「パソコンの資格を取りたいけれど、どの資格を選べばいいのかわからない」「就職や転職に役立つパソコンの資格は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
パソコンスキルは、事務職や営業職など、幅広い職種で求められる基本スキルです。そこで本記事では、おすすめのパソコン資格7選を一覧で紹介しながら、取得につながる学習方法や、自分に合った資格の選び方をわかりやすく解説します。
パソコンの資格とは?

パソコンの資格とは、WordやExcelなどの基本操作、資料作成、データ入力など、パソコンを使う力を客観的に証明できる資格のことです。仕事でパソコンを使う機会は多く、事務職や営業職、経理、販売職など、さまざまな職種でパソコンスキルが求められます。
資格を取得しておくことで、「どの程度パソコンを扱えるのか」を履歴書や面接で伝えやすくなる点がメリットです。ただし、資格によって学べる内容や活かせる場面は異なるため、自分の目的に合ったパソコン資格を選ぶことが大切です。
以下の記事では、パソコン検定についても紹介していますので、本記事とあわせてチェックしてみてください。
パソコン資格の選び方

「どのパソコン資格を取得していいか分からない」という方もいるでしょう。ここでは、3つの選び方を紹介します。
- パソコンの資格を取得する目的を明確にする
- 知名度と実務で役立つかは別と割り切る
- 長期間で価値を保てるかを考える
①パソコンの資格を取得する目的を明確にする
パソコン資格を選ぶときは、まず「何のために資格を取るのか」をはっきりさせましょう。就職や転職で履歴書に書きたいなら、採用担当者が見てすぐに内容を理解できるパソコン資格を選ぶ必要があります。
たとえば、MOSのように知名度がある資格は、「基本的なパソコン操作やIT知識があります」と伝えやすい点がメリットです。一方で、すでに仕事でパソコンを使っている人なら、見栄えよりも実務で役立つかを重視したほうがよいでしょう。
②知名度と実務で役立つかは別と割り切る
パソコン資格を選ぶ際は、「有名な資格」と「実務で役立つ資格」は必ずしも同じではないと考えておく必要があります。以下はそれぞれの取得するメリット・デメリットです。
| 区分 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 知名度の高い資格 | 履歴書や面接で説明しやすく、未経験者や学生にとってはアピール材料になりやすい | 実際の仕事ですぐに使えるスキルが身につくとは限らない |
| 実務で役立つ資格 | パソコンを使った日々の作業に直結しやすく、業務効率化や作業スピードの向上につながりやすい | 資格名の知名度が低い場合、履歴書や面接で魅力が伝わりにくいことがある |
評価されることを重視するのか、現場で困らない力を身につけたいのかを分けて考えると、資格選びで失敗しにくくなります。
③長期間で価値を保てるかを考える
パソコン資格は、取得したあとにどれくらい価値が続くかも確認しておきましょう。パソコンやITの分野は変化が早く、ソフトのバージョン変更や業務ツールの進化によって、学んだ内容が古く見えてしまうこともあります。
特に、特定ソフトの操作手順だけを覚える資格は、数年後に画面や機能が変わると使いにくくなる可能性があります。そのため、資格を選ぶときは、数年後も役立つ考え方が身につくかまで見ておくことが大切です。
データ活用、業務効率化の考え方などを学べるパソコン資格であれば、環境が変わっても応用しやすく、長く価値を保ちやすいでしょう。
おすすめのパソコン資格7選!
