「Unityエンジニアの転職は未経験でも可能?」と疑問を持つ方も多いでしょう。未経験者の場合、どのように学習を進めてスキルを証明すればよいのか分からない方も少なくありません。
しかし、Unityを活用したゲームやXRアプリの開発需要が高まっており、人材不足であることから未経験からでも転職は十分に可能です。
本記事では、未経験からUnityエンジニアになるために必要なスキルや、独学の進め方、転職活動を成功させるためのポイントをわかりやすく解説します。
Unityエンジニアとは

Unityエンジニアとは、ゲーム開発やVR・AR・XRアプリケーションの制作、建築や自動車などの業界で活用されるシミュレーションコンテンツの開発を行う技術者です。
Unityという世界的に普及しているクロスプラットフォーム対応のゲームエンジンを用いて、C#などのプログラミング言語を駆使しながら、以下の要素を組み合わせて高品質なコンテンツを設計・実装・テストすることが主な役割です。
- 3Dモデルやアニメーション
- ユーザーインターフェース
- データ処理
- ネットワーク通信
特に近年ではゲーム業界だけでなくメタバースや企業向けトレーニングツール開発の分野でもニーズが拡大している職種です。
Unityエンジニアは未経験でも可能?
Unityエンジニアは、未経験でも挑戦することは可能です。実際に異業種から転職し活躍している人も多くいますが、だからといって勉強しないままで採用は厳しいのが現実です。
特にUnityは実務で扱う範囲が幅広いため、基礎的なC#プログラミングやUnityエディタの操作を自分で学び、ポートフォリオとして成果物を用意することが重要です。未経験でも学習意欲と行動力があれば、採用の可能性は十分にある職種と言えるでしょう。
Unityの使い方については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
Unityエンジニアの年収
Unityエンジニアの平均年収は、約987万円です。ただし、言語によって年収は異なるので、以下の表を参照ください。
| 職種 | 年収 |
| Go | 1,362万円 |
| Kotlin | 1,308万円 |
| Python | 1,249万円 |
| TypeScript | 1,235万円 |
| Swift | 1,234万円 |
国内平均を大きく上回る給与水準である一方、案件数自体は全体の1.4~2.1%と限られています。そのため、経験と実績を重ねて高単価案件やリモート・フルタイム案件への参画を増やすことで、年収アップも期待できるため、未経験から目指す方はスキルと実績の積み重ねが重要になります。
Unityエンジニアになるために必要なスキル

Unityエンジニアになるために必要なスキルを3つ紹介します。
- 基本操作を理解してプロジェクトを構築する
- C#プログラミングを習得する
- Gitなどのバージョン管理ツールを活用
①基本操作を理解してプロジェクトを構築する
Unityエンジニアを目指すうえで、まずはUnityエディタの基本操作を理解し、自分でプロジェクトを立ち上げられることが大切です。シーンに3Dモデルやオブジェクトを配置し、カメラやライトを設定して見た目を整える基本操作を習得しましょう。
また、ゲームオブジェクトの階層構造やコンポーネントの役割を把握し、プレハブを活用して効率的に作業を進める方法も重要です。基礎をおろそかにせず、簡単なアプリを一度完成させる経験がスキルになるでしょう。
②C#プログラミングを習得する
Unityの開発ではC#がメインのプログラミング言語として使われるため、習得は必須です。スクリプトを書くことで、オブジェクトに動きを付けたり、ユーザーの操作に応じて処理を実行したりといったロジックを実装できます。
まずは変数や条件分岐、ループ処理など基礎文法を理解し、Unity特有のUpdateやStartなどライフサイクルメソッドを使いこなすことから始めましょう。実践でコードを動かしながら理解を深めることがおすすめです。
③Gitなどのバージョン管理ツールを活用
Unityエンジニアとして働く際は、Gitなどのバージョン管理ツールの活用が必須です。Gitを使うと、自分の作業履歴を記録したり、過去の状態に戻したりすることができます。
また、複数人で開発する場合も、変更箇所の管理やコードの統合がスムーズに行えます。特にUnityはファイル構造が複雑なので、適切にバージョン管理を行うことでトラブルを未然に防げるのです。GitHubやGitLabなどのサービスを使い、基本操作を身につけておくと良いでしょう。
Unityエンジニア転職を成功させる3つのポイント
Unityエンジニア転職を成功させるには、以下3つのポイントを留意しましょう。
- ポートフォリオを準備してスキルをアピールする
- 面接対策と自己分析で「未経験の強み」を整理しておく
- 求人サイトや転職エージェントは専門性を重視する
①ポートフォリオを準備してスキルをアピールする
Unityエンジニアの採用では、履歴書や経歴だけでなく「どんな作品を作れるのか」が重要なポイントになります。未経験の場合でも、Unityを使って制作した小規模なゲームやアプリをポートフォリオとしてまとめることで、基礎スキルや学習意欲をアピールできます。
作品は単なる見た目だけでなく、どのような機能を実装したか、どんな工夫を行ったかを明記すると印象が良くなります。また、動画やGitHubリンクを添えると採用担当者が確認しやすくなり、面接でも話題にしやすいのでおすすめです。
②面接対策と自己分析で「未経験の強み」を整理しておく
未経験からの転職では、技術力だけでなく「なぜUnityを選んだのか」「前職での経験をどう活かせるか」といった動機や適応力が問われます。面接対策として、自己分析を行い、これまでの仕事で培ったスキルを整理し、Unityエンジニアとしてどう貢献できるか具体的に説明できるように準備しましょう。
熱意や将来のビジョンを明確に語れると、経験不足を補えるでしょう。
③求人サイトや転職エージェントは専門性を重視する
Unityエンジニアの求人は一般的な転職サイトだけでなく、IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントを活用しましょう。特化型エージェントは、UnityやC#に関するスキル評価に慣れており、未経験から応募可能なポテンシャル採用案件や教育体制が整った企業を紹介してもらえるのが強みです。
また、選考書類の添削や面接のアドバイスを受けられるため、自己PRに自信がない人でも安心です。複数のエージェントを比較し、サポートの質や担当者の知見を確認しましょう。
Unityエンジニア未経験者におすすめの転職エージェント

