資格取得を検討しているなら「MOS資格」取得を目指してみてはいかがでしょうか。MOS資格を取得すれば、仕事や就職活動に役立ちますよ。
今回はMOS資格がどのような資格であるかについて解説します。MOS資格試験の受験方法や学習方法、資格取得のメリットなどを以下でみていきましょう。
マイクロソフトが認定する国際資格!MOS資格とは?

MOS資格とは、Microsoft Officeの利用についての基本および応用的な能力を、マイクロソフト社(Microsoft Corporation)が認定する国際資格です。
正式名称は「Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)」で、それぞれの単語の頭文字を取って「MOS(モス)」あるいは「MOS資格」と呼ばれています。
MOS資格は、Microsoft Officeのバージョンおよびアプリケーションで異なる
MOS資格は、Microsoft Officeのバージョンおよびアプリケーションごとに異なるので、受験の際には注意しなければなりません。
例えば2024年の時点における「PowerPoint」のMOS資格は、PowerPoint 365・PowerPoint 2019・PowerPoint 2016の3通りのバージョンがあります。
「Word」なら、Word 365・Word 2019の2種類の資格があります。
さらに「Word」と「Excel」の資格は2段階構成です。一般レベル(旧・スペシャリスト)と上級レベル(旧:エキスパート)に分かれています。
MOS資格は、一般レベルと上級レベルで合格率が異なる
一般レベルでは基本的な操作方法の理解を、上級レベルでは高度な機能を理解しているかが問われます。試験の合格率は一般レベルで80%、上級レベルが60%ほどです。
試験を同一の受験IDで受け、4科目以上合格した場合(同時でなくともよい)には「Microsoft Office Master」と呼ばれる資格が与えられます。
受験資格はある?MOS資格の受験方法について解説
MOS資格試験はどのようにして受験すればよいのでしょうか。以下で解説します。
MOSの受験資格
MOS資格試験は受験資格不要の試験です。年齢・性別・国籍などを一切問いません。ただし、未成年者が受験する場合は申込みの際に保護者の同意が必要です。
なお、再受験する際には次のような特別な規則があります。同じ科目を再受験する際には注意してください。
- 同じ科目を再受験する場合 前回試験から24時間経過している必要がある。
- 同じ科目の受験が3回目以上 前回試験から48時間経過している必要がある。
受験の申込み方法(全国一斉試験)
MOS資格試験には、全国一斉試験と臨時試験の2種類があります。全国一斉試験は全国にある一斉試験実施会場でテストが受けられます。
試験は毎月1回から2回実施。受付期間は試験日の1ヶ月ほど前からです。受験するには受付期間内にインターネットで申込みをしてください。
申込みはMOS資格の公式ホームページから行います。申込方法は次のとおりです。
- 公式ホームページのトップページ上部にあるタブから「受験するには→全国一斉試験の流れ」と移動します。
- 「Step1.日程の確認・申込み」から都合のよい日程を選択し「試験に申し込む」をクリックしてください。
- 「全国一斉試験 お申込みについて」と書かれた注意書きが表示されるので、目を通したら「次へ進む」を押します。
- 受けたい試験のバージョンの「申込へ」を選択し、受験したい試験科目・受験希望地域(第1・第2希望を選択)・受験者ID取得確認を済ませ、画面下にある「選択内容の確認」をクリックしてください。
- 登録内容が表示されるので、問題なければ画面下にある「受験者情報の入力」を押します。なお、受験者ID取得に「いいえ」を選択した場合は、開いた画面から「受験者IDを取得する」をクリックし、受験者IDを作成してください。
受験者情報の入力では、名前・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報を登録します。 - 次に支払方法の選択画面が開きます。MOS資格試験はクレジットカードもしくは受験チケットでしか、料金支払ができないのであらかじめ準備しておきましょう。
- 支払方法を決定したら「申込内容の確認」をクリック。申込内容の確認画面が開くので、内容に問題なければ、申込を完了してください。
受験の申込み方法(臨時試験)
臨時試験は、全国にある約1,500の試験会場に、直接申込みをします。それぞれの受験会場によって手続きが異なるので、受験をしたい場合には試験会場に連絡をし、申込方法を確認してください。
