E資格の問題集はどんなもの?概要とおすすめの問題集5つを紹介

E資格対策になる問題集が欲しいと思っていませんか。
E資格の取得には試験に合格することが必要なので本を使って演習したいと思うのはもっともなことです。

この記事ではE資格の問題集について概要とおすすめを紹介します。

E資格とは

E資格は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する資格試験で、ディープラーニングの理論と実装能力を認定します。受験にはJDLA認定プログラムを修了している必要があります。

E資格の試験範囲

E資格の出題範囲は、数学的基礎、機械学習、深層学習(基礎・応用)、開発・運用環境となっており、特に深層学習の基礎・応用問題の比率が高くなっております。

生成AIの進化に伴い、今後は自然言語処理などの深層学習に関する問題が増えると予想されます。基礎的な知識をしっかり習得することが、応用分野を理解するためにも不可欠であり、長期的に役立つ知識を身につけることができます。

試験はコーディング問題や計算問題も含まれるため、理論だけでなく実践的な知識も重要となっています。

E資格の試験形式と合格率

E資格の試験時間は120分で100問前後の選択式問題です。合格率は試験によって異なりますが、70%前後となっています
過去には合格率が高い回もありますが、受験者の多くは機械学習やディープラーニングの基礎知識を持っており、試験の難易度はやや高めです。

JDLA認定プログラムを修了した受験者でも約3割が不合格となるため、十分な準備が求められるでしょう。勉強時間は100〜200時間、1〜3ヶ月が目安で、初心者はそれ以上の時間が必要です。

E資格とG検定の違い

JDLAは、E資格の他にもG検定を実施しており、E資格は、ディープラーニングの実装に必要な知識を問う、エンジニア向け資格で受験にはJDLA認定プログラム修了が必要であるのに対し、G検定は、AIの基礎やビジネス活用を問うジェネラリスト向け資格で受験資格はありません。

G検定はビジネス向けのAI資格で、E資格はエンジニア向けという点が異なります。

E資格の問題集とは

E資格の問題集とは
E資格の問題集とは試験合格のために内容が整えられた資格対策の本です。
E資格の試験は過去問が公開されていないため、どのような問題が出るのかがイメージしづらいという悩みがあります。

E資格の問題集では試験で出される問題を想定して、解答できるようにするための内容がまとめられています。

E資格の問題集は合格を目指す上で有用な問題・例題を集めた本

E資格の問題集には試験で合格するために実践演習をおこなえる有用な問題や例題が集められているのが特徴です。
ただE資格の合格に必要な知識について記述している参考書とは異なり、問題を解きながら学ぶことや問題に解答する能力を育むことを重視して書かれています。

E資格の問題集は合格に必要な参考書としても有用

E資格の試験対策のために基礎から学びたいという人にも問題集は有効活用できます
参考書としても使えるようにE資格に必要な内容が盛り込まれている本が多いからです。
むしろ、参考書としての内容が大半を占めていて、例題を通して学べるというくらいの本が主流になっています。

E資格の総合問題集と個別問題集が存在

E資格の問題集にはE資格取得のための試験対策を広くおこなえる総合問題集と、Pythonプログラミングやディープラーニングなどの個別の項目ごとに学べる個別問題集があります。
問題演習を通して試験対策をしたい範囲に応じて適切な問題集を選ぶと学習効率を上げることが可能です。

E資格に必須!
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E資格試験の難易度や合格率が気になる方は以下の記事をご確認くださいませ。

E資格の合格率は?試験の難易度や合格する対策も紹介

E資格のおすすめ問題集5選

E資格のおすすめ問題集
問題集による演習は学習効果を高められるだけでなく、試験当日の問題解答のスキルを磨くのにも有効です。
ここではE資格の試験対策に使えるおすすめの問題集をまとめました。
それぞれの本の特徴を紹介するので、自分の目的に合う問題集を選んで活用しましょう。

深層学習教科書 ディープラーニング E資格(エンジニア)精選問題集

深層学習教科書 ディープラーニング E資格(エンジニア)精選問題集

引用:Amazon

「深層学習教科書 ディープラーニング E資格(エンジニア)精選問題集」は、受講生の高い合格率を誇る講師陣の合格メソッドに基づいており、E2024#2以降の試験に対応した唯一の問題集です。

282問の良質な重要問題と詳細な解説を収録し、試験範囲の中で特に重要な論点を効率的に学べます。
また、試験対策に役立つ「総合問題」1回分がダウンロード提供されており、復習や力試しが可能です。

さらに、読者特典として「AI読者アシスタント」が付いており、難解な用語や解説に即座に対応してくれるため、学習のサポートも充実しています。E資格対策をしっかりと進めたい方におすすめの一冊です。

徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版(徹底攻略シリーズ)

徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ)
引用:Amazon

「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集」は、E資格試験の対策として実践的に学べる総合問題集です。
幅広い分野でAIエンジニアとして活躍したい方に最適な一冊です。

