WordPressを習いたいと思っても、「パソコン教室とオンライン講座のどちらがよいのか」「初心者でもWebサイトを作れるようになるのか」と迷う人もいるでしょう。WordPressはブログや企業サイトの更新に使えるほか、Webサイトの制作にも活用できます。
ただし、記事の投稿方法を覚えたい人と、デザインの変更やテーマ開発まで習う人では、覚えるべき知識が異なります。まずは、自分に合った学習目的は何かを考えて、それに合った講座を選ぶことが大切です。
そこで本記事では、WordPressを習う3つの方法を解説し、おすすめの講座・スクールを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
WordPressを習うには?主な3つの方法

WordPressは、以下のようにパソコン教室やWordPressのセミナー、動画型のオンライン講座などで習うことができます。
| WordPressを習う方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| パソコン教室・スクール | 講師に質問しながら、自分のペースで操作を学べる | 講師のサポートを受けながら学びたい人 |
| 短期集中セミナー | 1日〜数日程度で基本操作やサイト制作を集中的に学べる | 短期間で必要な知識・スキルを身につけたい人 |
| 動画型のオンライン講座 | 好きな時間に受講でき、分からない部分を繰り返し視聴できる | 自分のペースで学習を進めたい人 |
まずは、自分に合った学習環境はどういったものか、考えてみましょう。その上で、自分に合った方法で習うことが大事です。
パソコン教室・スクールで習う
WordPressの操作を講師に教わりながら習いたい人には、パソコン教室やスクールが向いています。教室では、講師の説明を受けながら実際にパソコンを操作し、記事の投稿や固定ページの作成などを学べます。
分からない操作をその場で質問できるため、パソコンの扱いに不安がある人でもスムーズに学習を進められるでしょう。決まった日時に通うことで、学習を継続するきっかけにもなります。
ただし、受講できる曜日・時間帯やカリキュラムは教室によって異なります。通学にかかる時間や費用も考慮して、自分が習うべき内容に対応しているか、事前に確認することが大切です。
短期集中セミナーで習う
短期間でWordPressの基本操作を身につけたい人には、短期集中型のセミナーで必要な事柄を習うのがおすすめです。1日から数日程度で学ぶ講座が多く、仕事の合間や休日などを利用して、必要な知識をまとめて習うことができます。
またセミナーの場合、WordPressの初期設定から記事の投稿・サイトの編集まで、一連の操作を実習形式で習うものも多くあります。講師の説明に沿って作業を進めることで、操作手順と実際の画面を結びつけて理解できるでしょう。
一方、セミナーは限られた時間で複数の内容を学ぶため、受講後の復習が欠かせません。申し込む前に実習内容や受講条件を確認して、自分の目的に合ったものを選びましょう。
WordPressを習うためのセミナーに関しては、以下の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてください。
動画型のオンライン講座で習う
自分のペースでWordPressを習うのが理想という人には、動画型のオンライン講座がおすすめです。インターネット環境があれば自宅などで受講でき、仕事や家事の合間にも学習を進められます。
動画を繰り返し視聴して必要な事柄を習う講座なら、理解できなかった操作を見直したり、実際にWordPressを操作しながら、手順を確認したりすることも可能です。初期設定やテーマの編集など、苦手な部分に時間をかけられる点もメリットです。
ただし、動画視聴だけでは操作が身につかない場合もあります。習った内容を自分のサイトで試すことに加え、質問対応の有無や教材の更新状況も確認しておくと安心です。
なお、WordPressに加えてWebデザイン関連のスキルも習うことを考えている人は、GETT Proskillの「Webデザインセミナー 全7講座パック」の受講もおすすめです。WordPressを含む複数の講座を通じて、Webサイト制作に関連する知識やツールの使い方を習うことができます。
WordPressを習うには独学と講座受講のどちらがよい?
