AI 【2025】業務自動化のRPAツール17選を比較!無料ツールや料金・AIやマクロ・導入事例での比較も

【2026】業務自動化のRPAツール17選比較表!導入事例・無料サービス・料金設定・AIやマクロとの違いも調査

日々の事務作業やデータ入力など、単調なルーチンワークを「誰かに代わってほしい」と思ったことはありませんか?

近年では、そうした業務を自動化できるツールを導入する企業が増えており、特に手軽に導入できるRPAに注目が集まっています。しかし、自動化ツール導入にあたっては、機能やコストをしっかり比較検討しておきたいものです。

この記事では、おすすめのRPAツール17種類を厳選し、選定しやすいよう比較表にまとめました。
無料プランの有無や料金体系、AIやマクロとの違い、実際の導入事例まで徹底的に比較したので、業務自動化を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

業務自動化の主要な6手法比較表

まずはじめに、6つの自動化手法を表で比較してみましょう。

手法 対象業務 必要スキル 費用 適用範囲 特徴
RPA 定型的業務 不要〜基礎 広い ノーコードで導入
AI 高度な判断業務 不要〜上級 非常に広い 学習・判断機能あり
マクロ(VBA) Office業務 基礎 Office限定 Office環境で完結
自動化スクリプト データ処理・Web操作 中級〜上級 非常に広い 柔軟にカスタマイズ
チャットボット FAQ対応 不要〜基礎 対話限定 24時間対応可能
OCR 書類・画像文字起こし 不要 文字認識限定 紙業務のデジタル化

業務自動化ツール導入時は、必要なプログラミング知識レベル、AI連携による高度業務対応の必要性、予算規模などを総合的に比較して選択してください。

各手法の特性を理解・比較し、自社の業務内容と運用体制に適した自動化ツールを選ぶことで、効果的な業務自動化が実現できます。

業務自動化のRPAツールとは?

業務自動化のRPAツールとは?

先程は、比較表で各手法の特性を見ましたが、その中でもRPAは「ノーコードで自動化できる」「適用範囲が広い」という点で、多くの企業から注目を集めています。

ここからは、業務自動化を検討する上で知っておきたいRPAについて詳しく見ていきましょう。

  1. RPAとは
  2. RPAでできること
  3. RPAが苦手なこと

①RPAとは

RPAとは、ソフトウェアのロボットを使って業務を自動化するシステムのことです。

正式名称は「Robotic Process Automation」で、直訳すると「ロボットによるプロセスの自動化」。わかりやすく表現すれば、「パソコン上の操作を代わりに実行してくれる自動化ツール」です。

ただし、ロボットといってもあくまでソフトウェアなので、一般的なロボットのように物理的な形はありません。あくまで、パソコン上で作業を代行するプログラムです。

このRPAを導入すると、人間が手作業で行うパソコン操作(クリック、入力、コピー&ペーストなど)は基本的にすべて自動化できます。しかも、導入時に従来のシステム開発のように、既存のシステムを改修する必要がないので、導入しやすく、効果も実感しやすいシステムなのです。

②RPAでできること

続いて、RPAでできることを具体的に見てみましょう。ここでは、自動化業務に合わせた具体例を一覧表にまとめてみました。

自動化業務例 具体例
データ入力・集計 Excel、Webサイト、PDFからのデータ取得、集計、入力
請求書処理 届いた請求書を読み取り、経理システムへ自動入力
顧客リスト作成・メール送信 顧客情報からリスト作成し、最適なメールを自動送信
ファイル管理 ファイルやフォルダの整理、移動、名称変更
入社手続き 新入社員の情報を複数のシステムに一括登録
定型レポート作成 複数システムの情報を統合し、定型レポートを自動生成

このように、RPAツールは、基本的にドラッグ&ドロップなどの直感的な操作の自動化を得意としています。

③RPAが苦手なこと

ただし、上記の表の「入社手続き」や「定型レポート作成」といった複数のシステムを横断するような高度な業務の自動化には、RPAツールだけでは対応できません

その他、以下のような項目もRPAが苦手な自動化業務です。

業務概要 具体例
高度な判断や創造性が必要な業務 新製品のアイデア創出、マーケティング戦略の策定など
頻繁にルール変更が発生する 業務ルールが安定していない業務の自動化
非定型的・例外処理が多い業務 顧客からの多様な問い合わせ対応、突発的な事故対応など
手書き文字や画像の認識 手書きの書類、画像データの認識・処理
PC上で完結しない物理的な作業 書類のスキャン、USBメモリの挿入、機器のボタン操作など