臨時試験はほぼ毎日どこかの試験会場で行われています。そのため、すぐにでも試験を受けたい人に向いています。なお、臨時試験を受けるには受験IDが必要です。あらかじめ準備しておくようにしてください。
合格するには何をすればいい?MOS資格試験対策方法3選
MOS資格試験に合格するには、Microsoft Officeのアプリケーションに触れ、スキルや知識を学習する必要があります。
学習方法には以下の3つがあります。
- 「テキストやホームページを活用した独学」
- 「現場での実践学習」
- 「対策講座の受講」
テキストやホームページによる独学
MOS資格試験の学習において一般的に用いられている方法です。合格を目指す科目のテキストを用意し、自分で1つずつ学んでいきます。
MOS資格試験対策をテーマにしたブログやホームページもインターネット上で多く公開されているので、そちらを参考にするのもおすすめです。
現場での実践学習
すでに仕事でMicrosoft Officeのアプリケーションを使っている方は、現場で実践的に学習するのがよいでしょう。職場にスキルが高い方がいるのなら、その方の使い方を学ぶのもおすすめです。
とはいえ、いつものアプリケーションの使い方では合格に覚束ないかもしれません。そこで実践学習する際に準備したいのが過去問です。過去問に出てきたアプリケーションの使い方を普段の仕事に応用することで、合格レベルのスキルを身に付けられます。
MOS資格試験の対策講座の受講
体系的な知識を効率的に学習すれば、MOS資格を短期間で取得できます。体系的な学習を求めるなら、MOS資格試験の対策講座の受講がおすすめです。
例えば、Proskilllの「実践的に学べるMOS対策短期集中講座」であれば、Word2019とExcel2019の一般レベルに合格するため知識やスキルを、わずか2日間で学習できます。この講座は課題を通して学習するのでスキルが身に付きやすいです。「すぐに実務で使える実践的な技術を学びたい」と考えている方にもおすすめですよ。
受講形式には、対面式の「会場受講」と、講師に質問しながら学習できるオンライン受講の「ライブウェビナー」の2つがあります。自分に合った受講形式を選ぶとよいでしょう。
どんな仕事に役立つ?MOS資格が有利になる職種とは

Microsoft Officeのアプリケーションは、オフィスでの仕事において必ずといってよいほど用います。
したがってMOS資格を所持していると「オフィスワーク全般」において有利になります。有利になる職種は多く、一般事務・経理職・会計職などについている人はぜひ資格取得に挑戦してください。
PowerPointのMOS資格があれば、資料やプレゼンテーションのデータを作成することが多い職種でも有利になります。営業職やコンサルティング職といった仕事を目指すなら、MOS資格を取得して損はないでしょう。
また、当然のことながらパソコンに関わる仕事にもMOS資格は有利に働きます。例えばパソコンのインストラクターは、MOS資格を取得することで、職種内容をわかりやすくアピールできます。MOS資格と相性がとても良い職種といえるでしょう。
MOS資格を取得する3つのメリットを紹介
MOS資格を取得することで、どのような具体的なメリットが得られるのでしょうか。
メリット1.パソコンスキルの証明
オフィスワークにおいてパソコンが使える能力の証明というのは意外に難しいものです。ですがMOS資格があれば、Microsoft Officeのアプリケーションを通して、パソコンのスキルのレベルがどの程度であるかをアピールできます。
MOS資格は客観的にパソコンのスキルを証明してくれる資格となるでしょう。
メリット2.試験を通してスキルアップ
MOS資格の合格を目指して勉強すれば、スキルアップにつながります。普段使っている方法とは違う使い方や、今まで使わなった機能を学び応用できるようになれば、仕事の効率もアップするかもしれません。
メリット3.MOS資格は国際資格
国際資格を所持していると、転職や就職の際の自己アピールにおいて、有利に働きます。MOS資格はパソコンのスキルを評価してくれる国際資格です。そのため、強力なアピールポイントとなるでしょう。
また、すでに就職している方は、MOS資格取得によって資格手当が支給される可能性があります。
メリット多数なMOS資格の取得を目指そう!
Microsoft Officeのアプリケーションの国際資格「MOS資格」は、合格率60%から80%と比較的取得しやすくメリットの多い資格です。パソコンスキルの証明だけでなく、就職・転職活動や日常の仕事にも役立つので、資格取得を検討しているならぜひ挑戦してください。
すでにMOS資格を取得しているのであれば、さらに受験を続けて「Microsoft Office Master」を目指すとよいでしょう。就職や転職において強力なアピールとなりますよ。