Jw_CADとは?主な機能やインストール方法、使い方を解説

Jw_CADは、建築や機械などの分野で幅広く利用されており、独自のJWWファイルやDXFファイルなどに対応しています。Jw_CADは、初心者でも使いやすく、高性能なCADソフトです。
今回は、Jw_CADの主な機能やインストール方法などをご紹介します。

Jw_CADとは

Jw_CADとは

Jw_CADとは、日本製の2次元CADソフトウェアのことです。CADはコンピュータを利用して設計や図面の作成を支援する技術を指し、Jw_CADはその中でも2次元空間での図面作成や設計に特化しています

Jw_CADの特長

主に建築、機械、電気、電子などの分野で使用されます。豊富な機能と直感的なインターフェースにより、プロフェッショナルな設計者だけでなく、学生などからも人気があるのが特徴です。
高度な描画機能を持ち、正確な寸法と形状を作成することができます。これにより、製品の設計や建築プロジェクトの計画などで、詳細な図面を作成することが可能です

Jw_CADの機能

ソフトウェアには、さまざまなシンボルや部品のライブラリが組み込まれており、設計の効率化と正確性を高めています。また、ユーザーコミュニティやオンラインサポートも充実しているため、ユーザーが困ったときにサポートを受けることができます。
一般的なCADフォーマットに対応しているため、他のCADソフトウェアとの相互運用性が高いです。これにより、他のCADユーザーとのプロジェクト共有やデータのやり取りがスムーズにおこなえます。

なお、Jw_CADはフリーソフトウェアであるため、無償で入手して利用可能です。

Jw_CADの主な機能4選

Jw_CADの主な機能4選

Jw_CADは非常に優れたCADツールであり、多機能性です。ここでは、主な機能である以下の4つを紹介していきます。

  1. 2D図面作成機能
  2. 2.5D機能
  3. 日影図作成機能
  4. 建具や設備などの簡単作図機能

1.2D図面作成機能

Jw_CADは、2D図面作成機能を備えたCADソフトウェアであり、直線、矩形、円などの基本図形を利用して簡単に図面を作成することができます
この機能は、建築家やエンジニア、デザイナーなど、さまざまな分野の専門家にとって非常に重要であり、プロジェクトの設計や計画の基礎となるものです。

直線、矩形、円などの基本図形は、建物の平面配置や寸法の決定、部品や装置の配置、簡単なデザインなどに使われます。これらの図形は、Jw_CADのユーザーインターフェースを介して直感的に描画できるため、操作に戸惑うことなく迅速な作図が可能です。

また、線種やレイヤーの設定もJw_CADでおこなうことができます。線種を選択することで、図面内の要素に異なる線の種類や太さを設定でき、図面の見た目や表現を改善し、特定の要素を強調したり、区別したりすることが可能です。

レイヤーは図面の要素を分類し、整理するための機能であり、特定の要素を隠したり表示したりすることで、作業の効率化や視認性の向上が図れます。

2.2.5D機能

この機能を用いることで、平面図に高さや奥行きを設定し、立体図面を作成することが可能となります。従来の2D図面に比べて、より詳細な情報やリアリティを持った立体的な表現がおこなえるのが特徴です。

2.5Dコマンドを使用すると、図面上のオブジェクトに高さや奥行きの情報を追加できます。これにより、建物や構造物などの立体的な形状を平面図に表現することが可能です。例えば、建物の壁や柱に厚みを与えたり、地形に立体的な凹凸を持たせたりすることができます。

立体図面の作成にはさまざまな手法がありますが、Jw_CADの2.5D機能は直感的で使いやすく、プロジェクトの視覚的な理解を向上させるのに役立ちます。
透視図を用いて、建物やオブジェクトの立体感をリアルに表現したり、鳥瞰図を利用して全体の配置やレイアウトを把握したりすることが可能です。

また、2.5D機能は建築分野だけでなく、製図やデザイン、工業設計などのさまざまな分野においても重要です。実際の物体や建造物の立体感を把握することで、より効率的かつ正確な設計が可能となります。

3.日影図作成機能

Jw_CADには、建築分野において重要な日影の情報を視覚的に把握するための機能が豊富にあります。日影図は建物や構造物がどのように日光に影響されるかを示す図面であり、建築の実務において不可欠な機能だと言えます。
Jw_CADの日影図作成機能では、日影図や等時間日影図を簡単に作成することが可能です