WordPressは独学でも習得できますが、習う目的や現在の知識レベルによって、適した方法は異なります。
例えば、ブログの記事を投稿したり、既存サイトの情報を更新したりする程度であれば、独学でも十分に対応できるでしょう。WordPress公式の学習サイト「Learn WordPress」などを活用すれば、基本操作からサイト制作まで、自分のペースで学習できます。
一方、WordPressを使って本格的なWebサイトを制作したい場合や、分からない操作を講師に質問しながら習いたい場合は、講座の受講がおすすめです。独学と講座受講の主な違いは、以下の通りです。
| 項目 | 独学で習う場合 | 講座・スクールで習う場合 |
|---|---|---|
| 費用 | 無料教材などを活用すれば費用を抑えられる | 受講料がかかる |
| 学習ペース | 自分の都合に合わせて進められる | カリキュラムや受講期間に沿って学ぶ |
| 質問・サポート | 基本的に自分で調べて解決する | 講師に質問できる講座もある |
| 学習内容 | 必要な内容を自分で選ぶ | カリキュラムに沿って体系的に学べる |
| 向いている人 | 費用を抑えて自分のペースで学びたい人 | 講師のサポートを受けながら効率よく学びたい人 |
まずは、WordPressを使って何ができるようになりたいのかを明確にすることが大事です。まずは独学で基本操作を試し、難しいと感じた部分を講座で習う方法もあります。学習に使える時間や予算も考慮し、自分に合った方法を選びましょう。
WordPressの勉強方法や習う際のポイントに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。まずは、独学で習うことを考えている人にもおすすめの内容なので、ぜひ参考にしてください。
WordPressの講座やセミナーで習う内容

WordPressの講座やセミナーでは、以下のように基本操作からWebサイトの制作・カスタマイズまで、さまざまな内容を習うことができます。WordPressの講座・セミナーなどで習う主な内容について確認しておきましょう。
- WordPressの基礎知識・初期設定
- 記事・固定ページの作成と更新
- テーマ・プラグインを使ったサイト制作
- HTML・CSS・PHPなどを使ったカスタマイズ
①WordPressの基礎知識・初期設定
WordPressの講座では、サイトを作る前に必要な知識や初期設定などから習うことが可能です。まずはWordPressの仕組みから確認し、管理画面の見方や基本的な用語などを丁寧に解説してくれる講座が多くあります。
また実習では、サイト名や日時などの設定や、パーマリンクと呼ばれるページURLの設定なども扱います。ただし、WordPressの操作方法に重きを置いている講座と、サイトの開設準備から習う講座では、学習範囲が異なるケースも多いので注意しましょう。
②記事・固定ページの作成と更新
WordPressの基本操作を習う講座では、Web記事や固定ページの作成・編集方法などを学べます。Web記事はブログやお知らせなど、継続して情報を発信する場合に有効です。一方、固定ページは会社概要やお問い合わせなど、比較的内容が変わりにくいページの作成に向いています。
特にWordPressの実習では、文章の入力から画像の挿入・見出しの設定・リンクの追加などを習うとともに、ブロックエディターの使い方を覚える講座が多くあります。
さらに作成したページを下書きとして保存したり、プレビューで表示を確認したりするのも、Webページの制作には欠かせない操作なので、初心者向けの講座では必ず習う項目の一つです。
③テーマ・プラグインを使ったサイト制作
WordPressでは、テーマを使ってサイト全体のデザインを設定し、プラグインで機能を追加できます。講座では、テーマの選び方や有効化の方法を学び、色・文字・レイアウトなどを調整する操作などを習うことができます。
また、プラグインのインストールや有効化・更新といった基本操作も習う対象です。ただし、使える編集機能はテーマによって異なり、同じ手順で操作できるとは限りません。特に、ブロックテーマと従来型のテーマでは、サイト全体の編集方法に違いがあります。
講座を選ぶ際には、実習で使用するテーマを確認しておくと、自分が制作したいサイトとの相性を判断しやすくなるでしょう。
④HTML・CSS・PHPなどを使ったカスタマイズ
