【2026】初心者向けVBA講座おすすめ8選!選び方のポイントや基礎知識も紹介

VBAは業務の効率化に役立つツールのため、初心者の方でも現場の生産性向上に活用できないか検討している方も多いでしょう。しかし初心者が独学で習得するのが難しい側面もあります。

そこで、ここではVBA初心者におすすめの講座をピックアップしました。講座を選ぶポイントも網羅しているので、参考にしてみてください。

VBAとは?初心者に必要な知識を解説

VBA(Visual Basic for Applications)とは、ExcelやWordなどのMicrosoft Office製品に標準搭載されているプログラミング言語です。

VBAでマクロを組めば、データの集計や転記、グラフ作成、帳票の一括出力といった作業を自動化できます。業務効率化やヒューマンエラーの防止に役立つため、事務職を中心に多くのビジネスパーソンに活用されています。

VBAのメリットは、Excelさえあれば特別なソフトをインストールする必要がない点です。追加コストがほとんどかからないため、個人でも企業でも気軽に導入できます。

VBAの初歩について知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。VBAのメリットや使い方、役立つコードなどが網羅されています。

【2026】VBAの使い方とは?基本と実務での活用方法を解説

VBAとマクロの違い

VBA初心者がまず理解しておきたいのが、マクロとの違いです。

マクロとは、Excelの操作を自動化する仕組み(機能)のことです。一方でVBAとは、そのマクロに指示を書くためのプログラミング言語を指します。両者の違いを表にまとめると以下のとおりです。

項目 マクロ VBA
役割 Excelの自動化 プログラミング
操作方法 「マクロの記録」でコードを書かずに操作を録画 VBE(専用エディタ)にコードを手入力
できること 単純な操作の繰り返し 条件分岐・複数ファイル連携・帳票作成など複雑な処理

Excelには「マクロの記録」という機能が標準搭載されており、初心者でもコードを書かずに自分が行った操作をそのまま録画するように自動化できます。

ただし、この方法で記録できるのは単純な操作の繰り返しに限られます。たとえば「売上が10万円以上ならA列に色をつけ、それ以下ならB列にメモを入れる」といった条件分岐や、複数のExcelファイルをまたいだデータ集約は、マクロの記録だけでは対応できません。

こうした複雑な処理を実現するために必要なのがVBAです。自由度は格段に上がりますが、そのぶん基本的な手順を覚える必要があります。

マクロ・VBAを含むExcelの基礎を勉強するなら本で学ぶのもおすすめです。VBA講座に加えておすすめの書籍を知りたい方は、下の記事も読んでみてください。

【2026】おすすめのエクセル本11選!選び方や本で学べる基本操作について解説!

VBA初心者向け講座おすすめ8選

初心者向けのVBA講座おすすめ

VBA初心者向けの講座は無料のものから有料スクールまで幅広く存在しており、講座選びを間違えると時間と費用を浪費しかねません。

そこでここでは、初心者におすすめのVBA講座を8つ厳選して紹介します。これから学び始める初心者でも安心して選べるよう、自分の予算やライフスタイルに合ったVBA講座を見つける参考にしてください。

初心者向けのVBA講座名 講座の特徴
GETT Proskill「Excelマクロ・VBAセミナー」
  • 短期集中型の講座
  • VBAの基礎から帳票作成の自動化まで実務に即した内容を網羅
TAC「Excel VBA基礎」
  • オリジナルテキストと講義動画のセットで自分のペースで学習可能
  • テスト付きで定着度も確認できる
Winスクール「Excel VBA基礎/実践」
  • 講師1人に対し生徒最大5名の少人数制・個別指導
  • 通学とオンラインの併用も可能
Tech Teacher「VBAコース」
  • 完全オーダーメイドのマンツーマン指導
  • 自分の業務ファイルを教材にした学習にも対応
ユースフル「ExcelPro VBAコース」
  • 「実務で役立つことだけ教える」がコンセプト
  • 11時間以上の動画+練習問題100問。質問サポート付き
侍エンジニア「オーダーメイドコース」
  • 現役エンジニア+学習コーチの2名体制
  • 学習完了率98%、累計受講者数4万5,000名以上の実績
キカガク「長期コース」
  • AI・データサイエンス領域に強み
  • VBAを含むプログラミング全般を体系的に学べる。卒業後も教材閲覧可能
Udemy「Excel VBA講座」
  • 世界最大級の学習プラットフォーム
  • 受講者レビューで講座の質を事前確認できる。買い切り型で無期限視聴可能

①GETT Proskill「Excelマクロ・VBAセミナー」

Excelマクロ・VBAセミナーは、GETT Proskillが運営する短期集中型の講座です。カリキュラムは、マクロとVBAの基礎知識から帳票作成の自動化まで網羅されており、実務に即した内容を短期間で網羅できる点が強みです。

講座の受講後すぐに「売上データを複数ファイルから集約する」「請求書を自動作成する」といった業務に応用できるスキルが身につきます。そのため短期間の講座で一気にVBAの基礎を固めたい初心者におすすめです。

セミナー名Excelマクロ・VBAセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,700円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

