データ集計などの単純作業に追われる現状や、マクロの属人化によるブラックボックス化は、VBAセミナーの導入で解消できる場合がほとんどです。VBAセミナーを通じて、正しい自動化スキルを組織に浸透させることで、工数の削減と業務の改善が実現します。
本記事では、VBAセミナーを導入するメリットや自社に最適な選び方、おすすめのVBAセミナー9選などを紹介します。現場の属人化を解消し、生産性の高い強い組織作りを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
VBAセミナーを導入するメリット
VBAセミナーの導入は、組織全体の業務効率化や標準化につながります。まずは、企業がVBAセミナーを導入することで得られる主なメリットを3つ紹介します。
- 定型業務を自動化し工数を削減できる
- 属人化を解消し業務を標準化できる
- ITスキルを底上げしDXを推進できる
それぞれ解説します。
定型業務を自動化し工数を削減できる
企業がVBAセミナーを導入するメリットは、定型業務を自動化し、工数を大幅に削減できる点です。例えば、請求書作成やデータ集計など、手作業で数時間かかっていた業務も、VBAを活用すればワンクリックで完了できるようになります。
社員が単純作業から解放されることで、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整いやすくなるでしょう。
属人化を解消し業務を標準化できる
属人化を解消し業務を標準化できるのも、VBAセミナーを導入するメリットです。独学でマクロを作成すると、本人しか修正できないブラックボックス化のリスクが高まります。一方、VBAセミナーでは可読性の高いコードの書き方や運用ルールといった標準的な作法を習得できます。
担当者が変わってもスムーズに引き継ぎができる体制を整えられるでしょう。
ITスキルを底上げしDXを推進できる
社員のITスキルを底上げし現場主導のDXを推進できる点も、VBAセミナーを導入するメリットです。VBAセミナーを通じてプログラミング的思考を養うことで、社員自身が「どの業務をシステム化すべきか」という視点を持てるようになります。
その結果、現場主導で業務課題をデジタル技術で解決する基盤が整い、組織全体のDX推進につながるでしょう。
自社に最適なVBAセミナーの選び方

自社に合ったVBAセミナーを選ぶには、いくつかのポイントをおさえることが重要です。ここでは、選定時に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
- 受講者のスキルレベル・目的で選ぶ
- 自社に合う受講形式で選ぶ
- 研修後のサポート体制で選ぶ
各ポイントについて、詳しく解説します。
受講者のスキルレベル・目的で選ぶ
自社に最適なVBAセミナーを選ぶ際は、受講対象者の現在のスキルレベルと導入の目的に合わせることが重要です。VBAセミナーには、プログラミング未経験者を対象とした基礎コースから、複雑なシステム構築を目指す応用コースまで幅広く存在します。
例えば、実務の効率化が目的なら実践演習の多いVBAセミナー、資格取得が目的なら試験対策に強いVBAセミナーといったように、目的に合致したVBAセミナーを選ぶことで、受講後のミスマッチを防ぎ学習効果を最大化できます。
VBAに取り組む前に、Excelの基礎操作や関数を社員に徹底させたいとお考えの方は、一般的なExcel講座から検討するのもおすすめです。基礎から学べるおすすめのExcel講座は、以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
自社に合う受講形式で選ぶ
自社の勤務体制や予算に合わせて、適切な受講形式のVBAセミナーを選択することも重要です。現在は主に以下の受講形式があります。
| VBAセミナーの形式 | ポイント |
| 対面講習 | 講師から直接指導を受けられるため、短期間で集中してスキルを習得できる |
| オンライン | 場所を問わず受講でき、リアルタイムの質疑応答で不明点をその場で解決できる |
| eラーニング | 時間や場所の制約がなく、個人のペースで繰り返し学習を進められる |
現場の業務負荷やリモートワークの導入状況を考慮した形式のVBAセミナーを選ぶことで、チーム全員が着実に実務で使えるスキルを身につけられます。
研修後のサポート体制で選ぶ
自社に最適なVBAセミナーを選ぶ際は、受講後のフォローやサポート体制が充実しているか確認することも不可欠です。VBAは自社の実務に適用する段階で、コードが動かない、応用方法がわからないといった課題に直面します。
そのため、受講後の質疑応答や個別相談といったサポート体制が充実しているかどうかを、VBAセミナー選定の際に確認しておくことが重要です。手厚いフォローがあるVBAセミナーを選ぶことで、学習した内容をスムーズに実務へ定着させやすくなります。
おすすめのVBAセミナー9選
社内のExcel業務を自動化し、生産性を向上させたい企業におすすめのVBAセミナーをご紹介します。まずは、一覧をご覧ください。
| VBAセミナー名 | 運営元 | 特徴 |
| Excelマクロ・VBAセミナー | GETT Proskill |
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| しっかり学ぶExcel研修~ゼロから学ぶマクロ・VBA基礎編 | 株式会社インソース |
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| 作って学ぶVBA~マクロでできる業務効率化~ |
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| Excel VBA基礎コース | TAC株式会社 |
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| マクロVBAマスター講座 | 株式会社すごい改善 |
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| Excel マクロ/VBA基礎速習講座 |
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| Excel VBA講座 | ピーシーアシスト株式会社 |
