【2026】Unityで3DゲームをWebGLで出力する方法は?手順ごとに詳しく解説!

Unityは、幅広いプラットフォームで開発ができるゲームエンジンです。
特に、3Dゲーム開発で多くのクリエイターに支持されており、PCやスマートフォン、さらにはVRデバイスなど、さまざまな環境で動作するゲームを作成できます。

また、UnityのWebGL出力機能を使えば、3Dゲームをブラウザ上で直接動かすことも可能です。本記事で、Unityを用いて作成した3DゲームをWebGL形式で出力する方法についてみていきましょう。

Unityとは

Unityは、ゲーム開発に優れたプラットフォームで、多くのクリエイターに支持されています。そんなUnityには、以下のような特徴があります。

  1. 多様なプラットフォームに対応している
  2. 直感的にエディターを操作できる
  3. 無料素材が豊富に揃っている

これらの特徴についてみていきましょう。

特徴①多様なプラットフォームに対応している

Unityは、PC、モバイル、コンソール、VR、ARといった多様なプラットフォームでも、同じ環境でゲームを開発できるのが強みです。
このマルチプラットフォーム対応により、一度作成したゲームをプラットフォームにあわせて再度開発する必要がありません。

これにより、個別のコードを用意する手間が省け、より短期間でゲームをリリースすることが可能です。

特徴②直感的にエディターを操作できる

Unityのエディターは、初心者でもゲームの構築やデザインを視覚的に進めやすい設計になっています。

直感的にオブジェクトを配置したり、アニメーションを付与したりできるため、プログラム知識が浅い人でも安心して開発を行えます。
しかし、Unityのエディターはデフォルトで英語表記になっているため、そこに使いづらさを感じる方もいるでしょう。

以下の記事では、Unity HubやUnity Editorを日本語表記に変更する方法について解説しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2024】Unity本体やUnity Hubを日本語化する方法を詳しく解説!

特徴③無料素材が豊富に揃っている

UnityのAsset Storeには、ゲーム開発で使える素材が多く揃っています。
ゲームにはキャラクターや障害物、アイテムなどさまざまなオブジェクトが必要ですが、それらをすべて作成するのは手間がかかります。

Asset Storeは、世界中のユーザーが提供しているゲーム素材を購入できるサイトで、中には無料で使えるアセットもあります。

既存のアセットをダウンロードして利用することで、一からキャラクターやアニメーションを作る必要がないので、ゲーム開発に集中して作業できるでしょう。

WebGLとは

WebGLとは

WebGL(Web Graphics Library)とは、ブラウザに3Dグラフィックスを描画する技術です。
WebGLを活用することで、ユーザーは専用のアプリやソフトをダウンロードすることなく、インターネット上で3Dコンテンツを楽しめます。

そんなWebGLの特徴は以下のとおりです。

  1. ほぼすべてのブラウザで動作する
  2. スマートフォンでも利用できる
  3. ブラウザ上でゲームを動かせる

これらのWebGLの特徴についてみていきましょう。

特徴①ほぼすべてのブラウザで動作する

WebGLは、プラグインを導入しなくてもChromeやSafariなど、ほぼすべての主要ブラウザで動作します。
2024年10月時点のPCブラウザ対応状況は、以下の表のとおりです。

対応ブラウザ 備考
Microsoft Edge
Google Chrome 8以降
Internet Explorer 11
Mozilla Firefox 4以降
Opera 12以降
Safari 5.1以降

WebGLはブラウザさえあれば動作するので、ユーザーが面倒な設定やダウンロードをする必要はありません。

特徴②スマートフォンでも利用できる

WebGLは、パソコンやスマートフォンを問わず利用できます。WebGLが台頭する前に利用されていたFlash Playerは、使用するのにプラグインが必要でした。

そのため、スマートフォンでは利用できませんでしたが、プラグインが必要ないWebGLはスマートフォンでもパソコンと変わらず動作します。

特徴③ブラウザ上でゲームを動かせる

WebGLを使うことで、ブラウザ上にUnityで作成したゲームを動かせるため、Unityでブラウザゲームを作るなら、WebGLの知識が必要になります。

また、Webサイトの一部としてゲームを導入することで、サイトの滞在時間を伸ばす効果も期待できます。
ブラウザにアクセスするだけでゲームができるので、ユーザーに手軽にゲームを体験してもらえるでしょう。

Unityの3DゲームをWebGLで出力する方法

実際に、Unityで作成した3DゲームをWebGLで出力する方法についてみていきましょう。
初心者でもわかりやすいよう、ステップごとに解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1.WebGL Build Supportをインストールする

WebGL Build Supportをインストールする

WebGLを利用するには、「WebGL Build Support」というモジュールをUnityに追加する必要があります。
Unity Hubの「インストール」から、インストール済みUnityの右側にある歯車アイコンをクリックし、「モジュールを加える」を選択しましょう。