Unityエンジニア未経験者におすすめの転職エージェントは以下3つです。
| サイト名 | 特徴 | サポート内容 |
| doda | 都市部だけでなく地方求人も豊富で、転職サイトとエージェント両方を活用可能 |
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| レバテックキャリア | IT・Web業界に特化し、エンジニア・クリエイター職の転職支援に強み |
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| Green-japan | 企業と求職者が直接つながる仕組みで、カジュアル面談も可能 |
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①doda

引用:doda
dodaは、ITエンジニア未経験者にも幅広く対応している大手転職エージェントで、都市部だけでなく地方求人の豊富さが強みです。dodaのエンジニア専門サービスでは、キャリアアドバイザーが一人ひとりの経験や志向に合わせて求人を提案し、書類添削や模擬面接など選考対策を手厚くサポートしてくれます。
未経験者向けの求人も多く、自己PRや職務経歴書の書き方に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。また、転職サイトとエージェントサービスの両方を活用できるため、まずは自分で求人を探し、その後アドバイザーのサポートを受けるという柔軟な使い方も可能です。
②レバテックキャリア

引用:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントで、エンジニアやクリエイター職の支援に強みを持っています。経験者向けのハイクラス求人が中心ですが、未経験者でも利用可能な求人やサポートも存在し、アドバイスやキャリアプランの提案を受けられます。
職務経歴書やポートフォリオの作成支援、面接対策、技術課題のアドバイスなど、エンジニア転職に必要なノウハウを提供してくれるのが特徴です。転職成功者の多くが年収アップを実現しており、キャリアアップ志向の方にもおすすめです。
③Green-japan

引用:Green-japan
Green-japanは、IT・Web業界に特化した転職サイトで、企業と求職者が直接つながるスカウト型の仕組みが特徴です。未経験者歓迎の求人も多く、スキルだけでなく人柄やポテンシャルを重視する企業が多いため、IT業界に挑戦したい未経験者にとってチャンスが広がっています。
企業担当者とのカジュアル面談を通じて、選考前に仕事内容や社風を直接確認できるため、入社後のミスマッチを防ぎやすいのもメリットです。自分のペースで求人を探しながら、企業からのスカウトを待つこともできるため、転職活動を進めたい方や、主体的に企業とやり取りしたい方に最適です。
Unityエンジニア転職は独学でも可能?

Unityエンジニアへの転職は独学でも十分に可能です。実際に、スクールに通わず自宅学習でスキルを磨き、ポートフォリオを作って採用された方もいます。しかし、独学はモチベーションの維持が難しく、専門的な用語が多いことから挫折する人も少なくありません。
闇雲に学習するのではなく、独学の場合は以下のポイントを意識すると効果的です。
- 書籍を活用して段階的に習得する
- 最初は簡単なミニゲームを完成させてプロジェクト経験を積む
- 実際に作った作品を動画やGitHubに公開し技術をアピールする
わからない点が出てきたら放置せず、必ず疑問を解消しましょう。独学は自分のペースで学べる反面、進捗管理や目標設定が曖昧になりがちなので、学習計画を立てて進行状況を定期的に振り返ることも大切です。
以下の記事では、Unityを学ぶためのおすすめ教材を紹介していますので、あわせてご覧ください。
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未経験からUnityエンジニア転職についてのまとめ
Unityエンジニアの転職は、未経験でも挑戦できる可能性が十分にありますが、何も準備せずに採用されることは難しいため、学習と実践を積み重ねることが大切です。
UnityエディタやC#の基礎スキルを独学や講座で習得し、ポートフォリオとして作品を公開することで、意欲とスキルを証明できます。また、IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントを活用し、未経験歓迎の求人や選考対策を受けることで、採用のハードルを下げることが可能です。
本記事を参考に未経験からUnityエンジニアの転職を実施してみてはいかがでしょうか。