このように、RPAは定型業務の自動化に非常に有効ですが、上記のような非定型な業務や、より複雑な処理を伴う自動化業務には対応が難しいという側面があります。

高度なRPA活用にはPythonスキルが必要

そこで重要になるのが、Pythonの知識です。

PythonはRPAツールではカバーしきれない自動化処理を補完し、RPAの適用範囲を大きく広げてくれます。RPAとPythonを組み合わせることで、高度で柔軟な業務自動化が可能になります。

Pythonの基礎セミナーは、Pythonの基本から応用的な実装スキルまでカバーする短期講座です。

講義は、実践力強化と知識定着に抜群なハンズオンスタイル。より高度な業務自動化を叶えるPythonスキルを、ぜひこの機会に習得しましょう。

【無料あり】業務自動化のRPAツール17選を比較

業務自動化のRPAツール17選を比較

続いて、業務自動化で注目度が高いRPAツールを比較してみましょう。
ここでは、17のRPAツールをピックアップしました。

ぜひ、比較表で各ツールの特徴を比較した後、RPAツール選びで押さえておくべきポイントをご確認ください。

  1. RPAツール17選比較表
  2. RPAツールの比較ポイント

①RPAツール17選比較表

以下の比較表では、主な特徴の他、操作環境や料金、導入実績など、比較時に重要な項目を6つ挙げています。

ツール名 提供会社 動作形態 料金 主な特徴 導入実績 対象ユーザー
WinActor

NTTアドバンステクノロジ

デスクトップ型/サーバー型対応 要問い合わせ 超純国産・ドラッグ&ドロップ操作・1,000以上の機能 8,000社 日本企業特化
アシロボ

ディヴォートソリューション

デスクトップ型 5万円/月/2台、初期費用20万円 セキュリティ重視・3段階権限設定・短期習得可能 1,000社以上 中小企業・官公庁
RoboTANGO

スターティアレイズ

デスクトップ型 6.5万円/月/ID、初期費用10万円 録画機能・フローティングライセンス・最短1ヶ月利用 600社以上 スモールスタート
ロボオペレータ

PKSHA Associates

デスクトップ型 要問い合わせ 現場主導型・高度な画像認識・柔軟な契約形態 2,000社 現場担当者
AUTORO

オートロ

クラウド型 要問い合わせ チャットサポート・視覚的記録・多数のAPI連携 初心者〜上級者
batton

batton

クラウド型 14.8万円〜/月(サポート込み) AI搭載・無制限インストール・スマホライクUI 全社展開向け
EzAvater

テリロジーサービスウェア

デスクトップ型 要問い合わせ マウス操作のみ・テンプレート機能・年間100機能追加 非IT部門
Coopel

Coopel

クラウド型 11,520円/月/アカウント 変数定義不要・アニメー付きヘルプ・共同編集対応 初心者・チーム利用
NEC RDA Tool NECソリューションイノベータ デスクトップ型 要問い合わせ オブジェクト方式・誤作動が少ない・充実サポート 安定性重視
Google Apps Script Google クラウド型 無料 Google Workspace連携・JavaScript・無制限実行 Google環境利用者
Power Automate Desktop 日本マイクロソフト デスクトップ型
  • 無料
  • プレミアム:2,248円/月
  • プロセス:22,488円/月
Windows標準・レコーダー機能・サンプルフロー豊富 Windows利用者
マクロマン コクー デスクトップ型 無料(サポートは有償) 完全無料・人材派遣会社開発・RPA女子サービス コスト重視
UiPath Community UiPath デスクトップ型

無料(個人・小規模向け)