WordPressの見た目や動作を細かく調整したい人は、HTML・CSS・PHPなどを習う講座もおすすめです。HTMLはページの構造、CSSは色や余白などのデザインを指定するための言語です。PHPはWordPressのテーマや、機能を開発・変更するときに使われます。
例えば、既存のテーマで対応できないレイアウトをCSSで調整したり、テーマの仕組みを理解して、表示内容を変更したりする学習が考えられます。
ただし、記事の投稿や通常のサイト更新が目的なら、初めから細かく習う必要はありません。自分がWordPressでどういった作業をどこまでできるようになりたいのか、よく考えた上で習う講座を選びましょう。
WordPressを習うことができる講座・スクール5選

WordPressの使い方を習う講座やスクールには、短期集中型のセミナーから、数カ月かけてサイト制作を学ぶスクールまで、さまざまな選択肢があります。WordPressの基本操作やサイト制作を習うための、講座・スクールのおすすめを紹介します。
| 講座名 | 提供会社 | 習う内容 | 講座の強み | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|
| WordPressセミナー | GETT Proskill | 基本操作・サイト制作・SEO対策・プラグイン活用 | 短期集中実習で、サイト制作から公開まで幅広く学べる | 低 |
| WordPress講座 | ハロー!パソコン教室 | サイトの更新・編集 | 初心者向けのサイト更新・画像編集を学べ、修了証も発行される | 受講回数次第 |
| WordPress入門講座 | デジハリ・オンラインスクール | サイト構築・テーマ制作・PHPの基礎 | 子テーマのカスタマイズからPHPの基礎・テーマ制作まで学べる | 中 |
| WordPressクリエイター | Winスクール | HTML・CSS・WordPressのサイト制作 | HTML・CSSの基礎からWordPressによるサイト制作まで体系的に学べる | 高 |
| WordPressコース | SHElikes | 初期構築・ブロックテーマによるサイト制作 | ブロックテーマを使った制作実習に加え、関連スキルも学べる | 高 |
GETT Proskill「WordPressセミナー」

GETT Proskillの「WordPressセミナー」は、WordPressの基本操作からWebサイトの制作・運用までを短期間で習う講座です。
管理画面の使い方やサイトの構築・設定に加えて、テーマ・プラグインの活用やSEO対策など、実務で役立つ内容を扱います。実際にWordPressを操作しながら学べるため、サイト制作の一連の流れを理解できるでしょう。
著者自身もWordPressを触って覚えるまでは、何をどう操作すればWebページが出来上がるのか、なかなかイメージできませんでした。
一方、このセミナーでは、企業サイトのトップページ作成から、スマートフォン対応・サイトの公開まで、実際に制作しながら習うのが特徴です。操作方法だけでなく、Webサイトが完成するまでの流れを一通り経験できるため、初めてWordPressを習う人にもおすすめです。
| セミナー名 | WordPressセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
ハロー!パソコン教室「WordPress講座」
ハロー!パソコン教室の「WordPress講座」は、WordPressを使ったWebサイトの更新・編集方法を習う講座です。HTML・CSSなどの専門知識がない初心者でも習うことが可能で、記事の作成・更新や固定ページの編集など、Webサイトの運用に必要な操作を習得できます。
また、無料の画像加工ソフトを使った画像編集についても学べるため、文章だけでなく画像を含むページの更新にも役立つでしょう。講座はWebサイトの更新担当者に必要なスキルを中心に構成されており、修了時には修了証も発行されます。
デジハリ・オンラインスクール「WordPress入門講座」
デジハリ・オンラインスクールの「WordPress入門講座」は、動画教材を使ってWordPressによるWebサイト制作を習うオンライン講座です。
WordPressのインストールや管理画面の操作に加えて、子テーマを使ったカスタマイズ・PHPの基礎・テーマ制作など、Webサイトの構築に必要な知識を習うことができます。