ここからはおすすめのパソコン資格を7つ紹介します。まずは、以下の表で概要を確認して、気になる資格を確認してみましょう。
| 資格名 | 難易度 | 概要 |
|---|---|---|
| MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) | 易しい | 実際にパソコンを操作して解答する実技試験 |
| PowerPointプレゼンテーション技能認定試験 | 初級は実技試験のみ、上級は知識試験と実技試験で構成される | |
| Word文書処理技能認定試験 |
Wordで一から文書を作成する実技中心の試験 | |
| 日本語ワープロ検定試験 |
文字入力の速さ・正確さと文書作成スキルを証明する | |
| 日商PC検定 | 普通 | ビジネス実務に近いパソコンスキルを証明できる資格 |
| Excel®表計算処理技能認定試験 | Excelで表計算・データ集計を行う実技中心の試験 | |
| VBAエキスパート | 難しい | Excel・Accessのマクロ/VBAによる業務自動化スキルを証明 |
①MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSは、WordやExcelなど、Microsoft Officeの操作スキルを証明できるパソコン資格です。特に事務職や営業職など、日常的にパソコンを使って資料作成や表計算を行う仕事と相性がよい資格といえます。
Wordなら文書作成、Excelなら関数やグラフといったように、実際の業務で使う操作を学びやすい点が特徴です。パソコン資格の中でも知名度が高く、履歴書に書いたときに内容が伝わりやすいため、パソコンスキルを客観的に示したい人に向いています。
MOSは決して取得難易度が高いわけではないですが、独学の場合ある程度の時間はかかります。そこで「MOS対策講座」の受講がおすすめです。MOS対策講座は、短期間でMOSの基礎知識から実務で使える応用スキルまでを網羅的に学習できます。
以下のリンクから詳細をチェックできますので、あわせてご覧ください。
| セミナー名 | MOS対策講座 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 16,500円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
②PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験は、PowerPointを使った資料作成スキルを証明できるパソコン資格です。スライドの作成、図形や画像の挿入など、プレゼン資料を作るうえで必要な操作が出題範囲に含まれます。
特徴は、実際にひとつの成果物を作る力が重視される点です。パソコン資格の中でも、資料作成を強みにしたい人に向いています。WordやExcelよりも、見やすい資料づくりやプレゼン準備に力を入れたい人におすすめです。
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験に必要なスキルや知識を短期間で学習したい方は「PowerPoint基礎セミナー講座」の受講がおすすめです。PowerPoint基礎セミナー講座では、見やすく伝わるプレゼン資料の作成方法を学ぶことが可能です。
まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | PowerPoint基礎セミナー講座 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 11,000円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | eラーニング |
③Word文書処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験は、Microsoft Wordを使った文書作成スキルを証明できるパソコン資格です。サーティファイが主催しており、ビジネス文書やチラシ、報告書などを実際に作成する実技試験が中心となっています。
MOSと同じくWordの操作力を測る資格ですが、白紙の状態から一つの完成物を作り上げる点が特徴です。知識問題だけでなく、目的に沿った文書を時間内に仕上げる力が問われるため、実務に近い形でスキルを身につけたい人に向いています。
④日本語ワープロ検定試験
日本語ワープロ検定試験は、文字入力の速さ・正確さと、Wordを使った文書作成スキルを証明できるパソコン資格です。日本情報処理検定協会が主催しており、
- 一定時間内にどれだけ正確に文字を入力できるか(速度)
- 指示どおりに文書を仕上げられるか(文書作成)
が問われます。
パソコンを使う仕事では、タイピングの速さや正確さが日々の作業効率に直結します。入力スピードに自信をつけたい人や、文書作成の基礎を客観的に示したい人に向いている資格です。
⑤日商PC検定
日商PC検定は、ビジネス文書の作成、Excelを使ったデータ活用など、仕事に近い形でパソコンスキルを確認できる資格です。
MOSがOfficeソフトの操作スキルを証明する資格だとすれば、日商PC検定は「その操作をビジネスの場面でどう使うか」に重点を置いたパソコン資格といえます。
たとえば、正しい文書を作る力、表やグラフを使ってデータを整理する力などが問われます。事務職や営業事務、企画職など、日々の業務でパソコンを使って資料やデータを扱う人に向いている資格です。
⑥Excel®表計算処理技能認定試験