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| Excel VBA講座 | 株式会社アイエスエイ |
|
| VBAベーシック セミナー |
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それぞれ見ていきます。
Excelマクロ・VBAセミナー

VBAの基礎知識をマスターし、現場の業務効率化を加速させたい方は、以下のような短期集中で効率よく学べるセミナー受講もおすすめです。Excelマクロ・VBAセミナーは、専門的な知識のない初心者でも短期間でVBAを業務で使えるスキルを習得できると人気です。気になる方は、詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
| セミナー名 | Excelマクロ・VBAセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 開催期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
しっかり学ぶExcel研修~ゼロから学ぶマクロ・VBA基礎編
株式会社インソースのVBAセミナーは初中級者向けに設計されており、Excel操作の基礎知識がある社員であれば、すぐに受講できます。部署単位での一括導入や、講師派遣による社内集合研修にも対応しているため、組織全体でスキルを底上げしたい企業におすすめです。
作って学ぶVBA~マクロでできる業務効率化~
株式会社SchooのVBAセミナーは動画コンテンツのため、社員それぞれのペースで受講を進められます。法人向けプランでは、VBA以外のビジネススキル動画もあわせて活用できるので、複数テーマの社員教育をまとめてカバーしたい企業に向いています。
Excel VBA基礎コース
TAC株式会社のVBAセミナーは、通信講座形式で社員が業務の合間に自分のペースで学習を進められます。VBAエキスパート資格の取得を社員教育のゴールとして設定したい企業や、リスキリングの成果を資格という形で可視化したい場合に適しています。
マクロVBAマスター講座
経済産業省への研修実績を持っているのが、株式会社すごい改善のVBAセミナーです。著書はシリーズ累計40万部を突破しています。セミナー受講後も生涯無制限サポートが付くため、VBA導入後の定着支援まで見据えた企業におすすめです。
Excel マクロ/VBA基礎速習講座
株式会社インテンシティのVBAセミナーは、受講者の理解度にあわせて進行する少人数制のため、ITリテラシーに差がある社員でも安心して参加できます。まずは1名だけ試験的にセミナーを受講させて、効果を確認してから社内展開を検討したい、といった段階的な導入を目指す企業に適しています。
Excel VBA講座
ピーシーアシスト株式会社のExcel VBA講座は、プロの講師が横について指導する個人レッスン形式が特徴のセミナーです。全国に展開する教室またはオンラインで受講でき、実務ですぐに使える販売管理システムなどの作成を通じて、実践的なスキルを習得します。
企業研修では、助成金制度(人材開発支援助成金)を活用したプラン提案も行っています。同セミナーは、コストをおさえて社員教育を実施したい企業におすすめです。
Excel VBA講座
株式会社アイエスエイのExcel VBA講座は、受講前のスキル診断にもとづき、社員一人ひとりに最適なプランを提案するカウンセリングの手厚さが特徴のセミナーです。社員のスケジュールに合わせて通学とオンラインを自由に組み合わせられるため、業務が不規則でも無理なく学習を継続できます。
同セミナーは、シフト制や繁忙期などで、社員のスケジュールが不規則な企業に最適です。
VBAベーシック セミナー
こちらは、Excel VBAに関する膨大な情報を発信している、Office TANAKAの田中亨氏が自ら登壇するセミナーです。同セミナーでは、VBAの基礎を正しく理解して、自分で制御できるコードを書く力を習得できます。
他人のコードを読み解くポイントもカリキュラムに含まれているため、現場のブラックボックス化を根本から解決したい企業にとって有力な選択肢といえます。また、VBAエキスパートなどの資格取得も視野に入れて検討する場合は、事前にVBA資格の難易度や合格率も把握しておくとスムーズです。
以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
VBAセミナー導入による業務改善事例
ここでは、VBAセミナーの受講や、VBAを活用したシステム導入によって現場がどのように変わったか、具体的な事例を紹介します。
- 丸2日かかっていた伝票作成がわずか数分に
- データ加工時間が数時間から数十分に
次に詳しく見ていきます。
丸2日かかっていた伝票作成がわずか数分に
株式会社日出味噌醸造元では、毎月末の伝票作成に丸2日間を費やしていたことが大きな課題でした。そこで営業スタッフ自らがExcel VBAを活用し、独自の伝票作成プログラムを構築。その結果、同業務はわずか数分へと短縮され、手作業によるミスも解消されました。
※参考:法人事例 株式会社日出味噌醸造元|ガラパゴスタディー有限会社
データ加工時間が数時間から数十分に
みずほオフィスマネジメント株式会社では、業務効率化と品質向上を目指し、部署単位でVBA資格の取得に取り組みました。チーム全員が体系的にVBAを学んだことで、ERPから出力された数万件のデータを加工・照合する作業が劇的に効率化。
これまで数時間かかっていた作業が数十分で完了するようになり、手作業によるミスも解消されました。
※参考:資格試験 活用事例 みずほオフィスマネジメント株式会社|株式会社オデッセイコミュニケーションズ
VBAセミナーについてまとめ
VBAセミナーの導入は、社員個人のExcelスキル向上だけでなく、組織全体の生産性を底上げするための有効な手段です。VBAセミナーで、正しい作法の自動化スキルを学ぶことで、膨大な単純作業やブラックボックス化などの課題を解消できるようになります。
社員が自ら業務課題を発見し、改善できる組織を目指すために、まずは本記事で紹介した選び方を参考に、自社の課題や目的に合ったVBAセミナーの選定から始めてみてはいかがでしょうか。
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