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【2026】ライノセラスの体験版とは?使い方・おすすめのセミナーも紹介!

ライノセラスは、複雑な形状の造形を可能にした画期的な3DCGソフトウェアです。近年は建築や製造をはじめ、多様な業界において需要が高まっているため、ライノセラスのスキルを身に着けてキャリアアップを図るケースも多く見受けられます。本記事ではライノセラスを詳しく解説し、体験版や使い方、体系的に学べるおすすめセミナーも紹介します

ライノセラスとは

ライノセラス(Rhino)は、Robert McNeel & Associates社が開発した3Dモデリングソフトウェアで、NURBS(非一様有理Bスプライン)による自由曲面モデリングを中核技術としています。

従来のソフトでは困難だった、複雑で滑らかな3Dモデルを高い精度で作成することも可能で、工業デザインや建築デザイン、ジュエリーデザインなど、幅広い分野で利用されているソフトウェアです。

ライノセラスの大きな特徴は、多様なファイル形式への対応な点。ほかのCADソフトや3DCGソフトとのデータ連携を行うことにより、効率的なワークフローを実現しています。

Grasshopperというプラグインを使用すればアルゴリズムに基づいたパラメトリックデザインも可能で、建築デザインやプロダクトデザインにおいて革新的なデザインを生み出すツールとして利用可能です。

ライノセラスは体験版や教育版も提供されており、購入前の試験的な利用や、教育機関や学生が比較的安価に利用できるようになっています。

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ライノセラスの体験版とは

ライノセラス 体験版
期間 90日間
費用 無料
対象 Windows版、Mac版

ライノセラスの体験版とは、製品版とほぼ同等の機能を90日間無料で試用できるソフトウェアです。ライノセラスの公式サイトからダウンロード可能で、Windows版とMac版が提供されています。

ライノセラス体験版は、NURBSによる自由曲面モデリングや多様なファイル形式への対応、Grasshopperによるパラメトリックデザインなど、ライノセラスの主要な機能を実際に操作して体験できるのがメリットです。

体験版には、商用利用での禁止事項や一部機能の制限がありますが、ライノセラスの導入を検討中の方や、3Dモデリングを学習したい方にとって有用なツールとなります。

ライノセラスの体験版の使い方

ライノセラスの体験版の使い方の順序は以下の通りです。

  • 公式サイトからダウンロード
  • インストール
  • 体験版の起動とライセンス取得
  • オブジェクト作成
  • オブジェクト編集
  • ビュー操作
  • ファイル操作

正しい使用方法を守り、ライノセラスを有効活用しましょう

①公式サイトから体験版をダウンロード

rhinoceros公式サイトトップ
引用元:Rhinoceros®(https://www.rhino3d.com/)

ライノセラスの体験版を公式サイトからダウンロードするには、最初にRhinocerosの公式サイトにアクセスしなければいけません。サイト内の「ダウンロード」または「体験版」のページに移動し、使用しているOS(WindowsまたはMac)に対応した体験版のインストーラーをダウンロードします。

体験版は通常90日間無料で利用でき、製品版とほぼ同等の機能を試すことができます。一方で体験版には商用利用の制限や一部機能の制限が設けられているので、ダウンロード前に公式サイトで体験版の利用規約や制限事項を確認しましょう

②インストール

ダウンロードが完了すれば、次にダウンロードしたデータをOS内にインストールしなければいけません。ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを進めましょう。インストールが完了した時点で、ライノセラスを起動できるようになります。

③体験版の起動とライセンス取得

公式サイトからインストーラーをダウンロードし、インストールを完了させるとライノセラスが起動します。起動と同時に体験版の利用に関するメッセージが表示され、90日間の試用期間が開始されるのが一般的です。

ライセンス取得は体験版の起動時に自動的に行われる場合と、手動でのライセンスキー入力が必要な場合があります。自動的にライセンスが適用されない場合は、ライノセラスの公式サイトでアカウントを作成し、公式サイトの指示に従って、必要な情報を入力して体験版のライセンスキーを取得しましょう。

ライセンスキーを取得したら、ライノセラスの起動画面またはライセンス管理画面でライセンスキーを入力し、認証を行います。認証が完了すると、ライノセラスの体験版を利用できるようになりますが、体験版の利用期間や機能制限については、公式サイトで最新の情報を確認してください。

④オブジェクト作成

rhinoceros操作画面

体験版を起動してライセンスを取得したら、次に実際のオブジェクト作成へと移ります。ライノセラスには点や線、曲線やサーフェス、ソリッドなど多様なオブジェクト作成ツールが搭載されているため、用途に合わせた柔軟な3Dモデリングが可能です。

点オブジェクトは、ほかのオブジェクトの配置の目安として使用されることが多く、正確な位置決めが必要な場合に有効活用できます。線オブジェクトは2点間を結ぶ直線で、簡単な形状を作成する場合や、ほかのオブジェクトのガイドとして使用されるのが一般的です。

曲線オブジェクトは、より複雑な形状を作成する場合に使用され、制御点を使用して自由な曲線を作成できます。サーフェスオブジェクトは、曲面からの作成や直接作成が可能な2次元の面です。

