E資格は意味ない?資格が役に立たない理由や役立つ職種を解説

転職やキャリアアップにあたって、AIに関連する資格であるE資格が意味ないのではと感じている人もいるのでしょうか。
確かに場合によっては高い受験料を払ってE資格を受験しても、無意味に終わることがあります。

ここではE資格が役に立たない理由や、役に立つ職種について解説します。

E資格を取る意味ないと言われる理由とは?

E資格を取る意味ないと言われる理由とは?

E資格を受験しても意味ないという意見は多く、実際に資格をキャリアアップに活かせていないエンジニアは多いです。
そこでここでは、E資格が役に立たない理由について解説します。

実務レベルほどではない

E資格が意味ないと言われる理由に、キャリアアップや転職にはあまり役に立たないことが挙げられます。
機械学習やディープラーニング自体、最低限求められる数学や統計学、プログラミングの知識のレベルが高いので、まったくAIに触れた経験が無い人からすると難関資格に思えるかもしれません。
しかしE資格で問われるレベルは実際にAI開発に携わっている人からすると基本中の基本レベル。
今更勉強するほどではないレベルの内容なので、すでにAIエンジニアやデータサイエンティストなどとして活躍している人のキャリアアップには役立つ可能性が低いです。

IT業界は実務経験が重視される世界である

いくら資格の勉強を熱心にしていても、その知識が現場で活かせるとは限りません。そのため、IT業界に限らず基本的には資格よりも実務経験が重視されます。
開発の流れや仕事のやり方は職場や案件の内容によって異なりますし、これらへの理解は実際に仕事をやってみて経験を積まないとわからないでしょう。
そのため、エンジニアの評価においてはどれだけの規模の案件をどれだけの数こなしてきたかの方が重要であり、資格を持っていても多少評価される程度であまり意味はないことが多いです。

資格が比較的新しい

IT系の資格に限らず、資格を評価してもらうには一般に難易度が周知されていることが大切です。
しかし、新しい資格は受験者数が少なく難易度を把握しにくい故に評価されにくい傾向があります。
AI自体がそもそも注目されて間もないうえ、E資格も登場してから時間があまり経過していません。
そのため、E資格の存在そのものがまだ一般に広く知られていない、IT業界内でも難易度が周知されていないなどの問題を抱えています。
特にIT系のベンダー資格は似たような名前の簡単な資格が多いです。
それ故にIT系資格は難易度が高い資格でもあまり評価されないことがよくあります。

G検定と混同されやすい

E資格は資格の運営元が同じG検定と混同されることがよくあります。
G検定はAI入門に適した資格で受験のハードルも低いので、E資格よりも受験者数が多く、当然認知度も高いです。
そのため、E資格に合格していてもG検定レベルの知識と勘違いされ、思っていたより評価されないということがよくあります。
それ故に思っていたよりも評価されずにがっかりしたという意見も多く、これもE資格を受験する意味ないと言われる理由として大きいでしょう。

E資格が意味ある職種は?

E資格が意味ある職種は?

これまでE資格を取得する意味がないと言われる理由について解説してきましたが、職種によってはE資格を取得する意味ある場面もあります。
それでは、E資格が役に立つ職種について解説します。

AI関連職の未経験枠

AIエンジニアやデータサイエンティスト、データアナリストはAIブームで需要が急増していますが、人材の数は需要に追いついていません。
そのため、独学でAIについて学んでいてある程度基礎ができあがっている人を教育して一人前に育てようとする動きが出てきています。
そこでE資格はある程度AIに関する知識がある指標としてわかりやすく、実際にAI関連職の未経験枠の応募条件にE資格を持っていることが記載されていることも多いです。
このように、AIの世界の第一線で活躍するための第一歩としてE資格は役に立ちます。

しかもE資格を受験して合格した場合、JDLAE資格合格者限定のコミュニティに参加することもできます。
E資格を受験する人はAI駆け出しのエンジニアから、熟練のAIエンジニアまで幅広いレベルの人がいます。そのため、コミュニティを通して様々な人と知り合い、お互いに刺激を受けながらAIへの理解を深められるでしょう。

マーケター

マーケティング業務でも分析を取り扱うことは多いです。
しかしマーケターは分析を専門としているわけではないので、基本的には高いレベルの分析業務になるとデータアナリストやデータサイエンティストに依頼することが多いでしょう。
そこでマーケターがE資格を受験して、AIについて深い知識を持っていれば、データアナリストやデータサイエンティストの分析をより深く理解し、分析結果をマーケティングにより活かせるようになります。

AIの管理職

現代ではどの分野においてもAIの活用が必要になっています。
しかし、AIへの知見が無い故に業務のAI化が進まない企業が多いのも事実です。
そこで管理職がE資格を取得して、AIへの知見を深めることで、AIの導入や業務への活用を推進しやすくなるでしょう。

E資格のおすすめセミナー

E資格を受験するにあたっては資格の運営元であるJDLAの認定プログラムを受講しなければいけません。
また、E資格は公式テキストや過去問題集が販売されていないので、認定プログラム選びが合否に大きな影響を及ぼします。
そこでここでは、E資格を受験したい人におすすめの認定プログラムを紹介します。

AI研究所 E資格対策ディープラーニング短期集中講座

ITエンジニアとしての経験はあるけれどもAI分野には触れたことがない方におすすめするのがAI研究所のE資格対策ディープラーニング短期集中講座です。
E資格の認定プログラムは値段がネックですが、こちらは10万円以内から受講可能。
価格がお手頃だからと言ってコンテンツが少ないということもなく、テキストは500ページ以上、しかも基礎知識が無い人向けの数学や統計学などの事前講義まで用意されています。
加えてこちらの講座は対面、オンライン、eラーニングからの3種類から選ぶことが可能。
働きながらE資格の勉強に取り組むのは大変ですが、AI研究所なら追い込みをかけたい人は対面、空き時間を使って勉強したい人はeラーニングのように、自分に合った学習スタイルを選べます。

AI研究所の講座は短期集中型なのも特徴です。学習期間は最短で1ヶ月。
これだけ短期間でありながらもしっかりコンテンツが詰め込まれており、E資格合格はもちろん、実務でも活かせるレベルの知識を身に着けられます。
しかもeラーニングなら購入したコンテンツは1年間視聴可能です。
E資格に合格したあとも学習コンテンツを視聴できるので、E資格に合格してAI関連職についたあとも知識が離れないように勉強できる点が魅力的でしょう。

E資格は意味ある!資格を仕事に役立てよう!

E資格はすでにAI関連職についている人からすると、問われるレベルが基礎的すぎて役に立たないかもしれません。
しかし未経験者からすると、AI開発の基礎を学べ、AI関連職への転職にも活かせます。
これからAI関連職を目指したい方や、AIを仕事に活かしたいと思っている方はぜひE資格の受験を検討してみてください。

JDLA認定 E資格対策講座の詳細はこちら

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