IT 【2026】データ活用セミナーおすすめ10選!無料の入門セミナー・総務省のオンライン講座も紹介

【2026】データ活用セミナーおすすめ10選!無料の入門セミナー・総務省のオンライン講座も紹介

「データ活用」と聞くと、データサイエンティストのような専門職の仕事だと思われがちです。

しかし近年は、経済産業省の「デジタルスキル標準」でも示されているように、企業がDXを進めるうえで社員全体のデータ活用スキルを高めることが重視されています。

本記事では、おすすめのデータ活用セミナーを10選ご紹介します。初心者向けセミナーや人気のeラーニング、総務省のオンライン講座まで幅広くお伝えするので、データ活用力を底上げしたい企業の担当者様はぜひご参照ください。

そもそもデータ活用とは?

データ活用とは、データを分析し、業務の改善や意思決定に役立てることです。具体的には、「データの蓄積→分析→予測→在庫や業務の最適化」という流れで、データを業務に活かしていきます。

ビジネスシーンでよく耳にする「データドリブン」とは「データを根拠にした判断・行動」のことで、まさに「データ活用」を体現した言葉といえるでしょう。

業務領域別のデータ活用状況

デジタルデータ活用の現状と課題では、実際の現場ではデータ活用がどの程度浸透しているのでしょうか?

総務省の「デジタルデータ活用の現状と課題」によると、データを何らかの形で活用している企業は、大企業では約9割(90.9%)、中小企業でも半数以上(55.6%)でした。産業別では、以下のようなデータが出ていました。

  • 製造業(84.2%)
  • 情報通信業(72.5%)
  • 商業・流通業(71.3%)
  • エネルギー・インフラ(63.6%)
  • サービス業(63.0%)

上記から、データ活用が広がっている業界は、業務が数値化しやすい(稼働時間や不良品率、在庫数など)製造業や流通業であることがわかります。

参照:総務省「デジタルデータ活用の現状と課題」

このように、データ活用は製造業で進む一方、上層部のDXに対する理解不足、日本で多くみられる「縦割り社会」が生み出す弊害など、データ活用の広がりに対する壁も存在します。

以下の記事では、データ活用をはじめとした「製造業でDXが進まない理由」にスポットを当てて解説しているので、ぜひこちらもご一読ください。

【2026】製造業DXとは?進まない理由や課題点・成功事例10選も紹介

データ活用を学べるおすすめセミナー10選

データ活用を学べるおすすめセミナー10選さっそく、「自社の業務にデータ活用を取り入れたい」という企業様に向け、データ活用を学べるセミナーを10選ご紹介します。

ここでは、データ活用セミナーを比較しやすいように主な特徴、料金、受講期間、学習時間、受講形式を一覧表にまとめてお伝えしましょう。なお、動画で学ぶeラーニングの場合、期間の項目に動画の視聴可能期間を記載しています。

セミナー名 運営元 主な特徴/内容 料金 期間 時間 型式
ビジネス向けデータ活用セミナー GETT Proskill
  • 会場と同レベル
  • ハンズオンで学習
次項参照 次項参照 次項参照 次項参照
ビジネスパーソンのためのデータ活用超入門 アイラーニング
  • レベル/目的別講義
  • ハンズオン×座学
11,000円 180日 2時間 eラーニング
ビジネスデータの分析研修 インソース
  • Excelでの分析
  • 月1~4回開講
39,600円 1日 約5時間 会場/オンライン
データを価値に変えるデータ活用セミナー Gakken Skills GATEWAY
  • 開催日が指定
  • 全社員を対象
27,500円 1日 3時間 オンライン
データ活用リテラシー講座 アシスト
  • 10名から受付
  • 1社研修も可能
80,000円
(1名)
1日 7時間 オンライン
データ活用研修 AVILEN
  • 基礎/応用から選択
  • スキルレベル確認
38,500円
(基礎)
2ヵ月 5時間 eラーニング
データサイエンスオンライン講座 総務省
  • 2講座開講
  • 講座は随時更新
無料
  • 4週間
  • 5週間
不明 eラーニング
初心者のためのデータ分析法入門 データサイエンス研究所
  • 受講日を選択可
  • PCの演習なし
無料 要問合せ 不明 オンライン
マーケティングオンラインセミナー MSIISM
  • 過去講座の録画
  • 中央大教授の講義
無料 要問合せ 不明 eラーニング
無料のデータベーストレーニング AWS
  • AWSの資格取得用
  • 18トレーニング
無料 なし 17時間15分 eラーニング

