人工知能であるAIを用いた製品やサービスは、世の中のあらゆる場面で使用されています。
その中でも、大勢の人の身近な存在と言えるのが、ChatGPT(チャットGPT)です。
無料で利用できるため、実際に数多くの人が使っています。
今回は、そんなChatGPTがどのようなAIなのか、基本的なことや始め方などを確認していきましょう。
ChatGPT(チャットGPT)とは?

ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、アメリカのOpenAI社が提供している、対話型AIの一種です。
文章でやり取りをするサービスで、ユーザーが送信した質問や指示に応じて、AIが何らかの回答を行います。
そして、有料版もありますが、基本的には無料で利用可能です。
ChatGPTで使用されるAIは、インターネット上にある膨大なデータを元に学習をしています。
よって、幅広い回答ができ、専門的な分野にも対応可能です。
ChatGPTの種類
| ChatGPTの種類 | 特徴 |
| ChatGPT-3.5 | 無料版で使えるバージョン。昔の有料版の型落ち。 |
| ChatGPT-4 | 有料版でしか使えないバージョン。3.5より優秀。 |
| ChatGPT-4o | 有料版でしか使えないバージョン。現在の最新バージョンです。 |
ChatGPTは2025年7月現在では無料版で使える3.5と、さらにバージョン4・4oが存在しています。3.5は昔有料版として扱われていましたが、4が出たので無料でも利用できるようになりました。
ChatGPT-4oは新たに開発されたChatGPT-4の改良版です。
今までによく出たバグやエラー・できなかったことなどが改善されていて、さらにチャット出力の精度も高くなっています。
ChatGPTの料金価格
| ChatGPT Plus | ChatGPT | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 20$(約3,040円ほど) | 無料 |
| 使用可能なバージョン | ChatGPT-4・ChatGPT-4o | ChatGPT-3.5 |
ChatGPTは上記で記述した通り無料でも利用できますが、最新のChatGPT-4oなどは有料版でないと利用できません。
3.5と4は結構出力のクオリティに差があるので、まずは無料の3.5から始めてみて不満が募るようであれば有料版にアップデートしても良いと思います。
ChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTは基本的に無料で利用できますが、月額20ドルを支払うことで、機能が豊富な有料版に切り替えられるようになります。
文字数の上限
無料版と有料版はまず、1回で入力できる文字数の上限が異なります。
無料版は2,048文字ですが、有料版だと倍の4,096文字です。
レスポンスの速度
そして、接続の安定性とレスポンスの速度にも違いがあり、どちらも有料版の方が優先されます。
無料版の場合は、同時に使用しているユーザーが多くなれば、接続が不安定になったり、レスポンスが遅くなったりする可能性が高いです。
けれど、有料版の場合は、そういった問題はまず起こりません。
プラグインの使用
さらに、プラグインを使えるかどうかという、大きな違いがあります。
プラグインとは、ChatGPTに何らかの機能を持たせられるツールです。
プラグインの種類は非常に豊富で、ChatGPTの一部機能を自動化したり、リアルタイムのデータを即座に反映させたりするなど、色々なことができるようになります。
そういった機能を使うのであれば、有料版が必要です。
ChatGPTの始め方3ステップ

それでは、ChatGPT(チャットGPT)を始める方法について、解説していきます。
1.専用アカウントを作成
まずは、ChatGPTのアカウントを作成する必要があります。
- ブラウザでChatGPTのサイトにアクセスし、「Sign up」を選択
- メールアドレスを入力
- アドレス宛にメールが届くので、そこにあるURLからアクセス
- 電話番号を使ったSMS認証を済ませる
これで、アカウントの作成は完了です。
ChatGPTでは、GoogleやMicrosoftのアカウントを使用することができます。
そのアカウントを使うのであれば、新しくアカウントを作成する必要はありません。
次のログインするステップへと進みましょう。
2.アカウントを使ってログイン
アカウントの作成が完了したら、ログインしてください。
サイトの「Log in」から、メールアドレスとパスワードを使ってログインをしましょう。
GoogleやMicrosoftのアカウントを使用する場合は、メールアドレス入力欄の下にある、アカウントごとのボタンを押します。
そうして、ログインが完了したら、ChatGPTは使えるようになっているはずです。
3.スマートフォン版はアプリでも始められる
スマートフォンでChatGPTを使用する場合、ブラウザ版とアプリ版の2通りから選択できます。ブラウザ版の使い方は、パソコンと変わりません。
アプリを使う場合は、まずアプリストアからインストールしましょう。
そして、アカウントを使ってログインします。アプリを起動した後で、「Sign up」からアカウントを作成することも可能です。
本物のチャットGPTアプリについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ChatGPTの基本的な使い方