モジュールの追加画面が表示されるので、「WebGL Build Support」にチェックを入れて「続行する」ボタンをクリックしてください。

するとインストールが始まるので、インストールが終わるまで数分待機しましょう。

2.プロジェクトを作成する

プロジェクトを作成する

続いて、WebGL Build SupportをインストールしたバージョンのUnityでプロジェクトを作成します。
Unity Hubの「プロジェクト」から右上にある「新しいプロジェクト」のボタンをクリックしましょう。

「プロジェクトを作成」ボタンをクリックして、プロジェクトを新規作成します。

テンプレートの選択画面では、上から二番目の「3D(Built-In Render Pipeline)を選択し、右下にある「プロジェクトを作成」をクリックしましょう。

3.ゲームを作成する

ゲームを作成する

プロジェクトを作成できたら、ゲームを作り込んでいきます。今回は、WebGLで出力する方法の解説なので、3Dオブジェクトの追加のみを行なっておきます。

ヒエラルキービュー上で右クリックして「3D Object」から「Cube」を選択して立方体を追加しておきましょう。

4.WebGLで出力する

WebGLで出力する

実際にWebGLで出力をしていきます。まず、Unity Editor上部にある「File」メニューから、「Build Settings」をクリックしましょう。

続いて、「Platform」から「WebGL」を選択して「Switch Platform」をクリックします。

PlatformがWebGLに切り替わったら、ウィンドウ右下の「Build And Run」をクリックしましょう。
エクスプローラーが表示されるので、新規フォルダーを作成して、作成したフォルダーを選択してください。

ビルドの完了後にブラウザが立ち上がり、Unityで作成した3Dゲームを操作できます。

WebGL完成図
今回は、Cubeを追加しただけですが、中身を作り込んでいれば、ブラウザで3Dゲームを遊べるようになります。

UnityでWebGLがビルドできない原因は?

UnityでWebGLをビルドする際、エラーメッセージが表示されてしまう場合があります。そのような場合は、以下の方法で解決できます。

  1. 「Build Settings」ウィンドウ左下にある「Player Settings」ボタンをクリックする
  2. 「Other Settings」を開く「Other Settings」を開く
  3. 「Auto Graphics API」のチェックを外す

Buildボタンがグレーアウトして押せない場合は、試してみてください。

Unityの3Dゲーム作成を学ぶおすすめの方法

Unityで3Dゲームを作成するためのスキルを効率的に習得するには、最適な学習方法を見つけることが大切です。
Unityで3Dゲームを作成するなら、以下の方法で学習するのがおすすめです。

  1. チュートリアルで学ぶ
  2. 講座で学ぶ

これらの学習方法についてみていきましょう。

学習方法①チュートリアルで学ぶ

Unityを始めたばかりでなにをしたらよいのかわからない場合は、チュートリアルで学習を行いましょう。
Unityは、公式が3Dゲームの作り方を学べるチュートリアルを無料で提供しています。

チュートリアルは、Unity Learnというサイトから利用可能です。Unity Learnには初心者におすすめのチュートリアルが一覧でまとめられており、基礎的な内容から応用的なスキルまで幅広くカバーされています。

気になるチュートリアルがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。また、以下の記事では、Unityのチュートリアルを利用する方法や、人気のチュートリアルについて解説しています。

Unityのチュートリアルに興味がある方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2024】Unityをチュートリアルで学ぶ方法!インストールからチュートリアルを始めるまでを解説

学習方法②講座で学ぶ

Unity基礎セミナー

Unityで3Dゲームを作りたいなら、講座でプロに教えてもらうのがおすすめです。
Unityは、初心者でも使いやすいインターフェースや豊富なリソースが整っているため、独学でも学習を始めやすいプラットフォームです。

しかし、実際に3Dゲームを完成させるには、基本的な機能の理解だけでなく、実際にゲームを作成する流れを知ることも必要です。

Unity基礎セミナーでは、Unityの基本操作や画面構成といった基礎的な内容から、AIキャラクターの作成やRPGの作成といった応用的な内容まで幅広く学習できます。

実際にゲーム作りにチャレンジできるため、どのような流れでゲームが作られているかを身をもって体験できるでしょう。
講座は東京、名古屋、大阪の3会場で定期的に開催されています。

また、会場に通える距離に住んでいない方でも、ライブウェビナーコースを利用すればオンラインで講座を受講できるので、ぜひ公式ホームページから詳細について確認してみてください。

スケジュール/お申し込みはこちらから

Unityで3DゲームをWebGLで出力する方法のまとめ

今回は、Unityで作成した3DゲームをWebGLで出力する方法について紹介しました。3DゲームをWebGLで出力することで、ユーザーにブラウザ上でゲームを体験してもらえます。

WebGLはブラウザに3Dグラフィックスを描画する技術で、プラグインを追加しなくてもChromeやSafariなどの主要なブラウザで動作します。

UnityでWebゲームを作成したい方にとって、WebGL形式で出力する方法は必須で押さえておきたいスキルです。
本記事で紹介した手順をもとに、ぜひ一度WebGLでの出力を試してみてください。

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