最もおすすめのデータ活用を学べるセミナーは?

ビジネス向けデータ活用セミナー10のデータ活用セミナーを見てきましたが、どのデータ活用セミナーが良いか決めかねている方もいるでしょう。

私が今回調査した中で、特に「実務で使える実践的な内容」「手軽でお得に学べる」と感じたセミナーは、GETT Proskillのビジネス向けデータ活用セミナーでした。

実データを使った現場目線の講習

このセミナーは、実際の業務で扱うようなデータを使うため、普段の業務で「手作業で直している」「複数のデータをまとめたい」と感じる場面に置き換えながら学べます。たとえば、以下のような内容です。

  • データクレンジング→Excelデータの表記をきれいに整理
  • ID設計と正規化→顧客・商品などのデータを適切に管理
  • XLOOKUPによるデータ結合→複数のExcelデータを一つに集約

口コミでも「業務に置き換えやすい」と評価

データ活用セミナーのメリットは、実際の口コミからも伝わってきます。

「具体的な業務データ」を題材にしているため、学んだことがそのまま自分の仕事にリンクしました。これまで手作業での修正に奪われていた時間が劇的に削減できそうです。

宮城県 M.Y様

このように、データ活用を知識として学ぶだけでなく、普段の仕事でどう使うのかまでイメージしやすいのが、このデータ活用セミナー最大の魅力です。また、セミナーは申し込み後1年間いつでも視聴可能で、会場受講と同等の内容を動画で学べます。

さらに、キャリアアップ助成金や人材開発支援助成金も利用できるので、時間をかけてじっくりスキルアップしたい方はもちろん、「お得にデータ活用研修を受けたい」という企業様にも向いているセミナーです。

セミナー名ビジネス向けデータ活用セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)11,000円〜
受講形式eラーニング

事例から学ぶ!データ活用セミナーのリアルな成果

総務省の情報通信白書 国内ビッグデータ活用事例続いて、データ活用をセミナーで学ぶメリットを実感してもらうため、具体的なデータ活用事例を見てみましょう。ここでは、総務省の情報通信白書「国内ビッグデータ活用事例」からお伝えします。

企業名 活用データ 主な取り組み 成果
ダイドードリンコ
  • 消費者アンケート
  • アイトラッキング
    (視線データ)
  • 消費者の視線を分析
  • Z型に動く視線を確認
  • 注力商品を左下に陳列
  • 該当商品の売上増
  • 左上配置を変更
富士通
  • 気象データ
  • 作業実績データ
  • 各種農業データを収集
  • 優れた栽培実績を参照
  • 作業の無駄減少
  • コストを削減
IHI
  • リモートセンシング画像
  • 気象データ
  • GPSデータ
  • カメラで生育状況を撮影
  • 生育状態を可視化
  • 作業の適正化
  • 収量の安定化
大阪ガス
  • 渋滞データ
    (車載GPS)
  • 専門チームを設置
  • 関係部署との密な連携
  • 効果的な車両の配置
  • 全社的業務効率化

このように、データを業務に活用することで、現場の課題を「~だろう」という予測から「根拠ある判断」での改善へと変えられます。その結果、売上向上・コスト削減・業務効率化などの具体的な成果につなげられることがうかがえました。