②TAC「Excel VBA基礎コース」

資格の学校TACが提供する「Excel VBA基礎コース」は、Web通信形式の講座です。

オリジナルテキストと講義動画(全2回・約3.5時間)がセットになっており、自宅で自分のペースで学習を進められます。

講座の学習内容は、VBAの基本であるオブジェクト(操作する対象)・メソッド(操作の種類)・プロパティ(対象の属性)といった概念から、マクロとVBAを組み合わせた簡単なプログラム作成までを網羅しています。講座はExcelのバージョンに依存しない設計のため、どの環境でも受講可能です。

レベルチェックテストと実力判定テストが用意されているため、学習の定着度を客観的に確認できます。疑問点はTAC Biz School(専用サイト)やメールで質問でき、月5回まで対応してもらえます。

大手資格スクールならではの体系的なカリキュラムが特徴で、将来的にVBAエキスパート資格の取得も視野に入れている初心者に適しています。

③Winスクール「Excel VBA基礎/実践」

Winスクールは、全国約50校を展開する大手パソコンスクールです。

最大の特徴は、講師1人に対して生徒が最大5名という少人数制の個別指導スタイルを採用している点です。講座でわからない点をその場で質問できるため、大人数の授業では質問しづらいと感じる方でも安心して受講できます。

コースは「Excel VBA基礎」と「Excel VBA実践」の2つが用意されており、レベルに応じて選択可能です。セット受講で基礎から実践まで一気に学ぶこともできます。

通学とオンラインを併用できる柔軟な受講スタイルも特徴のひとつです。たとえば平日はオンラインで予習し、休日に講座で講師に質問しながら復習するといったハイブリッドな学び方ができます。

年間1,400社以上の企業研修実績があり、実務で通用するカリキュラムが組まれています。資格取得や転職支援のサポートも充実しているため、VBAスキルをキャリアに活かしたい初心者にも向いています。

④Tech Teacher「VBAコース」

Tech Teacherは、マンツーマン型の家庭教師サービスです。

難関大学に在籍するデータサイエンスのプロや実務経験豊富な社会人教師が、完全オーダーメイドのカリキュラムで指導してくれます。自分のペースで学びたい内容だけを自由に選んで学習できる点が最大の特徴です。

料金体系は従量課金制を採用しており、初期費用は入会金のみです。必要な分だけ受講して費用を抑えたい方や、不要なカリキュラムにお金をかけたくない方にとって、コストパフォーマンスに優れた仕組みといえるでしょう。

⑤ユースフル「ExcelPro VBAコース」

ExcelPro VBAコースは、YouTubeチャンネル登録者数30万人超の「ユースフル」が運営するオンライン動画講座です。

「実務で役立つことだけ教える」というコンセプトのもと、11時間以上の講義動画に加え、実務に応用できる練習問題が100問用意されています。カリキュラムは1日90分の学習で最短2週間でVBAの業務自動化スキルを習得できるよう設計されており、忙しい社会人でも無理なく続けられるペース配分になっています。

質問サポートも付いているため、独学では解決できない疑問をプロに聞いてすぐに解消できます。動画で効率よく学びたい方や、実務で使える内容を重視する初心者に適した講座です。

⑥侍エンジニア「オーダーメイドコース」

侍エンジニアは、初心者からITエンジニアの輩出を目標としたオンラインスクールです。

最大の特徴は、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてくれる点にあります。受講生の目標と現在のスキルレベルをヒアリングしたうえで、専属コーチがオーダーメイドのカリキュラムを作成します。学習の進捗や目的の変化に合わせて、受講途中でのカリキュラム変更も可能です。

実績面では、受講生の学習完了率98%、累計受講者数4万5,000名以上という数字を公表しています。独学で挫折した経験がある初心者や、一人では継続が難しいと感じる方にとって、手厚いサポート体制は大きな安心材料となるでしょう。

⑦キカガク「長期コース」

キカガクは、AI・データサイエンス領域に強みを持つオンラインスクールです。

VBA単体の講座というよりも、VBAを含むプログラミング全般やAI活用スキルを体系的に学べるのが特徴です。学習スタイルは動画教材を用いた自習が中心で、講座のわからない点はチャットで質問できます。

特に注目すべきポイントは、卒業後も教材を閲覧できる点です。「今はVBAだけ学んで、半年後にPythonのコンテンツにも手を広げる」といった長期的な学び方も可能です。

⑧Udemy「Excel VBA講座」

Udemyは、世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。

VBA関連の講座は数百件以上掲載されており、初心者向けの人気講座も豊富に揃っています。通常価格は数千円~2万円程度ですが、頻繁にセールが開催されており、1,200~1,800円程度で購入できることも珍しくありません。買い切り型のため、一度購入すれば無期限で何度でも視聴可能です。

Udemyの強みは、講座ごとに受講者のリアルなレビューと評価が公開されている点です。「初心者でも理解できた」といった口コミを確認してから購入できるため、合わない講座を受けるリスクを軽減できます。

