【2024】G検定の対策方法!おすすめ講座も紹介

G検定とは、ディープラーニングやAIに関する知識を有していることを証明する資格です。2017年から始まった資格で、ビジネスでAIを活用する方を中心に注目を集めています。

本記事では、G検定の対策方法やおすすめの講座を5つ紹介しています。AIの基礎知識がない方や、独学で合格できるか不安な方は、参考にしてください。

G検定とは

G検定とは

G検定の対策方法を紹介する前に、まずはG検定について説明します。どのような資格なのか、試験内容などを確認しておくと効率よく対策ができるので、以下の3つを先に確認しておきましょう。

  • ディープラーニングに関する民間資格
  • G検定の概要
  • G検定の試験内容

ディープラーニングに関する民間資格

G検定(ジェネラリスト検定)は、日本ディープラーニング協会が主催する資格試験です。主に、ディープラーニングやAIに関する基礎的な知識が問われます。

そのため、AIに関する特定の知識を問われるのではなく、幅広く出題されるイメージです。資格を保有していると、AIをビジネスで活用できることを証明できます。

さらに詳しい内容や、E資格との違いはこちらの記事で解説しています。職種によってどちらの取得がおすすめかも紹介しているので、あわせてご参照ください。

G検定とE資格の違いは?向いている職種や合格するための対策方法を紹介

G検定の概要

G検定の概要は以下のとおりです。受験方法や費用、出題内容などを表にまとめたので、ご覧ください。

受験資格 特になし
費用(税込) 一般:13,200円
学生:5,500円
受験方法 オンライン(自宅受験)
試験時間 120分
問題数 200問程度

受験資格は特に定められておらず、誰でも受けることが可能です。また、会場やテストセンターなどではなく、自宅で受験します。

自宅で受験するならば、参考書やテキストを見ながら受験できると思うかもしれません。しかし、参考書を確認しながら問題を解けるとは思わないほうがいいでしょう。

なぜなら、出題数が多いため、テキストなどを確認している時間はほとんどないからです。
試験時間は120分と長く感じますが、200問程度の問題数が出題されるため、長いとは感じません。むしろ、時間切れになり「時間が足りない」と思う人が多いでしょう。

G検定の試験内容

G検定の試験内容を、公式サイトに掲載されているシラバスから引用して、紹介します。どのような内容が出題されるのかを確認しておき、試験対策にお役立てください。

ジャンル 内容
人工知能(AI)とは 人工知能の定義
人工知能研究の歴史
人工知能をめぐる動向 探索・推論
知識表現
機械学習・深層学習
人工知能分野の問題 人工知能分野の問題
機械学習の具体的手法 教師あり学習
教師なし学習
強化学習
モデルの評価
ディープラーニングの概要 ニューラルネットワークとディープラーニング
ディープラーニングのアプローチ
ディープラーニングを実現するには
活性化関数
学習の最適化
更なるテクニック
ディープラーニングの手法 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
深層生成モデル
画像認識分野
音声処理と自然言語処理分野
深層強化学習分野
モデルの解釈性とその対応
モデルの軽量化
ディープラーニングの社会実装に向けて AIと社会
AIプロジェクトの進め方
データの収集
データの加工・分析・学習
実装・運用・評価
クライシス・マネジメント
数理・統計 数理・統計

引用元: 一般社団法人日本ディープラーニング協会「G検定の試験範囲(シラバス)と例題

公式サイトでは、試験の内容がさらに詳しく紹介されています。気になる方はチェックしておきましょう。

また、ネットでG検定を検索すると「意味ない」と、ネガティブなワードも表示されます。取得しても意味がないのかは、こちらの記事で解説しています。

【2024】G検定は取得する意味がない?概要やメリット、活用できる職種を紹介

G検定の対策方法

G検定の対策方法は、主に以下の3つです。

  • 書籍を購入する
  • 動画やサイトを見る
  • セミナーやスクールを受講する

それぞれの特徴やメリットなども踏まえながら、解説していくので、自分に合った学習方法を見つけられるでしょう。

対策方法①書籍を購入する

方法1つ目は、書籍を購入することです。さまざまな書籍が販売されていますが、G検定を主催している、一般社団法人日本ディープラーニング協会が出版している、公式のテキストもあります。

また、対策本だけでなく、AIに関する本を読んでおくのも試験対策には有効な手段です。書店で気になる本やテキストがあれば、購入してみるとよいでしょう。

対策方法②動画やサイトを見る

方法2つ目は、動画やサイトを見ることです。上記のように、YouTubeではG検定の対策に関する動画がいくつがアップロードされており、無料で対策ができます。

自分が特に学習したいジャンルを視聴すれば、効率よく知識を習得できるのでおすすめです。初心者用や中級者向けなど、自分のレベルに合わせて内容を選べるのも、動画学習の利点です。

また、G検定の対策ができるサイトも充実しています。本番さながらの問題を無料で閲覧できるサイトもあるので、本番の試験までに確認しておきましょう。

対策方法③講座を受講する

方法3つ目は、講座を受講することです。G検定を学べる講座やスクールなどは豊富にあるため、独学が不安な方におすすめです。

講座を利用すると、効率よく知識を習得できるほか、疑問点が生じてもスピーディに解決できる点がメリットです。次の章では、G検定の対策ができるおすすめの講座を紹介していきます。