受講期間は約3か月で、動画教材を繰り返し視聴しながら、自分のペースで学習が可能です。ただし、HTML・CSSの基礎知識がある人を対象としているため、事前にある程度は習得しておく必要があるでしょう。
Winスクール「WordPressクリエイター」
Winスクールの「WordPressクリエイター」は、HTML・CSSの基礎からWordPressを使ったWebサイト制作まで習う講座です。HTML・CSSによるコーディングに加えて、WordPressのテーマ・プラグインを活用したサイト構築など、Web制作に必要な知識を学習できます。
単にWordPressの操作を覚えるだけでなく、Webページの構造やデザインの仕組みについて理解を深められる点が特徴です。教室での受講だけでなくオンライン受講にも対応しており、講師の指導を受けながら学習を進められます。
SHElikes「WordPressコース」
女性向けキャリアスクールのSHElikesが提供する「WordPressコース」は、実際にWebサイトを制作しながら、WordPressの基本操作や初期構築の方法を習うオンライン講座です。
全3レッスンで構成されており、学習期間は1カ月が目安です。ブロックテーマを使ったサイト制作に加えて、スムージーショップのホームページを作る実習を通じて、Webサイト制作の一連の流れを学べます。
また、SHElikesではWebデザインやライティングなどのコースも提供しているため、WordPressと関連するスキルを組み合わせて習う点も特徴です。
WordPressを習う講座・スクールの選び方
WordPressの講座・スクールを選ぶなら、まず何をできるようになりたいのかを明確にしましょう。ブログの更新や企業サイトの運用が目的なら、記事の投稿・固定ページの編集など、基本操作を習う講座が適しています。
一方、サイト制作やカスタマイズを目指す場合は、HTML・CSS・PHPなどを扱うかも確認しましょう。受講形式・学習期間が自分の生活に合っているか、分からないことを講師に質問できるかも重要なポイントです。
受講費用に注目して選ぶ人は多くいますが、実習内容や習得できるスキルも比較することが大切です。特に、Webサイト制作を幅広く習うことを考えている場合は、WordPressに加えてWebデザインに必要な知識やツールの使い方を、横断的に学べる講座もおすすめです。
WordPressとWebデザインをまとめて習うセミナー

WordPressだけでなく、Webデザインに関連するスキルも習得したい人には、GETT Proskillの「Webデザインセミナー 全7講座パック」がおすすめです。WordPressに加えて、Canva・Photoshop・Illustratorなどのデザインツールや、Blender・Unity・ZBrushを使った3D制作なども学べます。
著者もWebページの制作に携わってきましたが、初心者の頃は習うべきことが多く、何から手をつければよいか分かりませんでした。さまざまなことを並行して学んだものの、どれも中途半端になってしまうことが少なくなかったのが実態です。
その点、この講座はツールごとに学習内容が分かれているため、自分に必要なスキルから一つずつ習得を目指せる点がメリットです。 例えば、WordPressでサイト制作の基本を学んでから、CanvaやPhotoshopを使った画像制作へと習う範囲を広げることもできます。
何から習うべきか迷っている人や、Web制作に関連する複数のスキルを段階的に身につけたい人は、ぜひ受講を検討してみましょう。
| セミナー名 | Webデザインセミナー全7講座コース |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 77,000円〜 |
| 受講形式 | eラーニング |
WordPressを習う方法についてのまとめ
WordPressを習う方法には、パソコン教室・スクールや短期集中セミナー・動画型のオンライン講座などがあります。それぞれ学習内容や受講形式が異なるため、自分の目的に合った方法を選ぶことが大切です。
また、これからWebサイトの制作にチャレンジする人は、WordPressだけでなく、Webデザインに必要な知識・スキルを効率的に習う講座もおすすめです。
まずはWordPressで何ができるようになりたいのかを明確にして、必要な知識やスキルを身につけられる学習方法を選びましょう。