日影図は、ある特定の日時における建物の影の位置を示すものであり、建物のデザインや配置を最適化する際に非常に役立ちます。等時間日影図は、時間帯ごとの日影を示す図であり、一日を通じて建物にどのような影が落ちるかを把握することができます。

さらに、Jw_CADでは日影時間の計算が可能です。日影時間とは、建物や構造物の特定の部分が一定時間以上日陰になる時間を示すものであり、建物の周囲に影響を及ぼす可能性のある影の情報を提供します。
これにより、建物の設計段階で周辺の環境との調和を図り、快適性やエネルギー効率を向上させることができるのです。

また、壁面の日影の計算もおこなえます。壁面の日影は、特定の日時における壁面の影の位置を示す図であり、建物の外観や周辺環境への影響を評価するうえで重要です。

4.建具や設備などの簡単作図機能

建築物において、建具や設備は重要な要素であり、正確な図面作成は建築プロジェクトにおいて必要不可欠です。Jw_CADは特定のコマンドを利用して、建具平面、建具断面、建具立面などの図面を迅速で簡単に作成する機能を持っているのが特徴です

例えば、建具平面コマンドを用いると、ドアや窓などの建具を平面図上に配置し、開口寸法や位置を指定できます。これにより、建具の位置や寸法を正確に図面に反映させることができます。

建具断面コマンドは建具の断面図を簡単に作成する機能を備えており、建具の構造やデザインを詳細に作成可能です。この断面図は、施工段階や製造において重要な情報です。
また、建具立面コマンドを使用すると、建具の立面図を容易に作成できます。建具の外観を示す図面であり、建物全体のデザインにおいて重要な役割を果たします。

さらに、Jw_CADでは建具データのカスタマイズが可能です。標準の建具形状だけでなく、特注の建具や設備を設計する際にも非常に便利です。これにより、さまざまな建具や設備を柔軟にデザインし、プロジェクトに適した図面を簡単に作成できます。

Jw_CADのインストール方法

Jw_CADはWindows 8, 10, 11上で動作します。Jw_CADをインストールするには、以下の手順の通りです。

  1. Jw_CADの公式サイトから最新版のファイルをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。
  3. 使用許諾契約書をすべて読んで「同意する」にチェックし、「次へ」をクリックします。
  4. インストール先を指定して「次へ」をクリックします。
  5. 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
  6. インストールが完了したら「完了」をクリックします。

Jw_cadのインストール手順や基礎知識について以下の記事でも詳しく解説しておりますのでご参照くださいませ。

Jw_CADの入門知識!機能やインストール手順

Jw_CADの基本的な使い方

Jw_CADの基本的な使い方

Jw_CADの基本的な使い方は以下の通りです。ただし、バージョンによって機能やインターフェースが異なる場合があります

1.インターフェースの理解

Jw_CADを起動すると、CADの主要な作業領域が表示されます。画面上部にはメニューバー、左側にはツールパレットやプロパティウィンドウ、中央には作図領域があります。

2.新規図面の作成

「ファイル」メニューから「新規作成」を選択して新しい図面を作成します。または、既存のファイルを開くこともできます。

3.線の描画

線を描画するには、ツールパレットから「直線」ツールを選択し、作図領域上で始点と終点をクリックします。必要に応じて長さや角度を指定することもできます。

4.図形の描画

円、楕円、四角形などの図形を描画するためのツールが用意されています。それらを使って必要な図形を作成します。

5.寸法や角度の設定

描いた図形に対して寸法や角度を設定することが重要です。ツールパレットから「寸法」ツールを選択し、寸法を取る対象の要素を選択します。

Jw_CADの寸法入力の方法!斜めや円形の図形の入力もわかりやすく解説

6.レイヤーの使用

図面の管理を効果的におこなうために、レイヤーを使用します。異なる要素を異なるレイヤーに配置することで、図面を整理することができます。

7.編集操作

図形の移動、コピー、削除などの操作は、選択した要素に対して右クリックし、コンテキストメニューからおこないます。

8.保存と出力

作成した図面は定期的に保存しましょう。ファイルメニューから「保存」を選択して保存します。必要に応じて、図面を印刷したり、画像ファイルとしてエクスポートすることもできます。

Jw_CADについてまとめ

Jw_CADは優れたCADツールであり、使いやすさと多機能性が魅力です。プロフェッショナルな設計者から趣味で使う方まで幅広いユーザーに向けて、高品質な図面作成をサポートしています。
無料で利用できることから、入門用のCADソフトとしてもおすすめです

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