JDLA認定 G検定対策講座の詳細はこちら

G検定の対策におすすめの講座5選

G検定の対策におすすめの講座5選

G検定の対策におすすめの講座を5つ紹介します。受講費用や受講日数などを表にまとめているので、講座選びの参考にしてください。

  1. AI研究所 JDLA認定 G検定対策講座
  2. アガルートアカデミー G検定対策講座(日本ディープラーニング協会)
  3. インプレス アカデミーG検定対策 合格講座
  4. TAC G検定(ジェネラリスト検定)試験対策
  5. トレノケート ビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~

①AI研究所 JDLA認定 G検定対策講座

おすすめの講座1つ目は、AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座です。概要を表にまとめたので、ご確認ください。

講座名 JDLA認定 G検定対策講座
受講期間 1日(eラーニングは申し込み後1年間)
受講形態 会場受講・ライブウェビナー・eラーニング
受講費用
  • 会場受講・ライブウェビナー
    52,800円→キャンペーン中は30,800円
  • eラーニング
    44,000円→キャンペーン中は5,500円

JDLA認定 G検定対策講座は、短い時間でG検定の対策ができる講座となっており、受講期間はたった1日です。短期間で集中的に学べるのが人気の理由で、さくっと学習ができます。

未経験からでもG検定を学べるのが特徴で、1日で合格に必要なAIの基本的な知識や、仕組みなどを理解できるようになります。

具体的な講義内容としては、午前中にG検定に合格するために必要な基礎知識や、機械学習アルゴリズムの数式、AIに関する定理などを学びます。

午後からはAIの応用的な知識を理解するのが目標で、効率的なハイパーパラメータの調整や、強化学習の仕組みとDQNなどを習得します。

合格するために必要な知識を凝縮して伝えるので、最短でG検定の対策が可能です。オンラインの講座を終えた後は全100問の模擬試験をもらえるため、復習もしやすく合格に近づきます。

キャンペーン中はeラーニングの受講料が5,500円と、かなりお得です。また、東京会場では対面受講を実施しているので、直接プロから教わりたい方におすすめです。詳しくは、下記のリンクからご覧ください。

②アガルートアカデミー G検定対策講座(日本ディープラーニング協会)

おすすめの講座2つ目は、アガルートアカデミーのG検定対策講座(日本ディープラーニング協会)です。概要を表にまとめたので、ご確認ください。

講座名 アガルートアカデミー G検定対策講座(日本ディープラーニング協会)
受講期間 全16時間(申込み日より180日)
受講形態 通信講座
受講費用 65,780円
質問対応付き108,680円

G検定対策講座は、初学者向けに全16時間の講義でG検定の対策を行う講座です。重点を抑えて、効率よく学びたい方におすすめです。質問対応付きのパックも用意されているので、疑問を解決しやすく、理解がスムーズに進みます。

③インプレス アカデミー G検定対策 合格講座

おすすめの講座3つ目は、インプレス アカデミーのG検定対策 合格講座です。概要を表にまとめたので、ご確認ください。

講座名 G検定対策 合格講座
受講期間 8時間36分(視聴開始から60日間)
受講形態 オンライン配信(オンデマンド動画)
受講費用 33,000円

G検定対策 合格講座は、G検定を短時間で対策するオンデマンド講義です。演習問題と模擬試験もついてくるので、本番のリハーサルができます。

④TAC G検定(ジェネラリスト検定)試験対策

おすすめの講座4つ目は、TACのG検定(ジェネラリスト検定)試験対策です。概要を表にまとめたので、ご確認ください。

講座名 G検定(ジェネラリスト検定)試験対策
受講期間 約10.5時間(標準学習期間:3ヶ月)
受講形態 Web通信講座
受講費用 39,600円
入会金10,000円

G検定(ジェネラリスト検定)試験対策は、1つあたりの講義時間が10分前後で、テキストを利用しながら進めていきます。確認テストやレベルチェックテストなどの、アウトプットも充実しています。

⑤トレノケート ビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~

おすすめの講座5つ目は、トレノケートのビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~です。概要を表にまとめたので、ご確認ください。

講座名 ビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~
受講期間 1日間
受講形態 集合研修
受講費用 55,000円

ビジネスパーソンのためのAIリテラシー入門 ~G検定対応~では、シラバスに沿って対策する講座です。独学では理解に時間がかかりやすいAIの仕組みなどを、1日で習得します。

G検定の対策まとめ

本記事では、G検定の対策方法やおすすめの講座などを紹介しました。G検定の対策には、AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座がおすすめです。
初学者でもわかりやすい内容となっており、1日の対策でG検定の合格を目指せます。

講義を終えたあとは全100問が掲載された模擬試験も配布されるので、インプットだけでなくアウトプットも可能です。効率よく集中的に学習して、短期間でG検定の対策を行いましょう。

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