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【2025】生成AIのSoraとは?できること・料金・使い方・無料版の有無を解説

近年、映像コンテンツを自動生成できる技術が始まり、SNSや動画配信コンテンツなどで見かけることが増えてきました。その代表格となるのが、OpenAIが提供している動画生成AIのSora(ソラ)です。

この記事では、Soraの概要や料金、無料で試す方法、使い方についてわかりやすくまとめました。できることや活用シーンも解説しているので、生成AIをスタートする参考にしてみてください。

Soraとは?動画生成AIの概要

Soraとは、OpenAIが開発した文章や画像から動画を自動生成する生成AIモデルです。
2024年12月よりChatGPT Plus・Pro(有料)ユーザー向けに公開され、テキストで指示するだけで最大20秒の高精細動画を生成できると、世界的で注目を集めました。

さらに、Soraは被写体・背景・光源・カメラワークなど、映画撮影に近い情報をAIが自動で構築できるのが特徴です。既存のCG合成を超えるリアルな動画生成が可能となります。

なお、2025年時点での最新モデルはSora2です。前モデルのSoraと違い、映像と音声を同時に自動生成できるようになり、物理法則の再現性が大幅に向上しています。

あわせて、生成AIの概要から詳しく学びたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

【2025】生成AIとは?仕組み・種類・代表的なサービス・課題まで解説

OpenAIが提供している他の生成AIとの違い

OpenAIは、これまでにもChatGPTやDALL・Eなど多くの生成AIを公開しています。
ただし、それぞれ得意分野が違い、Soraはその中でも「映像を生み出す専門の生成AI」という位置づけです。以下に、提供されている生成AIモデルの違いを整理しました。

生成AIのモデル名 役割
ChatGPT テキストや会話の生成(質問・文章・コード)
DALL·E イラストや写真など静止画の生成
Whisper 音声をテキストに変換する生成AI
Sora 動画(映像+音)を生み出す生成AI

なお、ChatGPTはDALL・EとWhisperのモデルを統合した汎用型の生成AIです。
OpenAIのツールは基本的に、ChatGPTとSoraを使い分けるのが主流となります。

また、OpenAIがどのような会社なのか気になっている方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2025】OpenAIとは?代表ツールの使い方や歴史・注目されている3つの理由も紹介

生成AIのSoraでできること・基本機能

Soraでできること
出典:OpenAI公式サイト

Soraは、これまで人の手で実施してきた動画制作・編集を、誰でも・短時間で・高品質に行えるようになる生成AIです。以下に、Soraで利用できる主な機能を紹介します。

テキストから動画を自動生成

一番の特徴は、文章(プロンプト)を入力するだけで動画が完成することです。
「草原を走る犬」「海辺の夕焼けを眺めるカップル」など、シーンを言語として指定するだけで、生成AIが構図・光の動き・被写体のモーションまで理解して映像化します。

キャストも場所も不要で映像をつくり出せることから、生成AI版の映画監督になれるのがSoraの魅力です。

画像から「動く映像」を生成

Soraでは、写真やイラストといった静止画をアップロードして、そこに動きを加えることも可能です。以下に、映像として動かすイメージを整理しました。

静止画 動きの加え方
建築CGパース 人が歩く・木が揺れるなどのイメージを加える
商品写真 全体像の回転や拡大、照明の向きなどを変える
人・動物 動き回る様子をいろんな角度から映像化する

たとえば、亡くなったペットの写真を、思い出として生成AIで動画化する事例もあります。ChatGPTおよびDALL・Eでは実現できない「時間表現」を可能にするのがSoraの魅力です。

映像の一部修正・再生成機能

「背景だけ変えたい」「被写体の服装を変えたい」といった部分編集も、生成AIのSoraで実行できます。以下に修正・編集の例をまとめました。

  • 映像の背景だけを季節ごとに変えたい
  • 同じシーンで服装や照明を調整したい
  • 登場する人物だけ変えたい

動画の中から特定のオブジェクトを指定して再生成することにより、すべてを再生成せずに映像を修正できるのが強みです。手戻りを最小限に抑えられます。

生成AIであるSoraの活用シーン

生成AIのSoraは、プライベート目的や映像業界だけでなく、さまざまな業界や用途で活用できる便利なサービスです。以下に活用シーンと具体的な使い方をまとめました。

活用分野 具体的な使い方
広告・マーケティング SNS動画、キャンペーン映像、商品PR動画の作成
教育・研修 教材映像、オンライン授業用のナレーション付き動画
不動産・建築 完成予想図・CGパースのアニメーション化
企業プレゼン・採用 ビジョンムービー、採用動画の自動生成

特に、人に届ける情報発信ではSoraが役立つ場面が多く存在します。
ChatGPTで発信層を見極めて、構成などを練り、Soraで動画を形にしていくといった連携も可能です。

生成AIのSoraの料金体系・プラン

Soraの料金体系
出典:OpenAI公式サイト

Soraは有料で利用できる生成AIです。料金体系は、ChatGPTの契約に連動しており、以下のプランを利用することで生成が可能となります。

プラン 料金 対応範囲
ChatGPT Plus 20ドル/月
※約3,000円/月
Soraの生成AI機能を制限付きで利用可能
ChatGPT Pro 200ドル/月
※約30,000円/月
Soraの生成AI機能を無制限に利用可能
ChatGPT Business 25ドル/月
※約3,750円/月
チーム利用におすすめのビジネス有料プラン(Plusプランと同等)

