エクセルで掛け算をするおすすめの方法4選!積を四捨五入や切り上げ切り捨てする方法やエラーの対処法も紹介

エクセルで掛け算をして数値を計算する方法で困っていませんか。
他の演算も組み合わせて効率的に済ませたい、端数処理をしたいというときもあるでしょう。

この記事ではエクセルで掛け算をする方法とトラブル対処法を紹介します。

エクセルで掛け算をするおすすめの方法4選!

エクセルは表計算に強いので大きく分けると4種類の掛け算の方法があります。
状況によってベストな方法は違うので、やり方を一通り知っておきましょう。

エクセルで掛け算1.数字を直接入力する方法

エクセルで最も簡単に数値同士の掛け算をする方法は、セルに直接入力するやり方です。
セルを選択して「=5*4」と入力すると、5×4=20という計算がおこなわれて、セルに「20」という数字が表示されます。「4」を「6」に置き換えれば「30」という数字になります。

電卓の代わりにエクセルに掛け算をさせたいというときに適している方法です。

エクセルで掛け算2.特定のセルの数値に掛け算をする方法

エクセルではセルに入力されている数値に対して、特定の数字を掛けたいことがあります。
B1セルに入力されている数字を10倍にした値をB2セルに表示したいというときにも簡単にできます

B2セルに「=B1*10」と入力するだけで、B2に10倍の数を表示することが可能です。
入力の際には「=」を入力した後でB1セルをクリックし、その後にキーボードから「*10」と入力する方法もあります。

エクセルで掛け算3.セル同士の掛け算をする方法

エクセルではセル同士の掛け算をしたいときがあります。
この場合にも上述の方法を応用すれば簡単です。

例えば、A1セルとB1セルの掛け算をした結果をC1セルに表示したい場合があります。
このときにはC1セルに「=A1*B1」と入力するだけでA1とB1の数字を掛け算した結果がC1に表示されます。

エクセルで掛け算4.PRODUCT関数を使用する方法

PRODUCT関数を使用すると複数セルの掛け算を簡単にできます
A1~G1までのセルの数字をすべて掛け算したいときに、「=A1*B1*C1*D1*E1*F1*G1」と入力するのは手間がかかるでしょう。
このようなときにPRODUCT関数を使用すると簡単に入力できます。

例えば、A1~G1の掛け算の結果をH1に出力したいときには、まずH1セルを選択します。
そして、「=PRODUCT(」と入力して、マウスでA1~G1を選択し、最後に「)」を入力しましょう。

PRODUCT関数では引数が「数値1,数値2,…」となっていますが、マウスドラッグを使えばまとめて入力が可能です。また、「=PRODUCT(A1:G1)」という方tで連続する引数を指定することもできます。

エクセルで掛け算の積を四捨五入や切り上げ切り捨て

エクセルで掛け算の積を四捨五入や切り上げ切り捨て

エクセルで掛け算をした後、端数処理をしたいときにはどうしたら良いのでしょうか。
以下のシーンに分けて具体的な方法を紹介します。

  1. 四捨五入
  2. 切り上げ
  3. 切り捨て

四捨五入をする方法

四捨五入をするときには表面上は四捨五入された数字を表示するようにするか、きちんと端数処理をして四捨五入された数値がセルに格納されるようにするかによって2通りの方法があります。

まず、見た目は四捨五入されていても、セルには本来の数値が格納されている状態にするには書式設定を変更します。
セルの書式設定で表示形式の分類から「数値」を選び、「小数点以下の桁数」を「0」に設定すると四捨五入された数値を表示可能です。

セルに格納されている数字を四捨五入された値にする場合にはROUND関数を使用します。
B1セルにある数字を四捨五入をした後の値をC1セルに格納したいとしましょう。
C1セルを選んで「=ROUND(B1,0)」と入力すれば、四捨五入された数字がC1に格納されます。
D1セルに「11×0.1」の計算をした結果を格納したいときには、D1セルに「=ROUND(11*0.1,0)」と入力すれば「1」と表示されます。

