Unityは本格的なゲーム開発に使われるため、専門的な知識がないと難しいのではと感じる初心者も少なくありません。確かにUnityには多機能なツールや専門用語が多く、最初は戸惑うこともありますが、基本的な練習から始めれば着実にスキルは身につきます。
本記事では、初心者が取り組みやすい練習方法やステップアップのためのロードマップを解説します。Unityでなにから始めればよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Unityの練習方法5選
初心者におすすめなUnityの練習方法は以下の5つです。
- 公式チュートリアルを利用する
- YouTubeを視聴する
- 講座を受講する
- 簡単なプロジェクトを作成する
- 実際にゲームやアプリを制作してみる
これらの練習方法について詳しく見ていきましょう。
①公式チュートリアルを利用する
Unityを学ぶなら、まず公式チュートリアルである「Unity Learn」で練習するのがおすすめです。Unity Learnでは、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応したコンテンツが無料で公開されています。
基礎的な操作や簡単なゲーム制作の流れを学べるため、初めてUnityに触れる人の入門としておすすめです。
②YouTubeを視聴する
YouTubeには、Unityの基本操作から実践的なスクリプトの書き方までを解説した動画が多数投稿されています。無料で利用でき、自分のレベルや興味に合った動画を選べる点が魅力です。
実際の画面操作を見ながら練習できるため、独学でも理解が進みやすいでしょう。
③講座を受講する

講座ならUnityの使い方を体系的に学べます。特に、Unity基礎セミナーでは、実際にゲーム作りをしながら学べるため、実践的なスキルが身につきます。
また、受講形態も複数あり、ライフスタイルに合わせて選べるのもメリットです。効率的にUnityのスキルを高めたい方は、ぜひUnity基礎セミナーをチェックしてみてください。
セミナー名 Unity基礎セミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 41,800円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
④簡単なプロジェクトを作成する
学んだ知識を定着させるには、簡単なプロジェクトを実際に作るのが効果的です。小規模なプロジェクトを進めることで、Unityの操作感や制作フローを自然に理解できます。
プロジェクトを完了すれば達成感を得られるため、学習のモチベーション維持にもつながるでしょう。
⑤実際にゲームやアプリを制作してみる
基本操作に慣れてきたら、実際にゲームやアプリ制作にチャレンジしましょう。最初は玉転がしゲームやパズルゲームなど、シンプルで完成させやすいジャンルがおすすめです。
制作を通じて「完成までの流れ」や「制作上の課題」を実感できることで応用力を養えます。
Unity練習におすすめ無料チュートリアル3選

引用:Unity Learn
Unityの練習をするなら、Unity Learnで用意されている以下のチュートリアルがおすすめです。
| チュートリアル | 学べるスキル | 所用目安時間 |
| 「玉転がし」(Roll-a-Ball) Bolt版 |
|
9時間5分 |
| Creator Kit: FPS |
|
5時間5分 |
| Creator Kit: RPG |
|
1時間25分 |
すべて無料で利用できるので、実践的な練習がしたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
また、Unityの公式チュートリアルについては以下の記事で詳しく解説しています。利用方法や注意点を確認してみてください。
Unity練習問題~基礎編~
Unityのスキルアップのために、以下のような基礎的な練習問題を用意しました。
- シーンに床と壁を追加してみよう
- 床・壁にマテリアルを設定してみよう
- 照明を調整してみよう
これらの練習問題について見ていきましょう。
①シーンに床と壁を追加してみよう
床と壁を追加するには、ゲームオブジェクトのPlaneとCubeを使用します。まず、Hierarchyウィンドウを右クリックして、「3D Object」から「Plane」を選択し、名前を「Floor」に変更します。このとき、TransformのPositionはすべて「0」にしておきましょう。

次に、再度「3D Object」から、今度は「Cube」を選択して壁を作成します。1つ目の壁は「Wall1」とし、TransformのPositionを「0, 2, 5」、Scaleを「10, 4, 0.1」に設定します。

さらにもう1つの壁「Wall2」を作成し、Positionを「5, 2, 0」、Scaleを「0.1, 4, 10」に設定することで、床の左右に壁が隣り合うように配置されます。

②床・壁にマテリアルを設定してみよう
作成した床と壁にマテリアルを設定することで、色をつけることができます。まず、Projectウィンドウで右クリックして「Create」から「Material」を選び、新しいマテリアルを作成します。
名前を「Material」に変更し、Inspectorウィンドの「Albedo」から好きなカラーを設定しましょう。作成したマテリアルは、作成したオブジェクトにドラッグ&ドロップすることで適用され、床や壁の見た目が変わります。

③照明を調整してみよう
照明の位置や明るさを調整することで、シーンの雰囲気を整えられます。まず、シーンに配置されているライトオブジェクトを選択します。
ライトの位置や角度は、TransformのPositionやRotationの値から変更可能です。また、ライトの明るさはInspectorに表示される「Intensity」の数値を変更することで調整できます。