VBA初心者が講座を選ぶポイント

VBA初心者が講座を選ぶポイント

ここまで8つのVBA講座を紹介してきましたが、どれを選べばよいか迷っている方も多いでしょう。

VBA講座選びで初心者が失敗しないためには「自分のレベル・予算・学習スタイルに合っているかどうか」を見極めることです。どんなに高評価の講座でも、自分に合っていない講座だと挫折する原因になりかねません。

ここでは、VBA初心者が講座を選ぶ際にチェックすべき5つのポイントを紹介します。

  • 対象レベル
  • 受講形式
  • サポートの充実度
  • 実務に直結する内容か
  • 口コミ・受講者の声

対象レベル

プログラミング経験がゼロの方は「未経験者OK」「完全初心者向け」と明記されているVBA講座を選びましょう。

VBA講座の中には、Excelの基本操作やプログラミングの基礎知識がある前提で進むものも少なくありません。「初心者向け」とだけ表記されていても、実際にはIF関数やVLOOKUPをある程度使いこなせるレベルを想定しているケースもあります。

こうしたレベルのミスマッチが起きると、序盤で内容についていけず挫折してしまう原因になりかねません。

具体的にチェックすべきポイントは、講座のカリキュラムに以下のような内容が含まれているかどうかです。

  • VBE(コードを書く専用画面)の起動方法や画面の見方
  • 「変数とは何か」「条件分岐とは何か」といった用語の基礎解説
  •  最初のマクロを動かすまでのステップバイステップの手順

こうした本当の基礎から丁寧に解説している講座であれば、プログラミングに触れたことがない初心者でも安心して受講できるでしょう。

受講形式

VBA講座の受講形式は、大きく以下の3タイプに分かれます。

受講形式 特徴 向いている人
動画視聴型(オンデマンド) 好きな時間に何度でも繰り返し視聴できる 仕事終わりや休日にマイペースで学びたい人
ライブ型(リアルタイム) 決まった日時に講師とリアルタイムで受講 スケジュールが決まっているほうが続けやすい人
通学型(教室) 教室に通って対面で講師から直接指導を受ける わからない点をその場で質問したい人

どのタイプが自分に合っているかを考えるコツは、ふだんの勉強スタイルを振り返ってみることです。

たとえば、資格の参考書を買ったものの積読になった経験がある方は、日時が決まっているライブ型や通学型のほうが学習を継続しやすい可能性があります。逆に、通勤時間や就寝前のスキマ時間を活用したいなら、スマホでも視聴できる動画視聴型が使い勝手がよいでしょう。

サポートの充実度

VBA学習で初心者が挫折する最大の原因は「わからないところが出てきたときに聞ける人がいなくて、そのまま学習が止まってしまう」ことです。

サポートが充実しているVBA講座であれば、エラーの原因やコードの書き方でつまずいた際にプロに聞いてすぐに解決できます。ただし、ひとくちに「質問サポートあり」といっても内容はさまざまです。

申し込む前に以下の3点を確認しておくとよいでしょう。

サポート内容 概要
質問の方法 チャット・メール・ライブ質問のどれに対応しているか
回数制限 無制限、もしくは月○回までか
対応時間帯 平日のみか、土日や夜間にも対応しているか

特に、平日フルタイムで働いている初心者の方は、夜間や休日に質問できるVBA講座であるかどうかが、学習の継続に大きく影響します。

実務に直結する内容か

VBA講座で学ぶ最大の目的は「自分の仕事を効率化すること」です。VBA講座を選ぶ際は、カリキュラムに以下のような実務ベースの演習が含まれているかどうかを確認しましょう。

  • 売上データの集計を自動化するマクロの作成
  • 請求書や報告書のテンプレートを一括作成する演習
  • 複数のExcelファイルからデータを1つに統合する処理

さらに、サンプルコードやテンプレートが提供されている講座を選べると、より実務での活用がスムーズになるでしょう。

口コミ・受講者の声

VBA講座の公式サイトに掲載されている情報だけでなく、実際の受講者のレビューや口コミも確認することが重要です。特に参考になるのは「プログラミング未経験だったが習得できた」「事務職の業務に活かせた」といった、自分と近い属性の人による体験談です。

また、口コミをチェックする際は、1つのソースだけに頼らず複数の場所を確認するのがポイントです。

口コミの媒体 特徴
SNS(X・Instagramなど) 講座名で検索すると受講者の率直な感想が見つかることが多い
個人ブログの体験記 受講の流れやメリット・デメリットを詳しくまとめている記事がある

複数のソースを見比べることで、公式サイトだけではわからない講座のリアルな評価を把握できます。

VBAの初心者向け講座のまとめ

今回は、VBAの基礎知識からおすすめ初心者向け講座8選、そして講座の選び方まで解説しました。

今回紹介したVBA講座はいずれも初心者に対応した内容です。正しい順序で学べば、数か月後には毎月の売上集計や請求書作成をボタン1つで自動化できるレベルに到達することも十分に可能です。

VBAのスキルは一度身につければ、業務効率の改善だけでなく社内での評価やキャリアの幅を広げることにもつながります。ぜひ本記事を参考にして、自分に合ったVBA講座を見つけてみてください。

初心者向けVBA講座おすすめ8選!選び方のポイントや基礎知識も紹介
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