この記事では、生成AIを学べるおすすめ研修を11選紹介します。
気になる生成AI研修の料金や選ぶポイント、メリットについても解説するので、研修選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
生成AIとは?
生成AI(Generative AI)は、多様なコンテンツを生み出すAI技術です。
従来のAIは、与えられたデータやルールに基づき、特定のタスクを実行することに特化しています。画像認識や音声認識、データ分析などがその一例です。
一方、生成AIは、大量のデータからパターンや関係性を学習し、新しいコンテンツを生成します。例えば、文章の自動生成や画像の生成、音楽の作曲などです。
「Generative」は「生成的な」という意味を持つ言葉で、つまり、「生成AI」は新しいものを生成することに特化したAIなのです。
研修で学べる生成AIの種類
生成AIは、テキスト生成だけでなく、画像や動画、音楽生成など、様々なコンテンツを生成します。以下に、生成AIの種類と主な内容、主なツールを表にまとめました。
| 種類 | 主な内容 | 主なツール |
| テキスト生成 | 文章、詩、ブログ記事などの生成 | ChatGPT、Gemini、Claude |
| 画像生成 | 写真、イラスト、デザインなどの生成 | Stable Diffusion、Midjourney、Canva |
| 音声生成 | 音楽、音声、効果音などの生成 | MusicLM、Jukebox、SOUNDRAW |
| 動画生成 | 動画、アニメーションなどの生成 | Runway、Adobe Firefly、Pika |
| 漫画生成 | 漫画のストーリー、イラストを生成 | Anifusion、OctoComics、Comic AI Generator |
| 3Dモデル生成 | 3Dモデル、ゲームアセットなどの生成 | Meshy、Luma AI、Ponzu |
画像生成の代表的なツール・Stable Diffusionは以下の記事で詳しく解説しています。仕組みや使い方についてもお伝えしているので、画像生成に興味がある方はぜひご一読ください。
生成AIは無料で利用できるツールがいくつもあります。以下の記事で詳しく紹介しているので、無料ツールを試してみたい方はぜひ参考にしてください。
生成AIの研修で学ぶ内容

生成AIの研修ではどのようなことを学ぶのでしょうか?以下では、一般的な生成AI研修で学べる内容をステップごとに解説します。
①生成AIの基礎知識
生成AIの研修では、まず生成AIの基礎知識を学びます。これにより、生成AIの全体像を把握し、その可能性や限界などの理解を深めていきます。
- 生成AIの概要と種類
- 大規模言語モデル(LLM)の仕組み
- 機械学習とディープラーニングの基礎
- 生成AIのビジネス活用事例
②生成AIの主要ツールと技術
次に、実際にChatGPTなどのツールを使った操作スキルを習得します。ここで、生成AIを業務に適用するためのプロンプト入力の基本などを学びます。
- ChatGPT、Gemini、Copilotなどの活用方法
- プロンプトエンジニアリングの基本
- 画像生成、動画生成、コード生成ツールの使用
- APIを利用した独自の生成AI開発
- ノーコード・ローコードでのAI開発
③生成AIの実践スキル
続いて、学んだ知識を実践で活かすための応用スキルを学習します。このステップで、生成AIを活用した業務効率化などの技法を身につけます。
- 効果的なプロンプトの作成
- 生成AIの精度を高めるテクニック
- 生成AIを活用したコンテンツ作成
- 生成AIを活用した業務効率化
④生成AIのリスク管理
最後に、生成AIを安全かつ倫理的に活用するための知識を学びます。生成AIのリスクを理解し、法令遵守と倫理的な利用を徹底する認識を身につけます。
- 生成AIの業務活用における課題と解決策
- 情報漏洩リスクとその対策
- 生成AI利活用ガイドラインの理解
- 倫理的なAI利用
生成AIを学べるおすすめ研修12選
それでは、生成AIを学べるおすすめの研修を12選紹介します。まずは、各研修の受講期間や受講形式、受講料金をまとめた一覧表からご確認ください。
| 研修名 | 受講形式 | 受講料金 |
| 生成AIセミナー | 会場受講 ライブウェビナー |
各38,500円 |
| 生成AIビジネス活用研修 | 会場受講 オンライン |
要問合せ |
