OpenAIは2026年10月7日、画像や実際に操作できるグラフ・ボタンなどを組み合わせて回答する新機能「Intelligent UI」の提供を開始しました。このように、常に進化するChatGPTを業務にうまく活用するには、操作しながら学べるハンズオンセミナーが最適です。
この記事では、おすすめのChatGPTのハンズオンセミナー10選を一覧で紹介します。無料のハンズオンセミナーも複数お伝えするので、DX推進にChatGPTを取り入れたい企業様は、ぜひ参考にしてください。
ChatGPTをハンズオンで学ぶメリットは?
ChatGPTを学ぶ方法は、本や動画、オンライン講座、セミナーなどさまざまです。その中で「そもそも、ハンズオンって何がいいの?」と気になる方もいるかと思います。そこでまずは、ChatGPTをハンズオンで学ぶメリットを見ていきましょう。
高度な機能もスムーズに理解できる
ChatGPTは次々と新しい機能が加わり、もはや「チャットで質問するだけ」のツールではなくなってきています。たとえば「タスク」や「エージェントモード」など、業務効率化に役立つ機能も続々と登場しています。
一方で、「便利そうだけど、仕事でどう使えばいい?」といった初心者の方も増えてきました。しかし、実際に操作しながら学べるハンズオンなら、こうした課題もスムーズに乗り越えられます。
学習の壁を感じにくい
ChatGPTを学び始めると、「プロンプト」「AIエージェント」など、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。テキストで読むだけだと「なんだか難しそう…」と感じ、そこで学習が止まってしまう方も少なくありません。
しかし、手を動かして学べば、言葉と操作が結びついて自然に理解できます。言葉の難しさに戸惑うことなく、楽しみながら学べるのもハンズオンならではです。
知識が定着しやすい
ChatGPTハンズオンの大きなメリットは、目で見て、手を動かして、五感で学べることです。文や図解のように「読む・見る」だけで覚えた知識は、時間がたつと忘れがちです。一方、自分で操作して覚えたことは身に付きやすく、記憶にもしっかり定着します。
さらに、セミナーで一度操作した経験があれば、職場でも「あのとき同じように操作すればいい」とすぐに思い出せます。学んだその日から業務で即活用できるのも、ChatGPTハンズオンならではの魅力です。
ChatGPTのハンズオンセミナーを利用する前に、まずはChatGPTがどういうツールなのかを理解しておきましょう。以下の記事では、ChatGPTの料金や得意なこと、利用時の注意点などをわかりやすく解説しています。
ChatGPTハンズオンセミナーおすすめ10選!
さっそくChatGPTのハンズオンセミナーをご紹介していきます。
ここでは、それぞれのChatGPTのハンズオンセミナーを比較しやすいように、主な特徴や受講料金、受講時間(期間)、オンラインや助成金対応を一覧表にまとめてみました。
| セミナー名|運営元 | 主な特徴 | 受講料金 | 受講時間 | オンライン | 助成金 |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPTセミナー|GETT Proskill |
|
次項参照 | 次項参照 | 可能 | 可能 |
| ChatGPTのはじめ方研修|インソース |
|
26,400円 | 3時間 | 可能 | 可能 |
| ChatGPT初心者向けハンズオン研修|Workstyle Evolution |
|
|
4時間 | 可能 | ー |
| ChatGPT基礎-生成AI実践|iLect |
|
要問合せ | 4時間 | 可能 | ー |
| ChatGPT実践研修|WAKARA |
|
40,040円 | 4日 (各1時間半) |
可能 | 可能 |
| ChatGPT活用講座|86研究所 |
|
15万円~ | 半日/1日 | 可能 | ー |
| ChatGPT入門|Udemy |
|
4,800円 | 約2時間 | 可能 | ー |
| ChatGPT活用ハンズオン | Axross Recipe |
|
無料 | 約2時間 | 可能 | ー |
| 自社専用ChatGPTをつくろう!|GATE |
|
無料 | 明記なし | 可能 (YouTube) |
ー |
| 生成AI概論およびChatGPTのハンズオン研修|とちぎビジネスAIセンター |
|
無料 | 3時間 | 不可 | ー |
なお、助成金対応の項目は、明記していないChatGPTのハンズオンセミナー、および無料のChatGPTのハンズオンセミナーは「ー」と記載しています。
助成金の利用については、セミナー内容や企業の状況によって異なります。利用できるかどうかは、必ず研修・セミナーの提供元へご確認ください。
ChatGPTのハンズオンセミナーは目的と深さで選ぼう!
