【2026】データ分析の資格おすすめ15選!難易度一覧・初心者向けPython資格も紹介

データを収集し、企業の課題解決へつなげるデータ分析。マーケティングや営業をはじめ、製造業の品質管理、海運業での運行ルート最適化など多彩な業界で活用されています。

この記事では、データ分析におすすめの資格を15選ご紹介します。初心者向けPython資格、資格の難易度もお伝えするので、今からデータ分析の資格を取得したい方もぜひ参考にしてください。

そもそもデータ分析とは?

データ分析とは「仮説・検証・示唆」

データ分析とは、仮説をもとにデータを分けて比較検証し、ビジネスに役立つヒントを得る(示唆)ことです。

いくら高度な統計手法や大量のビッグデータを使っても、そこに仮説がなければ、ただの「データ集計」にすぎません。逆に、少量のデータであっても、確かな仮説に基づいてビジネスにインパクトを与える示唆を導き出せれば、それは立派なデータ分析です。

データ分析の具体例

データ分析をわかりやすく理解するために、次の2つの事例を考えてみましょう。

  1. 顧客データと売上データから購買金額の男女別平均値を算出
  2. 「雨の日は売上が良いようだ」と考え、過去の天気と売上を比較

この2つの例で、本当の意味でのデータ分析に当てはまるのは後者②です。①はただ平均値を出しているだけで「何のために行うのか」という仮説がないため、データ分析とはいえません。

しかし後者は、「雨の日は売上が上がる」という明確な仮説をもとに、データを要素ごとに分けて比較・検証しているため、データ分析の定義にしっかりと当てはまるのです。

セミナーで「使えるデータ分析」をマスターしよう!

データサイエンスセミナーは、データ分析に必要な統計学やPythonプログラミングの基礎からスタートし、現場でのヒアリングに基づいた仮説の立て方、ビジネス課題の抽出・分析、解決へ向けた方針立て、具体的な提案方法まで丸ごとマスターできます。

実際に手を動かして学ぶハンズオン形式なので、「データ分析の資格を実務レベルから進めたい」という方にもおすすめのカリキュラムです。

データ分析の資格を取得するメリット

データ分析の資格を取得するメリット

業種を問わずデータ活用が進む現代において、データ分析資格の取得はさまざまなメリットがあります。

市場価値が高い

資格の市場価値が高いデータ分析資格は、自身の市場価値向上に直結します。求人検索サイト「求人ボックス」によると、東京23区の「データ分析」求人は93,636件、新着は1,507件と圧倒的な需要の高さです(2026年7月20日時点)。

さらに、フリーランスの業務委託では月給80万〜115万円、正社員でも年収600万円~800万円など、データ分析資格は高いニーズと優れた待遇を兼ね備えたスキルと分かります。

参照:データ分析の転職・求人情報 – 東京23区|求人ボックス

活用できる業種が多い

データ活用の資格は、多彩な企業で求められています。求人ボックスの掲載内容を見ると、Webアプリ開発やエンタメ・ゲーム業界、その他、建設会社や物流プラットフォーム、外資系自動車メーカーなど業種を問わずニーズがあります。

なお、これらの求人では、Pythonの経験・資格を求めるケースが多く、中にはAIやAWSといった専門資格を上げる求人もありました。これらから、「データ活用の資格」の定義が幅広いこともわかります。

キャリアパスが広がる

データ分析の資格は、多彩なキャリアプランの足がかりになります。たとえば、戦略立案を担うデータビジネスストラテジスト、AIやデータサイエンス領域のデータサイエンスプロフェッショナル、データ分析全般を担うデータエンジニアなどがあります。

その他、分析プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーを目指すことも可能です。さらに、業務委託の求人も多いことから、資格取得からフリーランスとしての独立も十分に叶います。

データ分析の資格おすすめ15選!