Excel®表計算処理技能認定試験は、Microsoft Excelを使った表計算やデータ集計のスキルを証明できるパソコン資格です。こちらもサーティファイが主催する実技中心の試験で、数値データが入力されたファイルから、関数やグラフを使った集計表を作成する力が問われます。
一問一答形式ではなく、一つの成果物を作り上げる出題形式のため、実務でそのまま使えるExcelスキルが身につきやすい点が特徴です。売上データの集計や資料作成など、Excelを使う機会が多い事務職・経理・営業事務などの仕事と相性がよい資格です。
Excelの画面操作や初期設定からデータの入力など、Excel®表計算処理技能認定試験に必要なスキルを短期間で身につけたい方は「Excel基礎セミナー講座」の受講を検討しましょう。
Excel基礎セミナー講座では、Excelの基本操作から関数・グラフ作成・ピボットテーブル・データ分析まで学習が可能です。以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | Excel基礎セミナー講習 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
⑦VBAエキスパート
VBAエキスパートは、ExcelやAccessのマクロ・VBAを使って、作業を自動化するスキルを証明できるパソコン資格です。マクロとは、Excelなどの操作手順を登録して自動化する機能のことです。
たとえば、毎月くり返す集計作業やデータ整形を自動化できれば、業務を大幅に効率化できます。「Excel VBAベーシック」から「Access VBAスタンダード」まで科目が分かれており、ベーシックはビジネスで一般的に使われるレベルを対象としています。
ただし、VBAエキスパートの試験を独学で身につけるとなるとかなりの時間がかかります。そこでおすすめなのが、「Excel VBA・マクロセミナー講座」です。
Excel VBA・マクロセミナー講座では、売上日報の集計、帳票作成、請求書発行の自動化などを通して、実務で活用できるVBAスキルを習得できます。以下のリンクからまずは詳細をチェックしてみてください。
| セミナー名 | Excel VBA・マクロセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
パソコン資格の取得におすすめの学習方法

ここでは、パソコン資格の取得を目指す人に向けて、効率よく合格に近づくための学習方法を解説します。
- 最初に問題形式を確認してから学習計画を立てる
- パソコンを実際に操作しながら覚える
- スキマ時間を使って毎日少しずつ続ける
- パソコン系の講座やセミナーで効率的に学ぶ
①最初に問題形式を確認してから学習計画を立てる
パソコン資格の勉強を始めるときは、いきなりテキストを読み込むよりも、まず過去問や模擬試験に目を通すのがおすすめです。最初に問題形式を確認しておくと、どのような内容が問われるのか、どの分野を重点的に学ぶべきかが見えやすくなります。
特にMOSや日商PC検定のように出題範囲がある程度決まっている資格では、全範囲を同じ熱量で勉強するより、頻出する操作や苦手な部分に時間を使ったほうが効率的です。問題を解いて間違えたところをテキストで確認する流れにすれば、必要な知識を絞りながら学べます。
②パソコンを実際に操作しながら覚える
WordやExcel、PowerPointなどの操作が問われるパソコン資格では、読むだけの学習ではなかなか力がつきません。そのため、テキストや動画で操作を確認したら、すぐに自分のパソコンで同じ作業を試すことが大切です。
例えば、
- Excelの関数を入力する
- 表に罫線を引く
- スライドに図形を入れる
など、手を動かすことで記憶に残りやすくなります。特にMOSのような実技中心の資格では、見て覚えるより、何度も操作して慣れるほうが合格に近づきやすいでしょう。
③スキマ時間を使って毎日少しずつ続ける
パソコン資格の学習で大切なのは、長時間勉強することよりも、途中でやめずに続けることです。仕事や学校があると、毎日まとまった勉強時間を取るのは簡単ではありません。そこで活用したいのが、通勤時間や休憩時間、寝る前の10分などのスキマ時間です。
VBAエキスパートのように知識を覚える資格では、スマホアプリや短い解説動画を使うと、無理なく学習を続けやすくなります。スキマ時間で用語を覚え、休日やまとまった時間に問題演習をするように分けると、学習の流れも作りやすいです。
④パソコン系の講座やセミナーで効率的に学ぶ
講座やセミナーで効率的に学びたい方におすすめなのがGETT Proskillの『パソコン基礎セミナー』です。
このセミナーでは、Word・Excel・PowerPointの基本操作を実践形式で学びながら、仕事ですぐに役立つ操作方法を身につけられます。パソコン初心者はもちろん、基本を改めて学び直したい方にもおすすめです。スキルアップを目指す方は、ぜひチェックしてみてください。
| セミナー名 | パソコン基礎セミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 5,500円〜 |
| 受講形式 | eラーニング |
おすすめのパソコン資格についてまとめ
パソコン資格は、IT全般の知識を学べるもの、専門分野で活かせるものまで幅広くあります。大切なのは、自分が何のためにパソコン資格を取得したいのかを明確にすることです。
就職や転職でアピールしたいのか、今の仕事で作業効率を上げたいのかによって、選ぶべき資格は変わります。また、資格取得を目指す際は、過去問や模擬試験で出題形式を確認し、実際にパソコンを操作しながら学ぶことが重要です。