| AI・DX・データ分析・活用研修 | ー | 要問合せ |
| 生成AIビジネス活用研修 | ー | 要問合せ |
| 生成AI活用 ワークショップ | ワークショップ | 要問合せ |
| ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座 | eラーニング | 27,500円 |
| 生成AI入門コース | eラーニング | 16,500円 70,000円 |
| 生成AIビジネス実践コース | オンライン | 267,400円 |
| 生成AI・ChatGPT研修 | 会場 オンライン eラーニング |
要問合せ |
| 法人リスキリング | ワークショップ | 要問合せ |
| ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用 | eラーニング | 33,000円 |
| DX・AI人材研修サービス | 全て対応 | 要問合せ |
生成AIの研修は比較的高価ですが、中でもGETT Proskillとキカガク・スキルアップAI等が安めに受講できる研修となっています。
それでは各研修を詳しく比較していきます。
①生成AIセミナー|GETT Proskill
GETT Proskillの生成AIセミナーは、初心者から応用レベルまで2日で効率的に学べる研修です。
研修では、生成AIの基礎知識から大規模言語モデル(LLM)の仕組み、ChatGPTやCopilotの活用方法、プロンプトエンジニアリングといった基本を網羅。さらに、画像生成、動画生成、コード生成などの実践学習、業務活用における課題や情報漏洩リスクへの対策など、実践的かつ応用的な内容も充実しています。
会場受講とオンライン受講の2形式あるため、「会場が遠方」という方も気軽に参加できるおすすめの研修サービスです。詳しいスケジュールや開催時期は以下のページをご参照ください。
②生成AIビジネス活用研修|コードキャンプ
コードキャンプの生成AIビジネス活用研修は、生成AI人材育成を目的とした企業研修に最適なサービスです。
新入社員や内定者、既存社員など対象者も幅広く、実績は、IT企業から自治体まで300社以上、受講者数は5万人超。ビズリーチ、アクサ生命、オリックスなどの大手企業も導入している信頼性の高さも魅力です。
研修では、ChatGPTの基本的な活用から、業務効率化やビジネス課題の解決方法まで、実務で役立つスキルを習得できます。カリキュラムは、各企業のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。
③AI・DX・データ分析・活用研修|株式会社アガルート
株式会社アガルートのAI・DX・データ分析・活用研修は、営業研修やマーケティング研修、ビジネススキル研修など、多彩な研修サービスを提供しているアガルートグループが提供しています。
本研修では、まず生成AIリテラシー研修(基礎編)からスタートし、ChatGPTのビジネス活用、AI企画研修、Pythonプログラミング研修、新入社員向けのDXリテラシー研修など、幅広いジャンルをカバーしています。
こちらのカリキュラムはカスタマイズ可能なので、企業の規模や業界、業務特性、職種に合わせて自由に組み合わせたい企業に最適です。
④生成AIビジネス活用研修|AI総研
AI総研の生成AIビジネス活用研修は、生成AI機能をフルで活用したい企業に向けた総合的な研修です。例えば、ChatGPTの導入支援や内製化研修、生成AIによるシステム構築研修、画像・動画生成研修、データ分析・強化研修など、幅広く総合的な研修サービスを提供しています。
これらの研修サービスは、AI総研が蓄積したノウハウをもとに、効果的な生成AIの活用を支援しているのが特徴です。また、カリキュラムや受講形式、料金なども全てニーズに合わせて相談・提供します。
⑤生成AIワークショップ|テックアカデミー
テックアカデミーの生成AIワークショップは、法人向けワークショップ型研修サービスです。具体的な活用方法、プロンプトエンジニアリングの基礎や実行方法などを2日間に分けて基礎から段階的に学習していきます。
1日目は言語モデルとは?という基本的なスキルから学び、プロンプトエンジニアリングなどを習得。2日目はビジネス上の活用方法、業務効率化ができるテンプレートについて学習します。三井住友海上や伊藤忠テクノソリューションズなども活用している研修サービスです。