データ分析の資格おすすめ15選!では、データ分析におすすめの資格を15選ご紹介します。受験料や難易度、受験方法などの主要情報も一覧にまとめているので、比較検討にぜひお役立てください。

区分 試験名 難易度 主な特徴
統計・分析 統計検定 易〜高 統計力を段階的に証明
データサイエンティスト検定 リテラシーレベル 易 データ分析の基礎力
データ分析実務スキル検定 易〜中 Excel中心の実務分析
Python3エンジニア認定データ分析試験 易 Python分析の基礎力
Pythonプログラミング能力認定試験 易〜中 Python文法〜開発基礎
Python Zen & PEP 8検定試験 易 Pythonの書き方基礎
IT基礎 ITパスポート試験 易 ITリテラシー入門
基本情報技術者試験 中 ITエンジニア基礎
応用情報技術者試験 中〜高 上位IT資格
データベーススペシャリスト試験 高 DB設計の高度専門
AI G検定 中 AIジェネラリスト向け
E資格 高 AI実装の上位資格
クラウド AWSクラウドプラクティショナー 易 AWS基礎の入門資格
DB OSS-DB Silver 易〜中 PostgreSQL基礎
数学 データサイエンス数学ストラテジスト 中〜高 分析に必要な数学力

①統計検定

統計検定は、日本統計学会が認定・総務省などの省庁が後援するデータ分析向けの資格試験です。学術的質の高いデータ分析資格で、公式問題集には過去問が豊富に掲載されています。

資格の試験種別は中学生レベルの4級から、大学院レベルの1級、さらにデータサイエンス(DS)系や調査士系まで計11種目。なお、1級のみPBT方式(紙の試験冊子と解答用紙を使用)で年1回の開催です。

項目 内容
難易度
  • 4級:中学卒業、3級:高校卒業、2級:大学教養
  • 準1級:大学専門課程、1級:大学院
受験料(一般)
  • 1級:10,000円(2種目)、準1級:8,000円
  • 2級:7,000円、3級:6,000円、4級:5,000円
受験方法 CBT方式(パソコン使用)※準1級〜4級
受験日時 随時受験

②データサイエンティスト検定リテラシーレベル

データサイエンティスト検定リテラシーレベルは、プロジェクトの担当テーマに対応できる「アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル)」に必要なデータ分析能力と知識を証明するデータサイエンティスト協会主催の資格試験です。

データエンジニアリング・データサイエンス・AIの基礎を総合的に評価し、上位のレベルとして、独り立ちレベルのアソシエート、棟梁レベルのフル、業界を代表するレベルのシニアがあります。

項目 内容
難易度 易
受験料 一般:11,000円、学生:5,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

③データ分析実務スキル検定

データ分析実務スキル検定は、株式会社ピープルドットが主催するビジネス現場で求められるデータ分析能力を測定・評価する資格試験です。

当資格はExcelでのデータ分析や検証を担う「CBASシチズン・データサイエンティスト級」、全社的なデータ分析・活用を推進する「プロジェクトマネージャー級」があり、各資格とも公式テキストと公式eラーニング教材を提供しています。

項目 内容
難易度
  • CBASシチズン・データサイエンティスト級:易
  • プロジェクトマネージャー級:中
受験料
  • CBASシチズン・データサイエンティスト級:8,800円
  • プロジェクトマネージャー級:11,000円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

④データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験「情報処理技術者試験」の高度区分(スキルレベル4)に位置するデータ分析資格の難関試験です。

企業が持つ膨大なデータ資源の管理や、安全なデータベースシステムの企画・構築・運用を担う技術者を対象としています。インフラエンジニアやデータ分析管理者としての高度な専門性を証明できる資格です。

項目 内容
難易度 高
受験料 7,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 前期、後期

⑤Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを用いたデータ分析の基礎を証明する資格試験です。

主催はPythonエンジニア育成推進協会で、経済産業省の「ITスキル標準(ITSS)」や「DX推進スキル標準(DSS-P)」のレベル1に記載されており、厚生労働省の一般教育訓練給付指定講座の対象試験にも指定されています。

項目 内容
難易度 易
受験料 一般:11,000円、学生:5,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

⑥Pythonプログラミング能力認定試験

Pythonプログラミング能力認定試験は、サーティファイが主催する、Pythonの文法やライブラリ、オブジェクト指向と実装力を測定するデータ分析初心者向けの資格です。

このデータ分析向け資格は、Pythonの基礎文法を問う3級から、小規模開発ができる2級、中規模プログラムの作成やオブジェクト指向を理解する1級まで3段階のレベルが用意されています。

項目 内容
難易度 中~易
受験料 1級:6,700円、2級:5,500円、3級:4,300円
受験方法 会場(団体のみ)、Web方式
受験日時 随時受験

⑦PythonZen & PEP 8検定試験

PythonZen & PEP 8検定試験は、Pythonエンジニア育成推進協会が提供する、Pythonの設計思想(PythonZen)と標準コーディング規約(PEP 8)の理解度を問うデータ分析の超入門者向け資格試験です。