世界標準・学習リソース豊富・商用利用制限あり 学習・研修用
Zapier Zapier クラウド型
  • 無料プラン(月100タスク)
  • 超過:29.99ドル/月
Webアプリ連携特化・ノーコード Web系業務
IFTTT IFTTT クラウド型
  • 無料プラン
  • 有料プラン:3.99ドル/月
シンプルな自動化・IoT連携・スマホアプリ豊富 個人・簡単業務
n8n n8n クラウド型/オンプレミス
  • 無料(セルフホスト)
  • 有料プラン:20ユーロ/月
オープンソース・カスタマイズ自由・API連携豊富 開発者
Make(旧:Integromat) Make クラウド型
  • 無料(月1,000オペレーション)
  • 超過後:9ドル/月
ビジュアルシナリオ・複雑なワークフロー・豊富なアプリ連携 中級〜上級者

②RPAツールの比較ポイント

RPAツールは上記のようにいくつもの種類があるため、選択に迷われる方も多いかと思います。RPAツールをスムーズに選ぶためには、まず「現場主体」か「IT部門管理」かを決めたうえで、次の4つを比較検討しましょう。

項目 ポイント アドバイス
作成の簡単さ 直感的な操作か、プログラミング知識が必要か コード型は上級者向き
導入のしやすさ 小規模か、全社的な展開を前提とするか 柔軟性が高いのはクラウド型
管理・セキュリティ 権限設定や集中管理機能があるか 充実していると安心感がある
AI連携 将来的に高度な業務も自動化できるか 将来性を考えるならAI対応

自社の目的や運用体制に適したツールを見つけるためにも、ツール選びの際はぜひ確認しておいてください。

「一歩進んだ業務自動化を目指したい」という方は、ぜひこの機会にPythonスキル習得にチャレンジしてみましょう。Pythonスキルがあると、RPAツールだけでは難しい高度な処理を補完し、より複雑な業務も自動化できるようになります。

短期で確実にスキルアップできるPython基礎セミナー講習

Python基礎セミナー講習は、Pythonの基礎から応用までを習得できる短期型カリキュラムです。Webスクレイピングやデータ分析、Excel処理の自動化など、RPAでは難しい自動化処理の基盤を固められる実践的な内容です。

セミナー名Python基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

3つの業務自動化ツールを比較

3つの業務自動化ツールを比較

これまでRPAのツールや特徴を主に見てきましたが、業務の自動化ツールではAIやExcelのマクロも注目を集めています。これらも、業務効率化の重要な技術で、これらの特徴を比較しておくと、自社の目的に合ったツールを選びやすくなります。

  1. RPAとAIを比較
  2. RPAとマクロとの比較

①RPAとAIを比較

まずは、RPAとAIを表で比較してみましょう。

項目 RPA AI
役割 手作業による定型作業の実行 非定型作業の分析・判断
例え PC上の「手足」 PC上の「頭脳」
得意なこと
  • データ入力、集計、転記
  • ファイル操作
  • 繰り返し作業
  • 画像・音声認識
  • 予測、推論、分析
  • 自然言語処理
人間に代わる作業 手作業による定型作業を行う データから学び、正しい判断をする
ツールに必要なもの 明確なルールと手順 大量のデータ
導入のしやすさ 比較的容易 専門知識やコストが必要

このように、RPAは「定型業務の自動化」に強く、AIは「データからの判断」に強いのが特徴です。つまり、AIが判断を下し、RPAが実行するというように、両者は連携して作用するシステムなのです。

②RPAとマクロとの比較

マクロとは、ExcelやWordに組み込まれた自動処理機能です。続いて、RPAとマクロの特徴を比較してみましょう。

項目 マクロ RPA
利用範囲 Officeアプリケーションに限定 Web、クラウドなど幅広いシステムに対応
連携のしやすさ 他システムとの連携は難しい 独自システムや外部ツールとも連携可能
作成の難易度 プログラミング知識が必要 プログラミング経験がなくても対応可能

