Fusion 360 ユーザーインタビュー 株式会社アイゼン工業 様

ユーザーインタビュー

株式会社アイゼン工業 様

更新日:2017/12/27

弊社(株式会社アイゼン工業様)は、フライス加工・マシニング加工・アルゴン溶接を行っている会社です。元々は違う会社で職人を続けておりましたが、妻との結婚を機に義父の経営する会社に移る事になりました。
『マシニング入れてやるから うちの会社に来い!』という感じでしょうか…。

今までは必要な物は何でも揃っていた環境でしたので最初の頃は困りごとが多かったですね、ここは溶接屋さんなので!
機械やツールの選定までは良かったのですが、CADCAMに関しては理解してもらうのに苦労しました。

結果としてFusion 360を見つける事ができ、今はマシンの能力を存分に発揮できるようになり、加工が楽しくて仕方がない、そんなマシニング職人です。

1つのソフトで多様な事が出来ることが導入のきっかけ

Fusion 360の導入を検討していた当初は、複数社のCADCAMメーカーのデモを見たり見積もりを取ったりして約3年ほど悩んでいたのですが、1台のマシニングに対しのコストとしてはどの商品も高額すぎました。

ある時ホームページで偶然見つけたFusion 360の記事を見て3Dワークス社に連絡してみたところ、間もなくして来社頂き丁寧な説明と案内をして頂けた事と、CADCAMとしてだけでなく1つのソフトで多様な事が出来ることがわかったのが導入のきっかけです。

CADCAMの連携により加工時間の短縮に成功

Fusion 360は3Dで全ての面を確認できるので複雑なワークでも理解しやすく加工手順や段取りなど考えやすくなりました。
本図と対称などのミスしやすい要素もCAD上で素早く展開できすぐにCAM作業に掛かれ加工終了までの時間がかなり短縮されました。

急な設計変更やリピート品の一部変更などもCAD上で変更や修正をする事でCAM側に瞬時に反映されるので非常に早く対応する事ができす。  
切削方法も多様で 改善が難しかった粗どり加工の時間短縮をツールに過大な負荷をかけない加工方法で済ませる事ができ消耗品であるエンドミルやチップなどコストダウンにも貢献されています。

セミナー受講後はすんなりと加工を進める事が可能に

3DCADの経験がなかったため導入当初は不安でしたが、ビズロードのセミナーを受講することで不安は解消されていきました。
セミナーでは、課題に対しての指導が解りやすく基本的な要素はテキストにも詳しく載っているので受講期間内に覚える事ができるのかな?という最初の不安は日を追うごとに解消される様な感じで受講後はすんなりと加工を進める事ができました。

付加価値の高い製品作りが可能に

Fusion 360を使う上で苦労した事はスケッチ後、3Dでの切削モードで加工範囲がうまく設定できずに時間を費やしてしまう事が使い始めの頃には多々ありましたが、現在では操作に慣れたからなのか?はわからないのですがスムーズに加工を進める事ができています。

今まではできなかったマシニングセンターの動きもFusion 360を使用する事で可能になり断っていた案件などにも対応できる様になったので付加価値の高い製品作りが可能になったのでお客様にも満足頂ける様になりました。