【2026】エクセルでセルの値「0」を表示しないようにするには?方法・メリット・注意点を紹介

エクセルで表やグラフを作成している際、「0」を表示しない方法を知りたい、と感じたことがある人は多いはずです。

本記事では、エクセルでセルの値「0」を表示しない方法や、そのメリットについて説明します。

エクセルで「0」を表示しない場面とは?

エクセルで「0」を表示しない場面とは?

まずは、エクセルを使用する中で、どんな場面において「0」を表示しないように設定するのか解説していきます。

エクセルで「0」を表示しないようにする代表的な場面は以下が挙げられます。

  1. 表やリストの完成度を高めるためにエクセルの「0」を表示しない場面
  2. グラフの誤読を避けるためにエクセルで「0」を表示しない場面

以下からはそれぞれの場面について解説します。

①表やリストの完成度を高めるためにエクセルの「0」を表示しない場面

エクセルでは、数式を入れたセルに参照元の数値が入力されていない場合「0」が表示されることがあります。

数式が設定されていることを確認するうえでは便利な機能ですが、「0」を表示しない方が、すっきりとして見やすいと感じる方も多いはずです。

前提として、表作成の完成度を高めるためには、エクセルで「0」を表示しない方がよい場面が多いと認識しておきましょう。

エクセルで表を作成する方法についてはこちらの記事にて詳しく解説しています。参考にしてみてください。

【2026】エクセルで表を作る方法!関数やデザイン・表からグラフ作成も解説

②グラフの誤読を避けるために、エクセルで「0」を表示しない場面

エクセルの表データをもとにして、グラフを作成する場合にも「0」を表示しない方がよい場面がみられます。

表作成時と同様に、週次報告や月次報告を表すグラフでは未来の数値を示すセルに「0」が表示されると、売り上げが「0」であるという誤読を誘う可能性があるので、注意が必要です。

以下の記事では、エクセルでグラフを作る方法について紹介しています。作ったグラフの編集方法についても紹介してるので、業務に導入したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

エクセルのグラフの作り方を画像付きで詳しく解説!編集方法も紹介

エクセルでセルの値「0」を表示しないようにする方法

エクセルで「0」を表示しない方法は複数あり、好みによって使い分けが可能です。

以下からは主な方法を5つとMac版エクセルでの設定方法を紹介します。

  1. エクセルのIF関数を利用する
  2. オプションの詳細設定を変更して「0」を非表示にする
  3. セルの表示形式・ユーザー定義を使う
  4. 条件付き書式で「0」を白にする
  5. ピボットテーブルのオプション設定
  6. Mac版エクセルでオプションから「0」を非表示にする手順

①IF関数を利用する

エクセル特有の関数を利用して「0」を表示しない方法を知りたい場合、IF関数を使いましょう。

○○であればA、○○でなければBという条件を設定できるIF関数を上手に使えば、元の数式を生かしたうえで、セルの値が「0」の場合のみ空白表示にすることが可能です。

セルに、=IF(計算式<>0,計算式,””)と入力して、「もしセルの値が「0」でなければセルに計算値を表示する、もしセルの値が「0」であればセルを空白表示(””)にする」という設定にしましょう。

IF関数の数式を一つ正しく作れば、その数式を他のセルにコピーして使えるため、エクセルの機能を応用して効率よく作業を進められます。

②オプションの詳細設定を変更して「0」を非表示にする

つづいて紹介するのが、エクセルの詳細設定を変更することによって、「0」を表示しない方法です。オプションの詳細設定を変更する手順を参考にしてみてください。

  1. ファイルタブからオプションを開いて「詳細設定」を選択
  2. 画面下部に表示される「次のシートで作業する時の詳細設定(S)」を選択
  3. リスト内「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックを外す

詳細設定から変更を行えば、指定したシート内の「0」を一括非表示にすることができます。

③セルの表示形式・ユーザー定義を使う

特定のセルのみエクセルで「0」を表示しないようにするなら、セルの表示形式を変更しましょう。あくまで非表示にするだけのため、他のセルの計算には影響がありません。

エクセルのセルの表示形式を変更して「0」を表示しない手順は以下の通りです。

  1. 「0」を消したいセルのみを選択して右クリック
  2. 「セルの書式設定」を選択
  3. 左側に表示されるリストから「ユーザー定義」を選択
  4. 右側に表示される「種類」の入力欄に0;-0;;@と入力

完了後は見た目がすっきり読みやすくなり、表示されていたデータは残されます。

④条件付き書式で「0」の色を白にする

数式やオプションの詳細設定を変更せずにエクセルで「0」を表示しない状態を作りたい場合は、エクセルの条件付き書式を使って「0」の文字色を背景と同じ白にしましょう。

以下の手順を参考にしてみてください。

  1. 設定範囲を選択してホームタブの条件付き書式をクリック
  2. 「セルの強調表示ルール」から「指定の値に等しい」を選択
  3. 左側に表示される入力欄に「0」を入力
  4. 右側の書式メニューから「ユーザー設定の書式」を選択
  5. フォントの色を白に変更

