Web開発やアプリケーション開発に用いられるプログラミング言語がJavaScriptです。数あるプログラミング言語の中でも高い人気を誇るJavaScriptには、どのような特徴があるのでしょうか。
本記事では、JavaScriptの特徴や学習方法について詳しく解説します。おすすめのセミナーについても解説しているので、JavaScriptの学習を始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
JavaScriptとは?
JavaScriptは、Webサイト制作やアプリケーション開発などのWebサービス作成に強みを持つプログラミング言語のことです。そんなJavaScriptの主な特徴は以下のとおりです。
- クライアントサイドで動作する
- フレームワークが豊富に揃っている
- 動きのあるサイトを作成できる
それぞれの特徴について見ていきましょう。
特徴①クライアントサイドで動作する
JavaScriptは、クライアントサイドで動作するプログラミング言語です。クライアントサイドとは、ユーザーが閲覧しているブラウザ側で実行されるプログラムのことを指します。
クライアントサイドのプログラミング言語であるため、JavaScriptを使うことで、ポップアップを表示したり、HTMLやCSSを操作したりといったWeb上の動作を制御できます。
また、サーバー側では動かせないのかというとそうではなく、JavaScriptのフレームワークであるNode.jsを使うことで、サーバー側でもプログラムの動作は可能です。
特徴②フレームワークが豊富に揃っている
JavaScriptには、開発の助けとなるフレームワークが豊富に揃っています。フレームワークとは、JavaScriptで開発を行う際の枠組みとなるものです。
特に大規模な開発をする際は、一からすべてのプログラムを書いていたら膨大な時間を使用することになります。
しかし、フレームワークを使うことで、プログラムの記述量を減らせるため、効率的な開発を実現できます。
特徴③動きのあるサイトを作成できる
Webサイトの開発には、マークアップ言語のHTMLとスタイルシート言語のCSSが使われます。しかし、これらの言語だけでは、Webサイトに複雑な動きはつけられません。
CSSのanimationプロパティを使えば、簡単なアニメーションは作成できますが、ユーザーのアクションによって動きを実装するような開発には向いていません。
一方で、JavaScriptならユーザーのクリックによってメニューが開閉したり、スクロール量に合わせて要素を出現させたりといった、ユーザーの操作に合わせた動きの実装も可能です。
近年はインタラクティブなWebサイトが一般的なため、JavaScriptはWebサイト制作をするうえで欠かせない言語といえます。
また、JavaScriptはWebサイト制作に適したプログラミング言語ですが、サイトの見た目を作るなら、ロゴやアイコンなどの各種パーツの制作も必要です。
以下の記事では、Webサイトに使われるパーツ作りに適したソフトであるIllustratorの使い方について解説しています。
Webデザイナーを目指すためにJavaScriptを学習している方は、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。
JavaScriptの環境構築は難しい?

JavaScriptは、ほかのプログラミング言語と比較して環境構築がしやすい点がメリットとして挙げられます。
言語によっては、別途ソフトウェアやライブラリが必要になるため、パソコンが得意ではない方からすると少しハードルが高いでしょう。
しかし、JavaScriptでは、基本的にテキストエディタさえあれば開発が可能です。テキストエディタとはテキストファイルの編集ができるソフトで、プログラミングにも使われています。
テキストエディタは無料で使えるものも多いため、環境構築にコストもかかりません。
そのため、初心者でも気軽に学習を始められるので、プログラミングを始めて学ぶ際の言語としても、JavaScriptはおすすめです。
また、JavaScriptではWebサイトやアプリケーションの開発が得意ですが、簡単なゲーム開発も可能です。しかし、本格的なゲーム開発に挑戦したい場合は、専用のゲームエンジンを使いましょう。
以下の記事では、ゲーム開発に用いられるUnityで使用するプログラミング言語について解説しています。
ゲーム開発に興味のある方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
JavaScriptの始め方
JavaScriptを始めるにあたって、特別なソフトウェアや開発環境をインストールする必要はありません。パソコンとインターネット環境さえあれば、すぐに学習をスタートできます。
まず初めに用意すべきなのは、Webブラウザ(Google ChromeやFirefoxなど)と、コードを書くためのテキストエディタです。WindowsやMacに標準で搭載されているメモ帳やテキストエディットでも構いませんが、Visual Studio CodeやSublime Textといったエディタを使うと、構文の色分けや補完機能があり、学習効率が高まります。
実際にJavaScriptのコードを書くときは、HTMLファイルの中に<script>タグを使って記述します。たとえば、「こんにちは」と表示する簡単なコードは以下のようになります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>JavaScript練習</title>
</head>
<body>
<script>
alert(‘こんにちは’);
</script>
</body>
</html>
このファイルを「.html」という拡張子で保存し、ブラウザで開くと、ポップアップで「こんにちは」と表示されます。このように、JavaScriptはブラウザで即座に動作確認ができるため、初心者にとって始めやすい言語です。基本的な構文を学びながら、少しずつ実際のWebページに応用していくことで、実践力が身についていきます。
まずはシンプルなコードから始めて、自分の手で動かしながら理解を深めていくことが成功の鍵です。
JavaScriptを学習する方法2つ