このように、マクロは「Office専用の自動化」、RPAは「幅広いシステムを横断できる自動化」が特徴です。


RPAは、AIほど高度な判断はできませんが、マクロよりもはるかに広い範囲で業務を自動化できるバランスの取れたツールです。

ぜひ、自動化したい業務の内容、導入の目的、そして誰が運用するかなどを考慮して自動化ツールを比較してみてください。

3つの導入事例で業務自動化ツールを比較

続いて、RPAとAI、マクロが、それぞれどのように業務を改善し、どのような効果をもたらすのかを、具体的な事例から比較してみましょう。

まずは、3つの自動化ツールの導入事例を一覧で比較してみます。

比較項目 RPA AI マクロ
課題 販売データ処理の手作業の負荷の大きさ SEO記事執筆時間が5時間かかっていた 日報データが複数シートに散在していた
対策 データDL・チェック・報告書変換を自動化 情報収集・整形・活用の3段階で使い分け 入力フォーム・自動読込・更新機能を開発
効果 年間110万時間削減(600人分相当) 記事執筆時間が20分に短縮 転記ミス解消・過去データ瞬時アクセス
規模 全社規模・100~150人体制 個人レベル・専門業務 部門レベル・日常業務

①RPAの導入事例|メガバンクでの大規模業務自動化

こちらの事例は、国内メガバンクでのRPA導入による業務効率化です。従業員が日々行っていた以下のような定型業務をRPAが代行し、大規模な成果を上げています。

  • 販売データのダウンロード
  • データのチェック
  • 報告書への変換作業

そして、以下のような導入効果が得られました。

  • 削減業務時間: 年間110万時間
  • 削減人員: 約600人分(一般的な年間労働時間で換算)

この事例は、金融業界の定型業務においても、RPAが大きな業務削減効果を生み出せることを示す代表的な例といえるでしょう。

②AIの導入事例|多彩な生成AIを使いわけて生産性3倍

続いて、AI活用担当者による業務効率化事例で比較してみましょう。この事例では、情報処理業務を以下の3段階に分けて、AIツールを活用する手法が実践されています。

  1. Perplexity、Grok、Geminiを使い分けて情報収集
  2. NotebookLMやGeminiキャンバス機能により情報をグラフやWebページ形式に整形
  3. ObsidianやCursorを用いて蓄積・活用

この手法により、従来5時間を要していたSEO記事執筆業務が20分に短縮され、生産性は実に3倍に増加。YouTubeコンテンツ企画立案などのクリエイティブ業務においても大幅な時間短縮を実現しています。

③マクロの導入事例|日報管理システムの効率化

こちらの事例は、企業の日報データ管理業務をマクロで自動化したものです。複数のExcelシートに散らばっていたデータの管理・集計作業を効率化しました。

具体的には、以下の機能が実装されました。

  • 入力フォーム機能により、データ入力が容易化
  • 管理番号のダブルクリックで、過去のデータを瞬時に読み込み
  • フォームに入力するだけで、自動的に一覧表にデータが記録

これらの機能により、手作業でのコピー&ペーストが不要となり、転記ミスの解消と作業時間の短縮を実現。専門知識がない担当者でも簡単に使える、業務改善ツールとして役立っています。

業務自動化を比較する際の注意点

最後に、業務自動化を比較する際に注意しておくべきポイントをお伝えしましょう。ここでは、わかりやすく表にまとめてみました。

項目 概要
使う人のスキルレベル プログラミング不要のドラッグ&ドロップ型か、コード記述が必要か
自動化したい業務の範囲 Excel内の作業だけか、Web・クラウド・複数システムをまたぐか
会社の規模と予算 無料ツールから月十数万円まで料金に大きな差がある
サポート体制の充実度 導入後のトラブル対応やチャットサポートの有無が運用の成否を左右
他システムとの相性 既存のOfficeアプリやWebシステムとAPI連携できるかを事前に確認

表面的な機能だけでなく、実際に使う現場の状況や会社の体制に合うツールを選ぶことで、導入後の満足度が大きく変わります。

業務自動化の比較についてまとめ

RPAは定型業務を効率化し大きな効果を発揮しますが、高度な判断が必要な業務には対応できません。まずは業務効率化ツールを比較検討し、自社に合ったRPAを選びましょう。

RPAの導入時にPythonスキルがあれば、ツールの拡張など、柔軟な自動化を実現できるため、ぜひこの機会にPythonのスキルアップを目指してください。

【2025】業務自動化のRPAツール17選を比較!無料ツールや料金・AIやマクロ・導入事例での比較も
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