ChatGPT(チャットGPT)は基本的に、文章でのやり取りを行います。
画面の下部にチャットボックスがあるので、以下のような指示や質問を入力しましょう。
- 「SFをテーマにした物語を作ってください」
- 「結婚式のスピーチはどうすれば良いのか教えて」
- 「Pythonでシューティングゲームのコードを書いてください」
そうすると、その内容に応じた回答を返してくれます。
ChatGPTの会話は記録されるので、前の会話に続けて新しい会話を続けることが可能です。
翻訳したり要約したりするために、別の文章を引用するのであれば、コピー&ペーストした上で括弧で括るという方法が使えます。
チャットを追加して使い分ける
ブラウザ版のChatGPTでは、画面左側にある「new chat」を押せば、新しいチャット欄を作成することができます。そうすることで、それぞれ内容が異なるチャットを、並行して進められます。
新しいチャットを始めるために、それまでのチャットを削除する必要はありません。
アプリ版も同様に、右上にある三点マークを押せば、「new chat」でチャットを追加できます。
ChatGPTでできることや得意なこと

ChatGPT(チャットGPT)でできることや、ChatGPTが得意としていることは、とても多いです。その中でも代表的なものを、いくつかご紹介します。
文章の創作

ChatGPTは、AIの中でも、自然言語処理に長けています。
大量の文章を分析して、自然な文章を作成する機能です。
その機能を使って、オリジナルの文章を作ることができます。
文章の種類は特に限定されず、小説やスピーチの原稿など、幅広いジャンルを指定可能です。
また、アイデアをChatGPTに作成させ、創作活動のサポートとして使っているユーザーもいます。
文章の要約や校正

ChatGPTの自然言語処理に強いという強みは、文章の要約にも使えます。
長文をコピー&ペーストして、文字数を指定するだけで、簡単に要約可能です。
また、文章の校正にも活用できます。
長文の中から、表現がおかしな部分や誤字脱字を見つけるのは、とても大変な作業です。
ChatGPTを使えば、その作業を短時間で済ませられます。
他言語への翻訳

ChatGPTは、50以上の言語に対応しています。
その対応言語間での翻訳も、得意としていることのひとつです。
自分では読めない外国語の文章をコピー&ペーストすれば、日本語に翻訳してくれます。
もちろん、日本語から外国語への翻訳も可能です。
どの言語であっても、自然な文章作成機能を活かすことで、違和感の少ない翻訳ができる可能性があります。
プログラミングコードの作成や校正

ChatGPTは、プログラミング言語にも対応しています。
PythonやC言語、JavaScriptなど、対応できる言語の種類は非常に幅広いです。
その機能を活かして、コードを作成することができます。
日本語でどういった機能を持ったコードを作るのかを指示するだけで、コードが完成します。
そのため、プログラミングに詳しくない人が、コードを用意することも不可能ではありません。
また、自ら作成したコードを入力して、間違っている部分がないかどうかを探す、校正にも使えます。
ChatGPTを使いこなすのにおすすめの講座
ChatGPTを使いこなすには、講座やセミナーを受けるのが一番おすすめです。
独学ではプロンプトがどうしても一定になりがちだったり、自分ではプロンプトを改良することがなかなか難しいでしょう。講座やセミナーではプロに教わることができるので、ぜひこの機会に講座・セミナーを受けることを検討してみてください。
スタッフおすすめの生成AIセミナーでは、ChatGPTで業務の効率化をする方法や、効果的なプロンプトについても教えてくれます。ぜひ下記ボタンから詳細をご覧になってみてください。
ChatGPTの収益化とは
2024年3月から「ChatGPT Store」というものが開始されました。
こちらは有料版のChatGPTなら利用できて、自身で作ったChatGPTsを配布して利用度に対してお金がもらえるという収益化プログラムです。
このような収益化プログラムを利用してお金を稼いだり、ChatGPTを利用してサイト制作をして、広告業で稼ぐことも可能です。
ChatGPTは収益化を自動化しやすいので、ぜひ収益化も検討してみてください。
ChatGPTを使用する上での注意点
ChatGPT(チャットGPT)を使用する上で、いくつか気を付けなければいけないことがあります。具体的に何に注意すれば良いのか、説明します。
機密情報は送信しないように
ChatGPTは、様々な情報を元に学習をしています。
基本的には、インターネット上にある情報を使いますが、ユーザーが入力した情報も材料になります。そのため、第三者に知られても良いような情報しか、入力してはいけません。
もし、機密情報を送信してしまうと、別のユーザーへの回答として、その情報が使われる恐れがあります。その結果、情報漏洩のトラブルに繋がりかねないので注意しましょう。
情報の信憑性の確認が必要
ChatGPTの回答内容は、必ずしも正しいとは限りません。
インターネット上にある不正確な情報を元に、間違った回答をすることも十分あり得ます。
そのため、回答内容を鵜呑みにしてしまわないようにしましょう。
誤りが許されない情報を取得する場合、その情報の信憑性を確かめることが重要です。
また、ChatGPTが回答に使用する情報は、比較的古いものです。
特に無料版の場合、常に新しい情報が使われるわけではありません。
よって、回答内容が古すぎないかを確認することも大事です。
役立つ場面が多いChatGPTについてまとめ
ChatGPT(チャットGPT)は、活用できる場面が非常に多いです。
上手に使えば、作業にかかる時間を短縮させたり、作業をする人の負担を減らしたりできるでしょう。
そして、ChatGPTの使用は、決して難しくありません。
注意点にだけ気を付けて、積極的に使っていくと良いでしょう。