不適切なコード記述を防ぎ、データ分析の質向上を目指した資格で、受験料は完全無料。「Pythonらしい読みやすく綺麗なコードを書きたい」という方の第一ステップにも最適です。

項目 内容
難易度 易
受験料 無料
受験方法 WBT方式(オンライン環境があれば受験可能)
受験日時 随時受験

⑧ITパスポート試験

ITパスポート試験は、IPAが主催するデータ分析資格の難関国家資格である「データベーススペシャリスト試験」の足がかりになる入門資格です。

受験者数は令和6年度に30万人を突破し、資格試験では経営戦略(ストラテジ)、プロジェクト管理(マネジメント)、IT技術(テクノロジ)の3分野から出題され、総合的なITリテラシーを測ります。

項目 内容
難易度 易
受験料 7,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

ITパスポート試験の詳細は以下の記事をご参照ください。詳しい受験方法や出題範囲についてわかりやすく解説しています。

【2026】ITパスポート試験とは?難易度・勉強時間・試験日・問題内容まで徹底解説

⑨基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、先程のITパスポート試験のワンランク上の資格で「ITエンジニアの登竜門」と位置づけられており、IT人材に必要な基本的知識・技能、および実践的な活用能力を測定します。

当資格は、データ分析を活用した戦略の立案、Python等を用いた将来的なデータ分析・実装処理の基礎作りに最適で、公式ページでは資格取得の学習に使えるサンプル問題も公開しています。

項目 内容
難易度 中
受験料 7,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

⑩応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報者試験の上位資格です。「ワンランク上のITエンジニア」を目指せる資格試験で、データ分析関連では、情報システムのデータベース等の設計・開発・運用・保守に関するスキルを問われます。

資格試験では、科目AとBに分かれ、試験時間は各150分ずつです。科目Aでは四肢択一式で回答しますが、科目Bでは記述試験も含まれます。

項目 内容
難易度 中~高
受験料 7,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

⑪G検定

G検定は、JDLA(日本ディープラーニング協会)が実施する、AIジェネラリスト(AI総合人材)向け資格です。上位資格・E資格の第一ステップとしても人気で、非エンジニアの方も多く受験しています。

資格試験ではプログラミング実装は含まれず、ディープラーニングやAIの基本理解と、それをビジネスや実務に活かす能力が問われます。AIの広範な知識に加えて法律や倫理などの分野も出題範囲に含まれています。

項目 内容
難易度 中
受験料 一般:13,200円、学生:5,500円
受験方法 オンライン
受験日時 年6回(1月、3月、5月、7月、9月、11月)

「G検定は意味がない」という声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。以下の記事では、データ分析の学習と相性の良いG検定のメリットを、具体的に解説しています。ぜひチェックして、G検定がキャリアにどう役立つのか確認してみてください。

【2026】G検定を取得するメリットについて解説!企業の成功事例・合格者の口コミから徹底検証

⑫E資格

E資格も、JDLAが創設・認定した国内におけるAIエンジニア最高レベルのAI資格です。ディープラーニングを中心としたAI実装能力・知識が認定されます。

試験範囲(シラバス)の数学的基礎として「確率・統計」「情報理論」が含まれており、データ分析の理論基盤にも役立つ資格です。なお、E資格受験には過去2年以内にJDLA認定講座の受講が必要です。

項目 内容
難易度 高
受験料 一般:33,000円、学生:22,000円
受験方法 会場受験
受験日時 年2回(2月、8月)

⑬AWSクラウドプラクティショナー

AWSクラウドプラクティショナーは、Amazonのクラウドサービス・AWS(Amazon Web Services)の基礎知識を証明する認定資格です。

クラウドの概念やAWSの基本サービス、セキュリティ、料金体系など学べ、AWS認定資格の入門編として人気があり、データ分析求人市場でも「AWS資格歓迎」の案件も見受けられます。

項目 内容
難易度 易
受験料 100ドル(16,000円※1ドル160円の場合)
受験方法 オンライン(ピアソンVUEテストセンター、またはオンライン監督付き試験)
受験日時 随時受験

⑭OSS-DB Silver

OSS-DB Silverは、PostgreSQLをはじめとするオープンソースデータベース(OSS-DB)に関する基礎スキルを証明する資格試験です。データ分析の実務において重要なSQLの基本操作が身につきます。

資格取得までの学習期間目安は3ヵ月〜半年程度。試験はマウスによる選択方式がメインで、キーボード入力問題も多少あります。

項目 内容
難易度 中~易
受験料 16,500円
受験方法 CBT方式
受験日時 随時受験

⑮データサイエンス数学ストラテジスト

データサイエンス数学ストラテジストは、公益財団法人日本数学検定協会が実施する、企業や実社会で求められるデータ分析・活用に必要な数学スキルを認定する資格です。

データ分析を必要とする方であれば、文系・理系を問わず全ビジネスパーソン向けの資格で、「基礎数学スキル(中級)」および「上級数学スキル(上級)」の2種類あります。

項目 内容
難易度 中~高
受験料 中級:7,000円、上級:9,000円
受験方法 IBT方式(自宅受験)
受験日時 随時受験(24時間365日対応)

データ分析の資格取得におすすめ勉強法は?

