VR対応の家庭用ゲームや動画の視聴には、VRゴーグル・ヘッドセットが欠かせません。しかし、どの機種を選べばよいのかや、性能の違いなどがわからず悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、おすすめのVRゴーグル・ヘッドセットを9つ厳選して紹介します。また、種類ごとの特徴や選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
VRゴーグル・ヘッドセットとは

VRゴーグル・ヘッドセットとは、頭に装着することで仮想現実の世界を体験できる装置です。左右のレンズに異なる映像を映し出すことで、現実世界を見ているような立体的な映像を再現します。
さらに、ヘッドトラッキング機能によって頭の動きと映像が連動するため、視点を変えるだけで360度の仮想空間を自然に見渡せます。これにより、まるでその場にいるかのような高い没入感を得られるのが特徴です。
VRゴーグル・ヘッドセットの種類
VRゴーグル・ヘッドセットには、以下の3種類があります。
| 種類 | 特徴 |
| PC・ゲーム機接続型 |
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| スタンドアロン型 |
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| スマホ取り付け型 |
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種類によって機能性や価格は異なります。それぞれの種類について詳しく見ていきましょう。
①PC・ゲーム機接続型
PC・ゲーム機接続型は、パソコンや家庭用ゲーム機と接続して使用するタイプです。高性能なデバイスで映像処理を行うため、圧倒的なグラフィック性能と滑らかな動作が特徴です。
一方で、ケーブル接続が必要なため、設置スペースや接続環境の整備が求められます。高価ではありますが、本格的なVRゲームを行いたい方に適しています。
②スタンドアロン型
スタンドアロン型は、ヘッドセット単体でVRを体験できるタイプです。ワイヤレスで動きの制限が少なく、快適にプレイできます。
また、比較的コンパクトで、外出先でも気軽に持ち運べる点もメリットです。使い勝手の良さから幅広く人気があります。
③スマホ取り付け型
スマホ取り付け型は、スマートフォンをゴーグル本体に装着して使用するタイプです。専用アプリを通じて、手軽にVR動画を楽しむことができます。
価格が安く導入しやすい一方で、性能や没入感はほかのタイプに劣ります。まずはVRがどのようなものか試してみたいという方におすすめです。
VRゴーグル・ヘッドセットの選び方
VRゴーグル・ヘッドセットを選ぶ際は、以下の項目を意識してみてください。
- 価格で選ぶ
- 使いやすさで選ぶ
- 機能性で選ぶ
これらの選び方について見ていきましょう。
①価格で選ぶ
VRゴーグル・ヘッドセットは、高価なデバイスであるため、価格で選ぶのは一つの選択肢です。安価で試してみたい方には、スマホ取り付け型がおすすめです。
スマホ取り付け型なら、スマホがあればゴーグル以外を用意する必要がありません。さらに、本体自体も安価なため、コストを抑えてVR体験を行えます。ただし、最低限の機能しかないので、ゲームや高画質な動画を楽しみたい場合には物足りなさを感じる場合も多いでしょう。
②使いやすさで選ぶ
快適さを重視するなら、スタンドアロン型がおすすめです。スタンドアロン型なら、ケーブル不要で自由に動けるため、没入感の高い体験ができます。
さらに、本体の重量も快適なVR体験には欠かせない要素です。本体が重いと首や肩が凝ってしまうため、事前に重量もチェックしておきましょう。
③機能性で選ぶ
高いクオリティでVRを楽しみたいなら、PC・ゲーム機接続型がおすすめです。PC・ゲーム機接続型なら、パソコンや家庭用ゲーム機のグラフィックを活かせるため、綺麗な映像でVRを楽しめます。
ただし、有線で接続するため、自由度は高くありません。また、本体だけでなく高スペックなパソコンも必要になることから、初期投資が高額になる点もデメリットです。
おすすめのVRゴーグル・ヘッドセット9選
おすすめのVRゴーグル・ヘッドセットは以下のとおりです。
- PlayStation VR2
- DPVR E4
- VIVE Pro 2
- VIVE XR Elite
- Meta Quest 3S
- Meta Quest 3
- PICO 4
- VRG-XEHR01BK
- VRG-2D3D02BK
これらのVRゴーグル・ヘッドセットの特徴について見ていきましょう。
①PlayStation VR2

PlayStation VR2は、ソニーが発売しているPC・ゲーム機接続型のVRヘッドセットです。USBケーブルでPS5と接続することで、PS5の高品質なゲームタイトルをすぐに遊ぶことができます。
また、調整可能なスコープや伸縮できるヘッドバンドなど、快適にプレイするために必要な機能が揃っているのも特徴の一つです。
②DPVR E4

引用:DPVR E4
DPVR E4は、PC・ゲーム機接続型のVRヘッドセットです。本体重量は285gと軽量なため、長時間の使用でも疲労が溜まりにくい設計となっています。
また、Steam VRに対応しているため、Steamにある数多くのゲームタイトルで遊べるのも嬉しいポイントです。
③VIVE Pro 2

引用:VIVE Pro 2
VIVE Pro 2は、HTC社が提供するPC・ゲーム機接続型のVRヘッドセットです。4896 × 2448の5K解像度が特徴で、現実と見間違うほどの高グラフィックでゲームを楽しめます。
また、リフレッシュレートも120Hzあり、滑らかな映像でVR酔いの心配も抑えられます。
④VIVE XR Elite