⑥ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座|スキルアップAI
スキルアップAIのビジネスパーソンのための対話型生成AI講座は、最新の生成AIを、基礎からトレンド、活用法まで網羅的に学べるeラーニング形式の研修です。プロンプトエンジニアリングの基本も習得できるため、生成AIを使いこなしたい全ての方におすすめです。
カリキュラムは、生成AIの基礎知識から最新トレンド、実際の活用事例まで、段階的に学習をすすめ、さらにプロンプトエンジニアリングの要点もしっかり学習。研修は本編と対策編の2部構成で、対策編では生成AIパスポート試験の対策学習を行っています。
⑦生成AI入門コース|キカガク
キカガクの生成AI入門コースは、個人学習に最適なeラーニング形式の研修です。3.5時間の動画でサクッと学べ、事前知識不要。思い立った時に、いつでもどこでも気軽に学習を始められます。
学習内容は、生成AIのビジネス活用事例、生成AIでできること、LLM(大規模言語モデル)の仕組み、プロンプトエンジニアリングの基礎と実践など。29のコンテンツを通じて、生成AIの基礎から応用までを段階的に習得できます。
⑧生成AIビジネス実践コース|キカガク
キカガクの生成AIビジネス実践コースは、こちらは先ほど紹介したキカガクが提供する、ビジネス特化型法人向け研修サービスです。業務効率化に直結する生成AI活用法を、毎週のオンライン講義と1対1の個別指導で学べます。
キカガクの研修は、これまでに1,000社以上、15万人以上の受講者を輩出。なお、通常受講料は給付金対象外ですが、特定の条件を満たす場合は最大80%(適用時:52,800円)の給付金が支給されます。給付金適用条件は、無料説明会にてご確認ください。
⑨生成AI・ChatGPT研修|インターネットアカデミー
インターネットアカデミーの生成AI・ChatGPT研修は、実践ディスカッションや業務イメージに基づいた学習で、実務に直結するスキルを習得できる生成AI研修です。研修後も万全のサポート体制で、実務での疑問点も即解消できます。
基本的な研修時間は7時間ですが、事前ヒアリングで課題を明確にし、ニーズに合わせてカスタマイズ可能です。eラーニング、オンライン研修、講師派遣による実地研修など、研修形式も柔軟に対応しています。
⑩法人リスキリング|デジライズ
デジライズの法人リスキリングは、生成AIを使ったリスキリングに特化した法人向け研修サービスです。講義は、Xで14万人超のフォロワーを持つインフルエンサー・茶園氏が講師を務め、AIツールの導入から実務活用まで、ワンストップで進めていきます。
こちらは、サービス開始数ヶ月で2万人以上が受講し、GMOインターネットグループなど、大手企業も導入。補助金を活用すれば、利用料金を最大70%カットでき、詳細な金額や適用条件は事前の無料相談で確認可能です。
⑪ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用|トレノケート
トレノケートのChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用は、G検定やAIリテラシーなど、幅広いAI関連の研修を提供するサービスの一つです。生成AI研修では、基礎コースから応用コースまで、12種類の多彩なプログラムがあります。
ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用は、オンラインライブ形式で、受講時間は4時間半。カリキュラムは、ChatGPTの基本操作から業務効率化への応用までを学習します。最新のスケジュールや空席状況は、公式サイトでご確認ください。
⑫DX・AI人材研修サービス

DX・AI人材研修サービスは対面でもeラーニングでも、DXやAIの研修講座を開いてくれるサービスとなっています。
自社でオリジナルの研修が開きたい人や、社員にDXやAIの基礎を学ばせたいといった際にも利用できるとても便利な研修です。
相談は無料でできるので、ぜひこの機会に問い合わせしてみてください。
生成AIを研修で学ぶメリット

ところで、生成AIの研修を受講することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
「自分でもある程度使えるから大丈夫」と思っている方もいるかもしれません。しかし、研修で学ぶことで、さらに深い理解と効果的な活用方法を身につけることができます。
以下では、生成AI研修で得られる具体的なメリットについて解説しましょう。