数値を上げると明るく、下げると暗くなります。さらに、「Color」の項目を変更することで、照明の色味も調整可能です。
Unity練習を効率的にする4つのコツ
Unityの練習を効率的に行うためのコツは以下のとおりです。
- 毎日練習する
- 実践を行う
- エラーに向き合う
- フィードバックをもらう
これらの練習のコツについて見ていきましょう。
①毎日練習する
Unityのスキルを効率的に伸ばすためには、学習を習慣化することが大切です。毎日短時間でも触れることで知識が定着しやすくなります。
継続することでモチベーションも維持しやすくなるため、着実にスキルアップできるでしょう。
②実践を行う
Unityの学習では、基礎知識を学ぶだけでなく、実際にプロジェクトを進めながらスキルを磨くことが効果的です。小さなプロジェクトを一つずつ完成させることで、達成感が得られ、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
プロジェクトごとに新しい機能や技術を取り入れることで、できることが着実に増えていくでしょう。
③エラーに向き合う
Unityの学習では、エラーは避けて通れません。エラーが発生した際には、インターネットや公式ドキュメントを活用して原因を調べ、自分で解決する姿勢が大切です。
自力で問題を解決できた経験があれば、同じトラブルが再発した際にも素早く対応できるようになります。
④フィードバックをもらう
自分の作成したプロジェクトは、第三者の視点で見てもらうことで新たな課題や改善点が見つかります。オンラインコミュニティやSNSで作品を共有すれば、客観的な意見をもらえる機会が増えるでしょう。
フィードバックをもらえる環境がない場合は、講座を受講してプロの講師から直接アドバイスをもらうことで、効率よくスキルを向上させられます。
Unityをプロから学びたいならUnity基礎セミナーがおすすめです。Unityの使い方を実践形式で学べるため、転職にも役立つスキルが身につくでしょう。
Unityの学習ロードマップ

Unityの学習を行う際は、以下のロードマップに沿って進めることで効率的にスキルが身につきます。
- 基礎を身につける
- プロジェクトを開発する
- ポートフォリオを作成する
これらのロードマップについて見ていきましょう。
①基礎を身につける
Unityを学習するなら、まずは開発をスムーズに行うために、基礎を身につけることが大切です。画面構成やツールの使い方など、開発の土台となる基本スキルを習得します。
Unityの使い方をある程度覚えたら、C#の基礎にもチャレンジしましょう。
また、Unityの基礎を身につけるなら、Unity基礎セミナーがおすすめです。効率的に学習をスタートしたい方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
②プロジェクトを開発する
基礎を学んだら、実際にシンプルなゲームやアプリを開発してみます。一から企画・設計・制作を行い、完成まで持っていくことで、開発の流れを体得できます。
玉転がしゲームや2Dアクションなど小規模なものから始めると無理なく進められるでしょう。
また、以下の記事ではUnityでRPGのマップを作る方法について解説しています。どのような流れでゲーム制作をするか確認したい方は、ぜひ参考にしてください。
③ポートフォリオを作成する
完成したプロジェクトはポートフォリオとしてまとめましょう。ポートフォリオはスキルを客観的に示す手段となり、就職活動や案件の受注に役立ちます。
また、ポートフォリオはただ作品を掲載するだけでなく、プロジェクト完了までの期間や、こだわった部分など、企業側が知りたい情報を盛り込むようにしましょう。
Unityでよくある質問
Unityを学習するにあたって、さまざまな疑問が湧いてくるでしょう。続いては、Unityでよくある質問について見ていきます。
Unityの基礎を理解するためには、最低でも数十時間の学習は必要です。また、簡単なゲームを一から作れるようになるには、100時間以上の学習が求められるでしょう。
プロとして活躍するためには、さらに数百時間単位で学習する必要があります。
Unityエンジニアの平均年収は400万~600万円程度が目安とされています。また、ゲーム業界やVR/AR開発の需要増加により、スキルを高めれば年収1,000万円以上を目指すことも可能です。
さらに、フリーランスとして案件を受注すれば、月100万円近くの報酬を得られることもあり、働き方次第で収入の幅が大きく広がります。
まずはUnityの基本操作を習得することが大切です。インターフェースの使い方やオブジェクトの配置、シーン管理など、基礎をしっかり理解するところから始めましょう。
基本が身についたら、公式チュートリアルや講座を活用して、小さなプロジェクトを作成しながら実践的に学ぶのがおすすめです。
Unityの練習についてのまとめ
今回は、Unityの練習方法について紹介しました。Unityは多機能で専門的な知識が必要に感じられるかもしれませんが、公式チュートリアルや動画、講座を活用しながら基礎から学べば、初心者でも着実にスキルを習得できます。
毎日少しずつ取り組み、学習を習慣化させるところから始めましょう。