参照:総務省情報通信白書「国内ビッグデータ活用事例」

データ活用セミナーで使える助成金

データ活用セミナーで使える助成金一部のデータ活用セミナーでは、受講料を一部支援してくれる助成金を活用できます。たとえば、データ活用セミナーで使える主な助成金「人材開発支援助成金」では、最大75%の補助を受けられます。

ここでは、人材開発支援助成金、およびキャリアアップ助成金をご紹介しましょう。

人材開発支援助成金

7つのコースで構成された厚生労働省の人材開発支援助成金は、DX人材育成を目指す企業をサポートする制度です。

今回は事業主が計画に沿って従業員にデータ活用セミナーなど訓練を受けさせた際、費用の一部を最大75%負担する「人への投資促進コース」の助成率・助成額をご紹介しましょう。

訓練メニュー 対象・概要 助成率 助成額
高度デジタル人材訓練/成長分野等人材訓練 成長分野の高度人材育成 75%、60% 1,000円、500円
情報技術分野認定実習併用職業訓練(※) 未経験者へのOFF-JT+OJT 60%、45% 800円、400円
定額制訓練(※) サブスク型の研修 60%、45% ー
長期教育訓練休暇等制度 30日以上休暇/短時間勤務 ー 20万円
自発的職業能力開発訓練(※) 従業員の自発的な訓練 45% ー

なお、助成率・助成額は「中小企業、大企業」の順で記載しています。(※)が付いたコースは、賃金や資格などの要件を満たすと助成率が15%アップし、助成額も一定額加算されます。

参照:人材開発支援助成金「人への投資促進コース」

キャリアアップ助成金

厚生労働省が実施しているキャリアアップ助成金は、非正規雇用から正社員へステップアップさせたい企業を支援する助成制度です。たとえば、データ活用セミナーを「従業員を正社員化する」という目的で使えば利用できます。

ここでは、このキャリアアップ助成金の中でも多く活用されている「正社員化コース」の支給額をお伝えしましょう。

区分 正社員化前の雇用形態 助成額/1人
中小企業 有期雇用労働者 80万円
無期雇用労働者 40万円
大企業 有期雇用労働者 60万円
無期雇用労働者 30万円

なお、キャリアアップ助成金は2期に分けて半額ずつ支給されます。

参照:キャリアアップ助成金「正社員化コース」

データ活用セミナーで使えるキャリアアップ助成金については以下の記事でくわしく解説していますので、利用を検討する企業様はぜひご参照ください。

【2026】キャリアアップ助成金とは?条件・金額・申請方法をわかりやすく解説

データ活用を学べるセミナーでよくある質問

データ活用セミナーを検討する際、「どんな人が受講できるのか」「どのレベルまで学べるのか」など、気になるポイントは多いものです。ここでは、データ活用セミナーで特に問い合わせの多い質問をまとめました。

社会人向けのデータ活用セミナーはありますか?

はい、社会人向けのセミナーは初心者向けの入門セミナーから、実務で使える実践セミナーまで種類も豊富です。動画で学ぶeラーニングなど、社会人でも学びやすいセミナーも多く開催されています。

データ活用セミナーではどのようなデータを扱いますか?

それぞれのデータ活用セミナーによって異なりますが、一般的にはExcelやCSV形式の架空の売上・顧客データなどを使います。

Pythonのスキルは必要ですか?

初心者向けの基礎から学ぶセミナーであれば、Pythonの事前知識は不要です。こうした入門セミナーでは、ExcelやCSVなどを使い、Pythonには触れずに学習を進めます。

データ活用セミナーについてまとめ

データ活用セミナーは、有料や無料、オンラインまたはeラーニング、会場など、多彩な形式で開催されています。種類が豊富なため選ぶ際に迷いがちですが、受講料金や受講形式、学べる内容など比較ポイントを総合的に評価することが重要です。

中には、最大75%補助する「人材開発支援助成金」など、国の補助金を使えるデータ活用セミナーもあるので、料金に加え、助成金への対応も必ず確認しておきましょう。

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