なお、Soraの前バージョンで提供されていた「Sora専用クレジット」というスポット利用の制度は現在提供されていません。有料プランの契約に一本化されている点に注意してください。

生成AIのSoraを無料で使う方法はない

2025年11月現在、生成AIのSoraを無料で使う方法はありません。

以前まで、一部ユーザーのみ無料利用できる「招待制」なども用意されていましたが、現在はその制度が廃止済みです。ただし、Soraの専用画面へアクセスして、他のユーザーが作成したフィードや生成動画を確認することは可能です。

生成AIのSoraの利用手順

生成AIのSoraは、デバイスによって利用手順が異なります。
以下より、有料プランの契約を前提として、利用手順を解説します。

  • PCの場合
  • スマホアプリ(iOS・Android)の場合

PCの場合

Soraの公式ページ
出典:OpenAI公式サイト

SoraをPCで利用したい場合には、公式ページ上側に表示されている「ログイン」ボタンをクリックして、次のアカウントを選択するだけで操作画面に移行します。

  • Googleアカウント
  • Appleアカウント
  • Microsoftアカウント
  • 電話番号
  • メールアドレス

OpenAI用のアカウントはないため、お持ちのアカウントを使ってログインしてみましょう。

スマホアプリ(iOS・Android)の場合

Soraのインストール画面
出典:App Store「Sora by OpenAI」

スマホアプリとして生成AIのSoraを利用したい場合には、各OSで利用できる以下のアプリストアから「Sora」をインストールしましょう。

  • iOSの方は「App Store」
  • Androidの方は「Google Play」

なお、アプリをインストールしたらGoogleやAppleなどのアカウントを使ってログインするだけで、すぐに生成AIを利用できます。

誰でも生成AIを活用できる!Soraの使い方

実際にSoraを使ってみたい方向けに、基本的な使い方を画像付きでわかりやすく解説します。

  • 日本語プロンプトの入力による生成
  • 画像アップロードによる生成

日本語プロンプトの入力による生成

日本語でSoraのプロンプトを入力する

Soraでは、画面下側にある入力画面で、指示内容(プロンプト)と次のようなビデオ設定を選択できます。

  • 動画のアスペクト比(16:9など)
  • 画質(ピクセル数)
  • 動画の時間
  • 出力する動画本数

今回は、以下のプロンプトだけで動画を生成してみました。

日本の東京都浅草にある「雷門」を、雨の日に歩くアメリカ観光客

Soraで生成した動画

1分ほど待ったところ、上の2本の動画が生成されました。

簡単な動画生成であれば日本語でも対応可能ですが、若干精度が落ちてしまいます。
本格的な生成を希望する方は、英語入力でプロンプトを用意するのがおすすめです。

画像アップロードによる生成

画像から動画を生成する

続いて、画像をベースに動画を生成する手順を紹介します。
まずは、入力画面に設置された「+」マークを選択して、任意の画像を添付しましょう。
今回は、上の画像にあるフリー素材を用い、以下の指示で生成してみます。

男性を中心にカメラを30度ほど回転させた映像にして

画像ではわかりづらいですが、カメラがスライドする動画を生成できました。

出力された男性の動画

このように、画像のクオリティを崩すことなく、指示通りの動画を生成できるのがSoraの魅力です。

なお、シンプルな動画生成であれば初心者でもすぐにSoraを活用できますが、ビジネス目的での生成や、細部調整などを実施するためには、プロンプトのコツを覚えることが欠かせません。

もし、生成AIの基本的な使い方、業務での活用法を学びたい方は、セミナー講習に参加して、実践的な操作方法をマスターするのがおすすめです。以下のセミナーでは、生成AIの使い方を体系的に学習できるので、ぜひ参加してみてください。

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運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
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受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング

生成AIのSoraについてよくある質問

ここまで紹介した生成AIのSoraについて、よくある質問をまとめました。

生成AIであるSoraとChatGPTの料金は別ですか?
生成AIのSoraは、ChatGPT Plus(またはPro)ユーザー向けの追加機能として提供されています。別料金は不要ですが、今後は商用利用向けに独立プランが導入される可能性があります。
OpenAIのSoraの最新バージョンは?
最新バージョンは「Sora2」です。動画生成にかかる速度と映像の安定性と改善され、表情や動きの乱れを抑えやすくなりました。今後は長尺映像や音声連動機能の追加も予定されています。
生成AIであるSoraの日本語入力と英語入力の違いは?
Soraは日本語入力にも対応していますが、映像構成や動作指定の細かさでは英語入力の方が精度が高い傾向にあります。より自然な動画を生成したいなら、ChatGPTの翻訳機能を併用して英語プロンプトに変換するのがおすすめです。

生成AIのSoraについてまとめ

Soraは、「テキストで映像をつくる」時代を切り開いた動画生成AIです。
ChatGPTの会話力、DALL·Eの画像生成力では実現できない、動画生成を可能とします。

なおSoraをうまく活用するためには、生成AIの基礎知識、そしてプロンプトの活用法を理解することが重要です。はじめて生成AIに触れる方は、まずSoraを導入し、基礎的な使い方から学習してみてはいかがでしょうか。

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