ChatGPTのハンズオンセミナーは、「何を学びたいか」と「どこまで深く学びたいか」で選びましょう。たとえば、「まずは手軽に概要をつかみたい方」と「自社専用のアプリを作りたい方」では、適したChatGPTのハンズオンセミナーが全く違ってきます。
基礎からアプリ作成・MCP連携まで身につくChatGPTセミナー
もし「基本から一通り身につけたい」と考えているなら、GETT Proskillの「ChatGPTセミナー」がおすすめです。私がこのセミナーに特に魅力を感じたのは以下の4点です。
- 短期間で基礎から応用まで凝縮して学べる
- 業務で使えるアプリ・ツールを実際に作れる
- 豊富な学習スタイルで、多忙な方も学びやすい
- MCPを使ったシステム連携スキルも身につく
私は今回複数のChatGPTのハンズオンセミナーを比べた中で、「受講したあと、実際の業務で使いこなしている自分」をいちばんイメージしやすかったのが、このセミナーでした。
セミナー名 ChatGPTセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
デジタル庁のChatGPTハンズオン資料とは?
「ChatGPTを業務に組み込むためのハンズオン」とは、デジタル庁が2023年6月に実施したハンズオン研修の資料で、誰でも無料で読めるようにネットで公開されています。
資料では何を学べる?
このデジタル庁が公開したハンズオン資料で学べる主な内容は、次の3つです。
- AIとやり取りする文章の量(トークン)によって料金が決まる
- 「できるだけ多く」より「5つ挙げて」のように具体的に伝える
- AIに法令の解説文などを読み込ませて質問に答えさせる
締めくくりの言葉「100回の会議より、1回のAPI callの方が理解が進みます」には、まず手を動かして試すハンズオン学習の大切さが込められています。なお、資料は2023年時点のものなので、モデル名や料金は最新情報とあわせて確認しましょう。
参照:デジタル庁「ChatGPTを業務に組み込むためのハンズオン」
ChatGPTをハンズオンで学ぶ際の注意点
ハンズオンでは実際にChatGPTを操作するので、「どんな情報を入力していいのか」「出てきた答えをそのまま使っていいのか」と迷う場面も出てきます。
そこで参考にしたいのが、デジタル庁が2026年6月に公表した「行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン(第2.0版)」です。ここでは、このガイドラインをもとに、ChatGPTをハンズオンで学ぶ際の注意点をお伝えします。
| 場面 | 注意点 | 具体例 |
|---|---|---|
| 入力時 | 原則として、要機密情報を取り扱わない | 社外秘の資料や顧客情報は入力しない |
| 重要な場面では正確かつ最新のデータを入力 | 法律や医療情報、金額は信頼できる情報で確認 | |
| 特定の著作物と関連付けるような指示はNG | 「〇〇風の画像で」といった指示は使わない | |
| 出力時 | 答えを鵜呑みにせず、事実や根拠を確認 | 人間が再チェックして正確性を確保する |
| 安全性・公平性・客観性・中立性を確認 | 差別的な表現や偏った内容は修正・削除 | |
| 他人の作品に似ていないか確認する | Google画像検索、コピペチェックツールを利用 | |
| 自分で説明できる内容で使う | 内容を理解し、自分の言葉で説明できるか確認 |
参照:行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン(第2.0版)
ChatGPTをはじめとした生成AIのガイドラインは、今や多くの企業で策定が進んでいます。以下の記事では、生成AIのガイドラインの作り方や、実際の企業の事例を紹介しているので、「自社でもルールを整えたい」という方はぜひご参照ください。
ChatGPTのハンズオンセミナーでよくある質問
ChatGPTのハンズオンセミナーに参加する前に、料金や受講方法、動画の視聴条件などを確認しておきたい方も多いでしょう。ここでは、受講前によくある質問と回答をまとめました。
ChatGPTのハンズオンについてまとめ
ChatGPTの広がりとともに、ハンズオンで学べるセミナーも増えてきました。ただし、リサーチしてみると、学べる内容や料金はセミナーごとにまったく違います。
まずは目的を明確にし、複数のセミナーを比べながら、自分に合ったものを選ぶことから始めましょう。迷ったときは、基礎から応用まで幅広く学べるセミナーがおすすめです。