「マクロ講習を受講したいが、どの講習を選べばよいかわからない」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。マクロ講習はサービスによってカリキュラムや対象レベルなどが異なるため、目的に合った講習を選ぶことが重要です。本記事では、自分に合ったマクロ講習の選び方やおすすめのマクロ講習6選などを解説します。
最適なマクロ講習を見つけて、業務の生産性向上を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
マクロ講習を受講するメリット
マクロとは、Excel上での複数の操作手順を記録し、自動で実行させる機能のことです。このマクロを制御するプログラミング言語がVBAであり、マクロ講習ではこの2つをセットで学ぶのが一般的です。まずはマクロ講習を受講する主なメリットを解説します。
- 定型業務を自動化できる
- 業務ツールを自作できる
- 業務フローを標準化できる
- ITリテラシーを向上できる
それぞれ見ていきます。
定型業務を自動化できる
マクロ講習でスキルを習得すれば、日々の定型業務を自動化できるようになります。売上データの集計やレポート作成などを手作業で行うと、膨大な時間がかかるうえに人的ミスの原因にもなりがちです。マクロ講習で自動化のスキルを身につければ、毎日数時間かかっていたルーティン業務をボタンひとつで完了できます。
浮いた時間をコア業務に集中できるようになるため、生産性向上と高い費用対効果が見込めるでしょう。
業務ツールを自作できる
外注コストを抑えつつ業務ツールを自作できる点も、マクロ講習を受講するメリットです。外部のシステム会社に専用ツールの開発を依頼すると、多額の費用と期間がかかります。しかしマクロ講習を通じてVBAを習得すれば、現場の課題を深く理解している自身が、実務に直結したツールを迅速に開発・修正できるようになります。
外部に頼らず自らツールを作れるようになることで、アジャイルかつ低コストな業務改善が実現するでしょう。
業務フローを標準化できる
マクロ講習でスキルを習得すれば、自身の業務をマクロで仕組み化し、チームの属人化解消にも貢献できます。Excelを用いた複雑な処理は属人化を招きやすく、担当者不在や退職時に業務が滞るリスクがあります。
自身がマクロを習得し、共通のルールでプログラムを構築・運用できるようになれば、誰でも同様の手順で業務を遂行できる環境作りに貢献できるでしょう。
ITリテラシーを向上できる
ITリテラシーを効果的に向上できる点も、マクロ講習を受講するメリットです。マクロ講習でプログラミングの基礎である条件分岐や繰り返し処理を学ぶことで、システムが動く仕組みを論理的に理解できます。論理的思考が身につけば、新しいシステムの導入時やIT部門とのやり取りにおいて、的確な要件を伝えられるようになります。
マクロ講習を通じてITへの苦手意識が払拭され、新しい技術を積極的に取り入れられるようになるでしょう。
失敗しないマクロ講習の選び方

マクロ講習はサービスによって特徴が異なるため、目的に合った講習を選ぶことが重要です。マクロ講習を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。
- 受講形式が予算やスケジュールに合っているか
- 受講期間が習得目標に合っているか
- 自身のスキルレベルに合ったコースがあるか
それぞれ解説します。
受講形式が予算やスケジュールに合っているか
マクロ講習の受講形式が、自身の予算やスケジュールに合致しているかを確認しましょう。マクロ講習には大きく分けて3つの受講形式があり、それぞれ適した環境とコストが異なります。
| 受講形式 | 特徴 | 費用感 | 向いているケース |
| 来場型 |
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高め | 短期間で集中してスキルを習得したい |
| オンライン |
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中程度 | 地方在住や出張が多くても受講したい |
| eラーニング |
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低め | コストを抑えて自分のペースで学びたい |
例えば、予算を抑えて自分のペースで学びたい場合はeラーニング、一定のコストをかけてでも短期間で確実にスキルを習得したいのであれば来場型が適しています。
受講期間が習得目標に合っているか
受講期間が自身の習得目標と合致しているかも、マクロ講習を選ぶ際のポイントです。
| 受講期間 | 習得レベルの目安 | 向いているケース |
| 1日速習 |
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まずは概要を把握したい |
| 短期集中 |
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実務で使える基礎を短期間で習得したい |
| 中長期型 |
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プログラミングを深く理解し定着させたい |
マクロの基本を知るという初期段階であれば、1日速習が効率的です。一方で、実務レベルまで落とし込んだスキルを習得したい場合は、短期集中や中長期型のマクロ講習が適しています。なお、受講期間が短いほど通常業務への影響が抑えられるため、繁忙期を避けた受講スケジュールを立てやすくなります。
自身のスキルレベルに合ったコースがあるか
受講を検討しているマクロ講習に、現在の自身のExcelスキルに対応したレベル別のコースが用意されているかもチェックしましょう。自身のレベルに合わないコースを受講すると理解が追いつかず、学習効果が薄れてしまうリスクがあります。
| レベル | 目安 | 向いているコース |
| 入門 | マクロ未経験者 | マクロ・VBA入門コース |
| 基礎 | マクロの記録機能が使える | マクロ・VBA基礎コース |
| 応用 | VBAで簡単なコードが書ける | マクロ・VBA応用・実践コース |
未経験の方は入門コースから段階を踏んで受講することで、挫折を防ぎつつ確実にスキルを定着させられます。事前に自身のスキルレベルを把握したうえで、習熟度に合ったコースを選べるマクロ講習を選定するのがおすすめです。