完了後は「0」のみが自動的に白色に変更され、背景に溶け込むことでデータが残されたまますっきりとした見た目になります。

⑤ピボットテーブルのオプション設定

大量のデータを集計するエクセルの機能「ピボットテーブル」を使用した際に「0」が目立ってしまう場合は、ピボットテーブルのオプション設定で一括非表示に変更できます。

エクセルでピボットテーブルを利用しながら「0」を表示しない方法は以下の通りです。

  1. 作成済みのピボットテーブル内を右クリック
  2. 「ピボットテーブルオプション」を選択
  3. 「レイアウトと書式」を選択
  4. 「空白セルに表示する値」にチェックを入れる
  5. 右側の入力欄を空欄するかスペースを入力

完了後はピボットテーブル上の見た目が整うため、数字・データのチェックをスムーズに進めることができます。

⑥Mac版エクセルでオプションから「0」を表示しないようにする手順

Windows版に限らず、Mac版のエクセルであっても「0」を表示しないように設定できます。Windows版とは画面デザインが若干異なるため、以下の手順を参考にしてみてください。

  1. エクセル画面左上の「Excel」をクリック
  2. 環境設定を選択
  3. 作成グループ内の「表示」を選択
  4. 「次のシートで表示する項目」を選択
  5. 「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックボックスを外す

 

オプションの詳細設定ではブック全体の設定を変更できるほか、作成するシートごとに細かな設定ができます。設定変更をしたいシートを正しく選択できているかを確認したうえで、適宜設定変更をするようにしてください。

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エクセルでセルの「0」を表示しないようにする際の注意点

以下からは、エクセルでセルの「0」を表示しないようにする際の注意点を解説します。非表示設定を行う際の参考にしてみてください。

  1. 直接削除や#N/Aはなるべく使用しない
  2. シートによって「0」の意味を考慮して表示・非表示を選択する

①直接削除や#N/Aはなるべく使用しない

エクセル上で「0」を表示しないようにする場合は、前述した方法の中からニーズに合う設定方法を探すのがおすすめです。

セル内の「0」を直接削除する方法や、エラー値を意味する「#N/A」を入力する方法など、直接入力で「0」を非表示にすることも可能ですが、結果的に計算式が壊れてエラーが発生してしまう可能性も否定できません。

作業中に目障りだと感じても、まずはエクセルシートの整合性を第一に考えて「0」を表示しない設定を模索してみることが大切です。

②シートによって「0」の意味を考慮して表示・非表示を選択する

「0」を表示しない設定にしている場合は、数値としての「0」と空欄の見分けがつかない点にも注意が必要です。

エクセルで商品の在庫を管理する際、「0」を表示しない設定にしていると、セルが空欄の場合は在庫が「0」なのか、または未販売なのかを一目見ただけでは判別できません。

使用用途を加味しつつ、シートごとに「0」の意味を定義しながら設定を使い分けましょう。

エクセルでセルの値「0」を表示しないメリット

エクセルでセルの値「0」を表示しないメリット

エクセルでセルの値「0」を表示しない場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下からは2つのメリットを解説していきます。

  1. 余分な「0」を表示しないことで書類の見た目が大幅に改善される
  2. 「0」を表示しないことでデータの誤読を防げる

メリット①書類の見た目が大幅に改善される

エクセルでセルの値「0」を表示しないメリットとして挙げられるのが、見た目が改善されるという点です。多数の数値が並ぶエクセルの表やグラフを目にした時に、数値が未確定のセルに「0」が記されていると、目障りになります。

特に、取引先に渡す見積書や注文書といった書類では、書類の見た目が重視されます。シンプルですっきりとした書類に仕上げられるのは、エクセルで「0」を表示しない大きなメリットです。

メリット②データの誤読を防げる

まだ数値が確定していないセルの「0」を表示しない設定にすると、データを正しく認識してもらいやすく、データの誤認による様々なトラブルを防ぐことが可能です。

エクセルの表データをベースにして折れ線グラフや棒グラフといったグラフを作成する際にも、セルの値「0」を表示しない設定にした方がよいケースが多々みられます。

チームで共有するシート・役員向けのデータをまとめるシートなどでは、シンプルに本質を伝える工夫が必要不可欠です。エクセルでの編集時点で「0」を表示しない設定を盛り込んでおけば、実務上のチェックに費やす時間を減らしつつトラブル防止にも役立ちます。

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エクセルでセルに「0」を表示しない方法についてのまとめ

エクセルでセルの値「0」を表示しないようにする方法

エクセルでは、数式が設定されていると数値が入力されていなくてもセルの値「0」が表示されます。

表示する必要のない「0」を非表示にする方法には、IF関数を使う方法やオプションの詳細設定を変更する方法など複数のアプローチがあり、状況によって使い分けが必要です。作成するエクセルの完成度を高めるために、「0」を表示しない方法をマスターするようにしてください。

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