データ分析の資格勉強を進める際、多くの方が書籍(テキスト)を使った独学を選びます。データ分析の資格勉強に書籍学習が多いのは、多くのデータ分析の資格試験で主催団体から公式テキストや過去問題集が出版されているためです。

こうした書籍を使った独学は、出題範囲の確認やマイペースな学習には最適で、かつ手軽に始められるデータ分析の資格勉強法として人気を集めています。

独学には3つの壁がある

データ分析の資格勉強での独学は、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。

  • 参考書の丸暗記になり、実践的なイメージが湧かない
  • 出題範囲が広く、学習の進め方に戸惑う
  • Pythonのプログラミングで手が止まる

結果として、データ分析の資格勉強のモチベーションが続かず、多くの時間を要してしまう、または途中で資格取得を断念してしまう方も少なくありません。

独学の挫折ポイントを解決!実データを使ったハンズオンセミナー

データサイエンスセミナーデータ分析の資格は、モチベーション高く学べる短期集中型カリキュラム・データサイエンスセミナーがおすすめです。

当セミナーは、データ分析計の資格で必須の統計基礎やPythonプログラミング、機械学習など幅広く網羅します。実際に手を動かしてデータを分析・予測するため、「コードのエラーで勉強が止まりそう…」という不安もありません。

さらに、受講者にはオリジナル教材「データサイエンティスト完全攻略セミナーガイド(PDF全255ページ)」を配布。セミナー受講後の復習はもちろん、試験直前の知識整理や実務での辞書代わりとして末永く活用できます。

独学の何倍も効率よくデータ分析の資格取得を目指せ、さらに実践で使えるスキルも身につくお得なカリキュラムです。

セミナー名データサイエンスセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)45,100円〜
受講期間2日間
受講形式対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング

データ分析の資格選びのポイント

データ分析の資格選びのポイントデータ分析の資格選びの際には、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

得たいスキル・目的に合わせて選ぶ

データ分析資格取得の際は、以下のようにそれぞれの希望・目的に合わせて選びましょう。

  • 統計や数学なら「統計学・数学」
  • 実務でデータ分析を行うなら「Python」
  • AIを活用したいなら「AI・機械学習」
  • データ基盤の構築まで学ぶなら「データベース・クラウド」

まずは、目指す仕事に必要なスキルは何かを決めておくと、資格選びもスムーズに進みます。

自分のレベルに適したデータ分析資格を選ぶ

データ分析資格は、自分のレベルに適したものから段階的に取得することが大切です。未経験者は「ITパスポート」や「DS検定」などの基礎資格から始めると、高度なデータ分析業務も段階的に理解が進みます。

知識や実務経験がある方は「基本情報技術者」や「G検定」、さらに専門性を高めたい方は「データベーススペシャリスト」や「E資格」といった資格からチャレンジするのもよいでしょう。

受験形式やスケジュールで選ぶ

データ分析の資格は、受験方式や試験日程も確認しておきましょう。「Python認定試験」や「基本情報技術者」のようなCBT・IBT方式なら、自分のペースで受験できます。

一方、「E資格」や「応用情報技術者」のように試験日が決まっている資格は、受験に対応できるように計画的な学習を行いましょう。

データ分析の資格についてまとめ

データ分析の定義は「仮説を立て、データを分けて比較し、ビジネスに活かす示唆を得る」という一連のステップを踏むことです。この工程さえしっかり押さえていれば、扱うデータがシンプルなものであっても十分に価値のある分析となります。

データ分析に関する資格は、AI、IT、統計など多様な区分が存在します。まずはご自身が目指すキャリアや目的に合った資格・学習方向性を見極めることからはじめてみてください。

もし「どの資格や分野がいいか迷う」という場合は、データ分析の全体像と実践スキルを学べる総合型セミナーを活用しましょう。

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