本書は、JDLA認定プログラムのセミナーを実施している講師陣が監修・執筆しており、線形代数や確率・統計、情報理論といった数学的な基礎から、AIモデルやディープラーニング、ニューラルネットワークまで幅広い内容をカバーしています。
さらに、深層学習を応用した自然言語処理や強化学習の問題も含まれており、E資格試験に必要な知識を総合的に学べます。

また、E資格のシラバスに基づいて内容が精査されているため、試験対策として非常に有用です。模擬試験も収録されており、試験の出題傾向を分析して作成された問題集なので、信頼性も抜群です。
問題の選定が優れているだけでなく、解答の解説も詳細で、正解だけでなく誤答例まで挙げて解説している点が特長です。

E資格試験対策をしっかりと行いたい方に、「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集」は非常におすすめです。

Python実践機械学習システム100本ノック

Python実践機械学習システム100本ノック
引用:Amazon

「Python実践機械学習システム100本ノック」はビジネス活用を意識したPythonプログラミングを習得するための100個の課題をまとめた問題集です。
AIプログラミングに必要なデータ分析力と機械学習の基礎的なスキルを総合的に身に付けることができます
「Python実践機械学習システム100本ノック」はE資格対策のために作られた問題集ではなく、Pythonプログラミングをするエンジニアのために設計されていますが、E資格対策をしつつ、現場で上層部からも納得してもらえる実践的なプログラミングスキルを習得するための問題集として最適です。
E資格試験でPythonプログラミングに苦手意識を持っている人は、資格取得後にビジネスマインドもあるエンジニアとして活躍できるように使ってみると良いでしょう。

人工知能プログラミングのための数学がわかる本

人工知能プログラミングのための数学がわかる本
引用:Amazon

「人工知能プログラミングのための数学がわかる本」は、E資格試験で数学に苦手意識を持っている方に特におすすめの一冊です。
E資格専用の問題集ではありませんが、AIプログラミングに必要な数学、特に線形代数をゼロから体系的に学ぶことができます。
本書は、まず例題を通して数学の基礎を学び、次に演習問題を解くことで実力を身につけるという流れで構成されています。
さらに、Pythonプログラミングにもつなげる内容が盛り込まれており、数学を学びながら実際のプログラミングに活かせる知識も習得できるようになっています。

E資格対策として、数学をしっかりと理解し、Python関連の問題も解けるようになりたい方には最適な問題集です。

徹底攻略ディープラーニング検定 ジェネラリスト問題集

徹底攻略ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集
引用:Amazon

「徹底攻略ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集」は、E資格ではなくG検定向けの問題集ですが、E資格の学習にも活用できる内容が含まれています。
上記の「徹底攻略ディープラーニング資格エンジニア問題集」と同じシリーズで、機械学習の基礎や基礎数学、ディープラーニングの手法を学ぶのに適している一冊です。
「徹底攻略ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集」は、AI初心者がまずは基礎を固め、次に専門的なスキルを学んでいくステップアップには、非常に効率的な教材と言えるでしょう。
以下の記事では、E資格取得に必要な勉強時間について詳しく解説しておりますので参考にしてください。

【2024】E資格の勉強時間はどれくらい?おすすめの勉強方法も解説

E資格セミナーで問題を得る方法

E資格セミナーで問題を得る方法
E資格の問題集は数が限られていて、総合問題集はあまり多くないのが現状です。問題を通して試験対策をしたいときにはセミナーを活用するのもおすすめです。
E資格対策のセミナーでは問題演習を重視して、試験に合格しやすい道筋を立てているケースがしばしばあります。
E資格の合格に直結するさまざまな問題を得られるセミナーとして、E資格対策ディープラーニング短期集中講座はおすすめです。
E資格対策ディープラーニング短期集中講座はeラーニングなら最短4日でE試験合格に必要な総合的知識を付けられる設計になっています
会場受講やウェビナー受講もできますが、問題集の感覚で使いたいならeラーニングが適しているでしょう。

E資格対策ディープラーニング短期集中講座では、基礎的な内容を学んだ後、E資格試験と同様の択一式問題演習を行い、試験対策ををするカリキュラムになっています。
問題演習には詳細な解説がついており、復習を通じて自信を持って試験に臨むことができます。

さらに、試験攻略のためのガイドブックも提供されており、自己学習を進めやすいのも特徴です。問題演習を通してE資格試験対策をしたい人にとって最適なサービスが整っています。

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E資格の問題集についてまとめ

E資格の問題集は試験合格のために必要な問題解答能力を身につけるのに適している本です。
総合力を付けられる問題集は限られているので、セミナーを利用して問題を手に入れるのもおすすめです。
問題演習を重視しているJDLA認定のE資格講座を選んで活用していきましょう。

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E資格の問題集はどんなもの?概要とおすすめの問題集4つを紹介
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