエンタープライズLMSシステムです。簡単かつ柔軟なコンテンツ作成、グループ企業を含む全体の一括管理、人事データ連携によるユーザー・組織登録の自動化に対応します。

導入形態は、Windows Server 2019やLinux(Redhat系)に対応したオンプレミス型、またはそれらに準じた形態での構築が可能です。

Generalist/LM|東芝デジタルソリューションズ

東芝グループ10万人の実績から生まれた「Generalist/LM」は、eラーニングと集合研修の管理に対応したLMSシステムです。運用ステップに沿った管理機能や、多様な管理体系を柔軟に実現する「グループ管理機能」が特長です。

SCORM1.2に準拠したeラーニングであれば、ユーザーが準備した教材を活用することも可能です。3つの個人情報保護対策による高いセキュリティを確保でき、導入形態は、簡易なサーバ構成です。

LMSシステムを選ぶポイント

LMSシステムを選ぶポイント

自社に最適なLMSシステムを選ぶには、まず実現したい目標を明確にしたうえで、以下の項目を比較することが重要です。

サービスの形態

LMSには、学習管理機能を持つシステムプラットフォーム型と、既存LMSと組み合わせて使う教材コンテンツ提供型の2種類があります。自社に必要なのは「管理基盤」なのか「教材の拡充」なのかを最初に判断しましょう。

導入形態

システム提供の形態は、サーバー管理が不要なクラウド型(ASP/SaaS)が主流ですが、セキュリティや柔軟なカスタマイズを重視する場合はオンプレミス型も選択肢になります。大規模な運用や安定稼働の実績があるかを確認しましょう。

サービスの柔軟性

LMSシステムは、オリジナル教材の作成・展開が簡単にできるか、またニーズの高い動画教材やマルチデバイス(スマホ・タブレット)に対応しているかも確認しましょう。まずは利用者の状況を踏まえ、どういった教材が適しているか見極めておくと導入後も安心です。

必要な機能の搭載

LMSシステムは、希望の機能を搭載しているか確認しましょう。LMSの機能には、「受講状況の可視化」「グループ管理」「権限設定」「未履修者への自動フォロー」などがあります。

必要な機能が不足している場合、導入後の研修や教育業務を効率的かつ効果的に実施できず、追加開発や業務の非効率化を招いてしまいます。

LMSの使い方4ステップ

LMSの使い方4ステップ

最後に、LMSの導入から受講、効果測定まで、活用フローを4つのステップで解説します。

①ユーザー情報の準備とシステム登録

まず、受講対象者を特定し、管理の基盤を作りましょう
研修対象となる社員の情報をLMSに登録する際に、部署、役職などの属性を詳細に設定すると、グループ別管理が可能になります。特に大規模な組織の場合、CSVファイルなどによる一括登録を活用すると工数を大幅に削減できます。

②学習コンテンツ・研修の設定

次は、受講させる教材やカリキュラムをシステムに組み込みましょう
学習コンテンツは、講義、動画、テスト、アンケート、レポートなどの形式で登録します。教材は市販のものを購入、または外注、その他、LMSの教材作成機能を活用してオリジナル教材を内製することも可能です。

③受講者への教材配信とフォロー

続いて、受講者にタイムリーに学習を開始させ、受講率を高めましょう
登録した教材を対象ユーザーに配信する際、LMSの自動メール機能を活用すれば、受講案内や未受講者へのリマインドを社員一人ひとりに手動で送る手間をカットできます。

④進捗状況の把握

最終ステップでは、学習効果を測定し、今後の研修改善に役立てましょう
まずは、配信後、システム上で受講者の進捗状況、テスト結果、レポート提出状況などを確認します。この可視化されたデータを基に、理解度が低い社員への個別フォローを行ってください。

あわせて、研修プログラム自体の質的改善を行うためにも、受講完了後のアンケート結果を分析します。

LMSについてまとめ

LMSを活用することで、一連の研修プロセスをシステム上で効率的に一元管理できます。LMSシステムは多くの製品が多機能化し、導入形態や提供サービスが多様化しているため、十分に比較検討したうえで自社に最適なものを選定しましょう。

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