JavaScriptの学習は、自分に合った方法で行わなければ効率的にスキルを身につけられません。JavaScriptを学習する際の選択肢となるのが以下2つの方法です。
- 独学で学習する
- 通学で学習する
これらの学習方法について確認していきましょう。
学習方法①独学で学習する
自分のペースで学習を進めたい方には、独学がおすすめです。独学なら、休みの日や移動時間など、都合の良い時間帯に学習ができるため、気軽に学習を進められるのが魅力です。
また、書籍やインターネットを活用しての学習になることから、大きな費用も発生しません。
しかし、独学ではスケジュールをすべて自分で管理する必要があるので、自己管理が得意な方でなければ学習は継続できないでしょう。
さらに、一人での学習はモチベーションの維持も容易ではありません。このように、独学はコストパフォーマンスに優れている一方で、継続が難しい学習法でもあるので、自分の正確に合わせて独学にチャレンジするかを決めるとよいでしょう。
学習方法②通学で学習する
独学が性格的に適していないと感じる方は、通学での学習がおすすめです。JavaScriptには、さまざまなセミナーやスクールが開講されています。
通学での学習なら、スケジュールをすべて任せられるため、自己管理が苦手な方でも継続しやすいでしょう。
また、プロの講師に教わることで、わからないところをすぐに解決できるのも通学のメリットです。
さらに、同じカリキュラムをこなす仲間がいることは、学習を継続するうえでの大きなモチベーションとなるでしょう。
しかし、独学と比較して高額な費用が発生することや、仕事や家庭で忙しい方には通いづらいというデメリットもあります。
JavaScriptの学習におすすめの書籍
JavaScriptを独学で学ぶなら、書籍を活用しましょう。JavaScriptにはさまざまな書籍がリリースされています。以下は、JavaScriptを学べるおすすめの書籍です。
- 1冊ですべて身につくJavaScript入門講座
- 改訂3版JavaScript本格入門
これらの書籍について見ていきましょう。
書籍①1冊ですべて身につくJavaScript入門講座

引用:Amazon
本書は、JavaScript初心者におすすめの一冊です。初心者向けにとにかく丁寧に解説されているため、挫折せずに学習を進められます。
JavaScriptの基礎からアニメーションのつけ方まで解説されており、本書を読み進めることで、自力で動きのあるWebページを作れるようになります。
そのため、HTMLとCSSの学習を終えた方が読むことで、Webサイト構築のスキルが格段に向上するでしょう。
| 著者 | Mana |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 発売日 | 2023年3月1日 |
書籍②改訂3版JavaScript本格入門

引用:Amazon
本書は、10万部のロングセラーを200ページ増量した改訂版です。JavaやC言語など、ほかのプログラミング言語の経験がある方を対象としているため、中級者向けの参考書となっています。
オブジェクト指向の構文や、制御構文などが詳しく解説されており、本書を読むことでJavaScriptの本質を深く理解できます。
| 著者 | 山田 祥寛 |
| 出版社 | 技術評論社 |
| 発売日 | 2023年2月13日 |
JavaScriptの学習におすすめのセミナー
JavaScriptをプロに学ぶなら、セミナーの受講がおすすめです。以下は、JavaScriptが学べるおすすめのセミナーです。
- Udemy ウェブ開発入門完全攻略コース
- TechAcademy フロントエンドコース
- 侍エンジニア 副業スタートコース
これらのセミナーの特徴について見ていきましょう。
セミナー①Udemy ウェブ開発入門完全攻略コース

引用:Udemy
オンラインで学習を進められるプラットフォームである「Udemy」のウェブ開発コースです。
プログラミング初心者におすすめのコースで、HTMLやCSS、JavaScriptといったウェブ開発に欠かせないスキルを満遍なく学習できます。
未経験からエンジニアやWebデザイナーへの転職を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
セミナー②TechAcademy フロントエンドコース

引用:TechAcademy
プログラミングを学べるオンラインスクール「TechAcademy」が提供しているフロントエンドコースでは、JavaScriptや jQueryを利用したWebサービスの開発方法について学べます。
パーソナルメンターがつくため、オンラインながらマンツーマンでのサポートを受けられるのが特徴です。
実際にサイト作成を行いながら学べるため、実務で活用できるスキルを身につけられます。
リッチなサイト制作のできるWebデザイナーや、高度なアプリ開発ができるフロントエンドエンジニアを目指している方は、ぜひTechAcademyのフロントエンドコースをチェックしてみてください。
セミナー③侍エンジニア 副業スタートコース

引用:侍エンジニア
専任講師によるマンツーマン指導が特徴の「侍エンジニア」が提供する副業スタートコースでは、WebデザインやWeb制作のスキルを学習できます。
本コースでは、Web制作の基本であるHTML/CSSやJavaScript、WordPressといった知識を身につけられます。
実際に、多くの卒業生がフリーランスとして独り立ちしたり、副業として副収入を得たりして活躍されているので、JavaScriptを仕事につなげたい方は、ぜひ侍エンジニアの副業スタートコースを検討してみてください。
JavaScriptについてまとめ
今回は、JavaScriptの特徴や学習方法について紹介しました。JavaScriptは、ほかのプログラミング言語と比較して環境構築がしやすい点や、学習リソースが豊富にある点から初心者におすすめのプログラミング言語といえます。
独学で学習するなら書籍で、通学で学習するなら通学がおすすめです。ぜひ、自分の正確に合った方法で学習を行ってみて下さい。