VIVE XR Eliteは、HTC社が提供するスタンドアロン型のVRヘッドセットです。折りたたみ可能な軽量ヘッドセットであるため、持ち運びや長時間の使用でもストレスなく使用できます。
また、1600万画素のカラーパススルーカメラ搭載により、VIVE XR Eliteを装着した状態でもスマホ操作が可能です。
⑤Meta Quest 3S

Meta Quest 3Sは、Meta社が開発したVRヘッドセットです。同社のMeta Quest 3の廉価版であるため、初めてVRゴーグル・ヘッドセットを購入する初心者に特におすすめです。
MR機能も備えており、自分の部屋をバーチャル世界と融合させることもできます。
⑥Meta Quest 3

引用:Meta Quest 3
Meta Quest 3は、Meta社が開発したスタンドアロン型のVRヘッドセットです。廉価版のMeta Quest 3Sよりもグラフィック性能が上回っており、よりハイクラスな体験ができます。
また、視野角は水平で110度、垂直で96度と、広範囲の世界を視認できるため、高い没入感を得られます。
⑦PICO 4

引用:PICO 4
PICO 4は、PicoTechnology社が販売するスタンドアロン型のVRゴーグルです。薄型のパンケーキレンズ搭載によって、軽量化を実現した商品です。
また、優れた視野角によって自然な没入体験ができます。
⑧VRG-XEHR01BK

引用:VRG-XEHR01BK
VRG-XEHR01BKは、エレコムが販売しているスマホ取り付け型のVRゴーグルです。VRリモコンとセットになっているため、VRゴーグルをつけたままスマホを操作できます。
遮音性能に優れるヘッドホンにより、深い没入感を味わえます。
⑨VRG-2D3D02BK

引用:VRG-2D3D02BK
VRG-2D3D02BKは、エレコムが販売するスマホ取り付け型のVRゴーグルです。VR動画だけでなく、2D映像も大画面で視聴できる製品です。
一台あることで、スマートフォンでの動画視聴の楽しみ方が増えるでしょう。
VR開発ができるおすすめのゲームエンジン
VRゴーグル・ヘッドセットを使ってさまざまなコンテンツを楽しんでいると、「自分でもこんなVR空間を作ってみたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
現在では専門的なプログラミング知識がなくても、手軽にVRコンテンツを開発できるゲームエンジンが多数登場しています。VR開発ができるおすすめのゲームエンジンは、以下の二つです。
- Unreal Engine
- Unity
これらのゲームエンジンの特徴について見ていきましょう。
①Unreal Engine
Unreal Engineは、無料で利用できるゲームエンジンです。Unityと並び、世界中で高いシェアを誇ります。
プログラミングの知識がなくても、高度なグラフィックスを備えた高品質なゲームや、VR・ARの開発などができるのが特徴です。Unreal EngineでVRテンプレートを開く方法は以下のとおりです。
- Unreal Engineを起動する
- 左側メニューの「ゲーム」から「バーチャルリアリティ」を選択する

- プロジェクトの保存場所や名前を設定して「作成」をクリックする
- VRテンプレートが開く

また、UnityとUnreal Engineの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。どのような人にUnreal Engineがおすすめなのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
②Unity
Unityは、ゲーム開発では世界一のシェアを誇るゲームエンジンで、実際に3Dゲームや2Dゲーム、VRゲームなど、さまざまなジャンルのゲームがUnityで制作されています。マルチプラットフォームに対応しているため、iOSやAndroidのスマホゲームからブラウザゲーム、家庭用ゲーム機まで幅広い開発を行えます。
さらに、簡単なゲーム制作であればプログラミング知識は必要なく、初心者でも気軽に開発に取り組めます。UnityでVRテンプレートを開く方法は以下のとおりです。
- Unityを起動する
- プロジェクトメニューを開く
- 画面右上の「新しいプロジェクト」を選択する

- 「すべてのテンプレート」から「VR」を選択する

- プロジェクト名や保存場所を設定して「プロジェクトを作成」をクリックする
- VRテンプレートが開く

また、Unityを使ったゲーム開発に興味のある方は、Unity基礎セミナーをチェックしてみてください。Unity基礎セミナーでは、RPGやホラーゲームなどを作りながら、Unityの基本的な操作方法について学べます。
セミナー名 Unity基礎セミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 41,800円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
UnityのVR開発については、以下の記事で詳しく解説しています。Unityでメタバースを構築する方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのVRゴーグル・ヘッドセットについてのまとめ
今回は、おすすめのVRゴーグル・ヘッドセットを紹介しました。VRゴーグル・ヘッドセットは、自宅で臨場感のある映像体験を楽しめるデバイスです。
PC・ゲーム機接続型・スタンドアロン型・スマホ取り付け型の3種類があり、性能や使いやすさ、価格によって選び方が異なります。高品質な映像を求めるならPC・ゲーム機接続型、手軽さを重視するならスタンドアロン型、まず試したい方にはスマホ型がおすすめです。
自分に合った機種を選び、リアルなVR体験を楽しみましょう。