マクロを学ぶ前に、まずは関数の使い方やデータの整理術など、Excelの基礎スキルを固めたい場合は、Excel講習の受講も検討しましょう。自身のレベルに合ったExcel講習を探す際は、以下の記事も参考にしてください。
おすすめのマクロ講習6選
本章では、おすすめのマクロ講習6選をご紹介します。まずは一覧をご覧ください。
| 講習名 | 運営元 | 特徴 |
| Excelマクロ・VBAセミナー |
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| しっかり学ぶExcel研修~ゼロから学ぶマクロ・VBA基礎編 | 株式会社インソース |
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| Excel マクロ VBA入門編 |
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| ExcelマクロとVBA入門 1日速習講座 | フロンティアリンク株式会社 |
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| Excelマクロ研修 | 株式会社リスキル |
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| Excel VBA基礎 | TAC株式会社 |
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それぞれ詳しく見ていきます。
Excelマクロ・VBAセミナー

マクロ講習の受講を検討しているなら、未経験でも短期間でVBAの基礎から応用まで体系的に習得できる講習がおすすめです。Excelマクロ・VBAセミナーは、プログラミング経験のない初心者でも、短期間でマクロの基礎から応用的な自動化ツールの開発までマスターできると評判のマクロ講習です。
短期間で「自分でコードを書ける自信」を身につけたい方は、詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
| セミナー名 | Excelマクロ・VBAセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 開催期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
しっかり学ぶExcel研修~ゼロから学ぶマクロ・VBA基礎編
プログラミング未経験でマクロ・VBAを基礎から習得したいなら、株式会社インソースのマクロ講習がおすすめです。本講習では、短期間でマクロ・VBAの概要から基礎文法まで段階的に学べます。ていねいな解説とカリキュラムで、基礎からしっかりスキルを身につけたい方に最適です。
Excelマクロ VBA入門編
「まずはマクロで何ができるのかを体験したい」という初期段階のニーズには、株式会社大塚商会のマクロ講習が適しています。本講習は入門特化型で、多忙な方でも業務への影響を最小限に抑えながら参加でき、マクロの記録機能とVBAコードの入力も体験的に学べるため、まずはマクロの基礎を手軽に体験したい方におすすめです。
ExcelマクロとVBA入門 1日速習講座
フロンティアリンク株式会社のマクロ講習は、短期間でマクロの基礎から実務直結のスキルまで習得したい方におすすめの講習です。本講習では、実務経験豊富な講師からマクロの記録やVBAコードの基礎などを学べるため、はじめてVBAに触れる方にも最適です。
Excelマクロ研修
株式会社リスキルのマクロ講習は、マクロの基本からサンプルの実行、コードの修正・編集まで段階的に進めるカリキュラム設計で、受講後すぐに業務で活用できるスキルの定着を重視した講習です。
本講習は、サンプルを活用しながらマクロの動作を確認できるため、コードの理解が深まりやすく、着実にスキルを身につけたい方におすすめです。
Excel VBA 基礎
短期間でマクロの記録機能からVBAの文法、プロシージャの作成まで習得したい場合は、TAC株式会社のExcel VBA基礎講習が適しています。同講習は、Excelの定型業務を自動化したい方を対象とした講習で、短期間でマクロの基礎をマスターしたい方に最適です。
なお、本記事ではおすすめのマクロ講習6選を厳選していますが、さらに多くのサービスを比較して自身に最適なものを見極めたいとお考えの方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
マクロ講習を受講する際の注意点
マクロ講習を受講しても、事前の準備が不十分だと、学んだスキルを業務に活かせないまま終わってしまうリスクがあります。本章では、マクロ講習を受講する際の注意点を解説します。
- 受講目的を事前に定める
- 受講後の学習環境を整える
それぞれ見ていきます。
受講目的を事前に定める
マクロ講習を受講する前に、「何を・どのレベルまで習得するか」を明確にしておくことが重要です。目的が曖昧なまま受講すると、何のためにマクロを学んでいるのかがわからず、モチベーションが上がりにくくなります。例えば、「どの業務を・いつまでに自動化したいのか」という観点で目的を言語化しておくのがおすすめです。
目的が定まっていれば、「この業務に使うためにマクロを学んでいる」というゴールを持って受講できます。その結果、講習後に学んだスキルを業務にどう活かすか明確になり、実務への定着につながります。
受講後の学習環境を整える
マクロ講習で学んだスキルを実務に定着させるには、受講後の学習環境を整えておくことが不可欠です。講習を受けただけでは、実際の業務でマクロを使う機会がなければ、習得したスキルは時間とともに失われていきます。マクロ講習はあくまで学ぶ場であり、スキルが定着するかどうかは受講後の取り組み次第です。
受講後は実際の業務でマクロを積極的に活用したり、学んだ内容を定期的に復習したりする習慣をつけることで、習得したスキルを業務改善へとつなげられるでしょう。
マクロ講習についてまとめ
マクロ講習の受講により、定型業務の自動化による時間創出や属人化の解消、ITリテラシー向上など、業務の生産性向上が期待できます。さらに、自らツールを自作できるようになれば、外注コストの削減や業務改善サイクルの加速にもつながります。
ぜひ本記事を参考に、自身に最適なマクロ講習の受講を検討してみてはいかがでしょうか。気になるマクロ講習があれば、詳細を確認してみてください。
株式会社インソース
フロンティアリンク株式会社
株式会社リスキル
TAC株式会社