サーフェスは滑らかな曲面を作成する場合に使用され、自動車や航空機などの複雑な形状のモデリングに適しています。ソリッドオブジェクトは、サーフェスを閉じた形状にすることにより作成可能な3次元の立体です。

ソリッドは建築や工業デザインなど、立体的な形状を作成する場合に使用されます。これらの基本的なオブジェクト作成ツールに加えて、ライノセラスに、押し出しや回転、スイープなどの高度なツールも用意されており、複雑な形状を効率的に作成できるのもメリットです。

⑤オブジェクト編集

オブジェクト作成後には、形状の修正や変形、調整など、デザインの意図に合わせて完成したオブジェクトの編集を行います。基本的な編集機能として、オブジェクトの移動や回転、拡大縮小などがあり、これらの機能はオブジェクトの位置やサイズ、向きを調整する際に頻繁に使用されるのが一般的です。

オブジェクトの一部分だけを選択して編集することも可能で、制御点を操作することで曲線の形状を自由に変形できます。

ライノセラスには、前述のように押し出しや回転、スイープなどの高度な編集ツールも用意されており、複雑な形状の作成や既存の形状を大きく変形させることも可能です。

例えば押し出しツールを使用すると、2次元の形状を3次元の立体に変換でき、スイープツールを使用するとレールとなる曲線に沿って断面形状をスイープさせ、複雑なサーフェスを作成できます。

このようにライノセラスのオブジェクト編集機能は、デザイナーやエンジニアがアイデアの調整に有効活用できるので、自由で創造的な3Dモデリングができる点が最大のメリットです。

⑥ビュー操作

オブジェクト編集後には、画像を投影させるためのビュー操作を行わなければいけません。基本的なビュー操作にはビューの回転や移動(パン)、拡大縮小(ズーム)やビューの切り替えがあります。

Perspectiveビュー(透視図)では、マウスの右ボタンをドラッグすることで、視点を自由に回転させることができ、モデルの立体的な形状を全方位から確認できます。TopやFront、Rightなどの平行投影ビューでは、マウスの右ボタンをドラッグしてビューを平行移動することも可能です。

Perspectiveビューでは、Shiftキーを押しながら右ボタンをドラッグして同様の操作ができるうえに、マウスホイールを回転させてビューを拡大縮小し、モデル細部の確認や全体像を把握することもできます。

ライノセラスでは前述のTopやFront、RightやPerspectiveなど、複数のビューを同時に切り替えることで、さまざまな角度からモデルを確認できるのもメリットです。ビューポートの左上にあるビュー名をダブルクリックして、ビューを最大化したり4分割にすることもできます。

ショートカットキー(Ctrl + F1~F4)を使えば、各ビューポートを切り替えられるうえに、Cameraコマンドを使用することで、カメラの位置や向きを詳細に設定できて特定の視点からのレンダリングやアニメーション作成に役立つ、カメラ操作や名前付きビューも搭載されています。

特定の視点を名前付きビューとして保存でき、頻繁に使用する視点を簡単に呼び出すことも可能です。

⑦ファイル操作

ビュー操作が完了すれば、次にデータ保存を行うためのファイル操作を行います。ファイルの保存に関して、作成した3Dモデルを3DM形式で保存するだけでなく、STEPやIGES、STLなど、ほかのCADソフトや3Dプリンターで利用できる形式でも保存できるのもメリットです。

ファイルのエクスポートに関しても、ライノセラスで作成したデータをほかのソフトでの利用も可能で、3Dプリント用のSTL形式や、レンダリング用のOBJ形式などにもエクスポートできます。

このようなファイル操作機能を活用することで、ライノセラスは多種多様なワークフローに柔軟に対応し、効率的な3Dモデリングを実現可能です。

ライノセラスはセミナーで効率よく学ぼう

ライノセラスの体験版を有効活用すれば、コストを抑えて効率的に学習できますが、独学での学習だけでは応用的なスキルは取得できません。そこでおすすめなのが「Rhinoceros基礎セミナー」を受けて、効率よくライノセラスを使いこなせるようになることです。

当セミナーでは、基礎知識や基本操作などの基本的なスキルから、Grasshopperでのパラトメトリックデザインなどの応用的なスキルまで、ライノセラスに関する幅広い内容を教えてくれます。セミナー完了後もオリジナル教材である「Rhinoceros完全攻略セミナーガイド」を配布してくれるので、フィードバック的な学習も可能です。

「受講後すぐにRhinocerosの多様な機能が使えるようになっており驚きです。」「オンライン受講でしたが、時間・難易度・テンポ共にちょうど良くとても楽しいセミナーでした。」など口コミも好評ですので、ぜひお試しください。

セミナー名Rhinoceros基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

まとめ

ライノセラスの体験版を利用すれば、コストを抑えて効率的に学習ができます「ライノセラスを使えるようになってスキルアップを目指したい」「今あるライノセラスのスキルをさらに高めたい」と考えている方は、ライノセラスの体験版を活用したり、セミナーなどを受けながら自身のキャリアアップにつなげてみてはいかがでしょうか。

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