切り上げをする方法

エクセルで切り上げをするときにはROUNDUP関数を使用します。
掛け算の積がC1に表示されているときに、D1に小数点以下の切り上げをしたいときには、D1セルを選択して「=ROUNDUP(C1,0)」と入力するだけです。
C1と「0.1」の掛け算をした結果を小数点以下で切り上げたい場合には「=ROUNDUP(C1*0.1,0)」と入力します。

切り捨てをする方法

エクセルで切り下げをするときにはROUNDDOWN関数を使用します。
ROUNDUPを使用する場合と基本的にROUNDDOWNの使い方は同じです。

例えば、C1に計算した掛け算の積について、小数点以下で切り捨てをする場合には「=ROUNDDOWN(C1,0)」という書き方をします。

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エクセルで掛け算と足し算を同時に行う方法

エクセルで掛け算と足し算を同時に行う方法

エクセルでは掛け算と足し算を同時にできます。
ここでは以下の2通りの方法を紹介するので活用してください。

  1. 演算式で処理する方法
  2. SUMPRODUCT関数を使う方法

演算式で処理する方法

演算式を入力して掛け算と足し算をするのが直接的なやり方です。

例えば、A1とB1、A2とB2、A3とB3の掛け算をそれぞれした後に、すべての結果を足し合わせてC1に出力したいときがあります。
このような際にはC1セルに「=A1*B1+A2*B2+A3*B3」と入力すれば計算できます。
演算式を使用すると複雑な計算も可能です

例えば、「=(A1+B1*C1+D1*E1)*F1」と入力すると、A1、B1とC1の積、D1とE1の積の和に対してF1を掛けた結果を出力できます。

SUMPRODUCT関数を使う方法

エクセルではSUMPRODUCTを使用すると単純な掛け算と足し算の組み合わせを処理できます
A1~A6とB1~B6の数値をA1×B1、A2×B2といった形で掛け算をした後、すべて足し合わせたいというときにはSUMPRODUCTを使うと簡単です。
C1に出力する場合には、C1セルに「=SUMPRODUCT(A1:A6,B1:B6)」と入力すると計算結果が出力されます。

エクセルの掛け算でエラーが出たときの対処法

エクセルの掛け算でエラーが出たときの対処法

エクセルの掛け算をしたときにはエラーが発生して困ることがあります。
ここではよくある原因に応じた対処法を紹介します。

エクセルのエラーの対処法1.計算式が間違っている

エクセルの掛け算でよくあるのは計算式の間違いです。
典型的なのは括弧の入力を忘れてしまっているケースです。
「=PRODUCT(A1:A5,0」という入力ではエラーになってしまうので注意しましょう。

エクセルのエラーの対処法2.全角入力でのエラー

掛け算のエラーでよくあるのが半角・全角の入力ミスです。

例えば、「=PRODUCT(A1:A5,0)」と入力すれば問題ありませんが、最後の引数を全角の「0」で入力すると数値として認識されないのでエラーになります。
直接入力のときでも数字を全角で入力してしまうとエラーになるので注意しましょう。

エクセルのエラーの対処法3.関数の引数が誤っている

エクセルで関数を使うと引数の誤りによってエラーが起こることがあります。
「=PRODUCT(A1A5,0)」のように「:」を忘れることもあるので注意しましょう。
引数の形式が合っていないためにエラーにります。
「=PRODUCT(A1A5,0,0)」といった誤入力が原因でエラーにもなるので注意が必要です。

エクセルのエラーの対処法4.参照先のセルに数字がない

エクセルでは参照先のセルを指定して掛け算ができますが、参照先が空欄になっているとエラーになります。関数をコピーしたときに、参照先がずれてしまってエラーになるというのが典型的なパターンです。
参照先を手入力したときに入力ミスをして誤ってしまうこともあるので確認しましょう。

エクセルのエラーの対処法5.セルの書式が文字列になっている

エクセルで掛け算がエラーになってしまったときによくあるのが、参照先のセルが数値になっていないことです。参照先のセルの書式が文字列になっているときには、セルの書式設定の表示形式を数値に変更することで解決できます。

エクセルの掛け算まとめ

エクセルでは関数を使用することで複数のセルを参照する掛け算が簡単にできます
セルを参照して掛け算をするときには、全角入力していないことや、参照先のセルの書式が数値になっていることを確認してエラー対策をしましょう。

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