- 業務効率の大幅な向上
- リスク管理と安全な活用
①業務効率の大幅な向上
生成AI研修で得られるメリットは、日々の業務を大幅に効率化できることです。研修で得た知識を基に生成AIを使いこなせば、まるで優秀なアシスタントが隣にいるかのように、業務効率が一気にアップします。
例えば、コンテンツ制作者は、AIによる構成案や見出しで、アイデア出しや作業時間を短縮可能です。マーケティング担当者なら、顧客データを分析し、適切な提案を自動生成することで、顧客への提案資料を瞬時に作成できます。
「生産性を向上させたい」「より創造的で価値の高い仕事に時間を使いたい」という企業やビジネスパーソンにとってメリットが大きいサービスといえるでしょう。
②リスク管理と安全な活用
生成AIは使い方を誤ると、情報漏洩や著作権侵害などのリスクを伴います。研修ではこれらを漏れなく学べるため、生成AIの潜在的なリスクを最小限に抑制できるのです。
例えば、ハルシネーション(もっともらしい誤情報の生成)への対策では、生成された情報の検証方法や、情報の信頼性を評価する基準を学びます。
また、著作権侵害への対策として、AIが生成したコンテンツの著作権に関する知識や、引用・転載のルール、情報漏洩対策では、機密情報を扱う際の注意点や、セキュリティ対策の重要性を学習します。
生成AIの研修の賢い選び方

生成AI研修を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。ここでは、先ほど紹介した研修を参考に、選び方のポイントを解説しましょう。
- 目的にあった研修形式を選ぶ
- 研修内容を確認する
- 研修期間や価格のバランスも考慮する
①目的にあった研修形式を選ぶ
生成AIの研修先を選ぶ際、目的にあった研修形式を選ぶことが重要です。生成AI研修は大きく分けて、会場受講、オンライン、eラーニング、ワークショップがあり、受講形式が異なれば、学習効果もメリットも変化します。
例えば、GETT Proskillの生成AI研修は会場とライブウェビナー(オンライン)の両方に対応しており、スキルアップAIはeラーニング形式に特化していました。
会場受講は講師との対面で質問がしやすい、オンラインは場所を問わず学習できるかつライブ配信上で質問ができる、eラーニングは自由な時間で学習できるなど、メリットはそれぞれ違います。スムーズに生成AIの研修先を選ぶためにも、まずは目標を定めた上で適した研修形式を選ぶと良いでしょう。
②研修内容を確認する
生成AIの研修選びの際、研修内容を確認することも重要です。生成AI研修はそれぞれ学習内容や対象者が違い、注力する学習も異なってきます。例えば、基礎から学びたい、実践的な活用方法を知りたいなど、まずは自分や企業のニーズにあったレベル感の研修を選択しましょう。
今回紹介したキカガクの生成AI入門コース、GETT Proskillの生成AIセミナーなどは個人・法人問わず利用できる初心者向けの内容で、コードキャンプは社員研修に特化、テックアカデミーは法人向けワークショップ研修でした。
このように、研修先によって内容や対象者が異なるため、事前にこれらを確認した上で選択すると良いでしょう。
③研修期間や価格のバランスも考慮する
研修期間と価格のバランスも、研修選びにおいて重要な要素です。研修期間は、数時間の短期集中型から数ヶ月にわたる長期型まで多岐にわたり、同時に、研修期間や内容によって価格も大きく変動します。
先ほど紹介した研修は、ニーズに合わせてカスタマイズ可能な研修、例えば、事前に研修機関へ問い合わせ、具体的な要望を伝えることで、最適なプランを提案するという研修が多く見られました。
最適な研修先を選択するためにも、まずは目標を明確にし、情報収集することをおすすめします。ぜひ、本記事で紹介した生成AI研修を参考に、十分比較検討したうえで適切な研修先を選んでください。
生成AIの研修についてまとめ
生成AI研修は、内容や特色が多岐にわたります。まずは、何のために生成AIを学びたいのか、目的を明確にしましょう。例えば、基礎知識の習得、業務効率化への活用など、目的によって選ぶべき研修は異なります。
GETT Proskillの生成AIセミナーは、基礎から実践的なプロンプト入力法、実務で活用できるプロンプト作成、生成AIの安全かつ適切な著作権管理、適切な使い方まで学べます。個人・法人問わず参加でき、2日間で基礎から応用スキルまで網羅的に学習できるおすすめの研修サービスです。